船舶免許の更新に思い出す”教育のひずみ!!”

2010年5月25日  今日は、朝から小型船舶一級の免許書の更新の講習会に参加する為に横浜にやってきた。この免許、シンペイの弟の啓介(ケッケ)とボクが23歳の時に取得したんです。その時は『いつか金持ちになった時に必要になるから、暇な今のうちにとっておこうかぁ!』という気軽なアイデアで取ったのだ。 それも申し込みに行ったら、4級船舶の免許が12万円(今と比較したら恐ろしく高額)で一級が18万円だったから、なんとなく『一級の方が割安じゃないの・・・』という程度の発案。 ところが講習に通い始めてビックリ!! まず一級は土日を使って約10日間位通い、それも朝から晩までの講習。その上、当時の学校は”日本船舶振興会”なる恐ろしい団体の直轄だと記憶しているが、その教官が恐ろしく厳しい教官で、実技試験なんて暴力まで振るう始末! 一緒に受講していた年輩者の半分が教官の態度が悪いのに嫌気がさして学校を途中で辞めていったのだ。 そして実技実習は10トン位の中型の船で、それも横須賀の沖の浦賀水道で、海流的にも相当に厳しい地域で、ものすごいウネリのなかでの実習だった記憶があるのだ。(当然に悲惨な状況!多くの受講生は・・・) 当時は今の様にIT化も進んでなくて、六分儀(ろくぶんぎ)なる、きっと大航海時代からそんなに変化のしていない(たしか太陽の位置と水平線・・・いや忘れたが、要するに天文学的に海上での自分の位置を割り出す超原始的な精密機械。・・・だと思う。)物での計測とか、それを海図(海の地図)に書き込んだり・・・今みたいなGPSなんて発達していない時代だからねぇ・・・とにかく400ページの本二冊を丸暗記的に詰め込んで、試験前日は、人生であんなに勉強をした事が無いと思う程に頑張ったのだ!(笑)???晴れて実技、筆記試験を合格して免許を取る事ができた。・・・感無量!  しかし忘れられない衝撃的な体験。免許を取って間もなくの事、縁あって先輩の船を操縦する機会に恵まれた。そして港を出る時に正面から一艘のクルーザーが入って来た。角度で言えば正面・対・正面になった。クルマならば”左側通行”と決まっているから相手を右に見て通過すればいいのだが、一夜漬けで勉強したのがたたって・・・瞬間に判断出来なかったのだ。立ち往生するにも船にはブレーキが無い。止まる事も出来ずに・・相手方の船長さんの判断に委ねた・・・ハッキリ言って思いっきり”教育のゆがみ”を感じた。一夜漬けのお勉強はダメだっ! こんなままに海上に出たら・・・死ぬ(笑) (正確にはお互いが右に回避!と先日の講習で学んだ!) いつか船で世界一周をしてみたいという夢はいつも持っている。期限はつけていないけど・・・(笑)