震災後の約二ヶ月が経過した5月下旬に青森、岩手、秋田、山形、宮城、福島を訪れた。様々な目的があったが、やはり被災地を生で見ておきたいというのが第一の目的だった。津波に飲み込まれた街はまさに明暗が分かれていて道路を隔てた左側は悪夢のような景色、かと思うと右側は全く何も無い平和で飲み込まれた街とその境目がハッキリとしていてビックリだった。陳腐な言葉だが自然は恐い。とても戦える相手ではない。 そして未だなお、見えないニオイの無い敵と戦う福島に人々の強さには感動をした。 もちろん開き直っていると言えばそれまでだが、久々に会った友人は『私たち、薄い放射能を浴びて新たに進化をしてます!頑張ります!』との挨拶・・・言葉も無かった。その説、オレも応援するから! 彼ら、彼女らは何かをしたいのだ。そして今回、期限付きの依頼を受けて”ヒマワリの種”が欲しいという。それも大量にだ。ご存知の通り、ひまわりはセシウムなど地中に落ちた放射線物質を吸い取ってくれるという効果があるのだ。だが福島ではそのヒマワリの種を手に入れる事が難しく、それをヒマワリを撒ける6月の中旬までに欲しいとの事。その話をした午後から全国の友達にツイッターやブログを通じてお願いして、現地にまたウチに送って頂いた。多くは寄付で頂けたが、一部は買いあげた。結果、6月7日までに目標の400キロを大きく超えて1トン(1000キロ)が集まり、福島の人々の手によって方々に分けられ撒いてもらえた。数ヶ月で福島の何エーカーかの広大な土地にヒマワリが咲いて人の目も和ませて、そして少しでも土壌浄化に役立てば何よりだ。 今回、またまた多くの方々の力をお借りした。本当に感謝しています。お礼はヒマワリ畑になった写真一枚になるかと思いますが、福島の人々はい多くの人々の愛に支えられて、かなり力強く生きています。これからも様々な援助をしていきたいですよね。ヨロシクお願いします。 あと、義援金で放射線測定器ガイアカウンター(約12万円)を二台、保育園に空気清浄機2台、児童用のマスクを寄付しました。それも感謝です。(義援金の会計報告ですが、もう少し時間を下さい。かなり事務処理で時間がかかっています。)