ここは数あるアメリカンナイズされた店の中でもダントツにアメリカ的である。アメリカ的とはどんな”的”だろうか。アメリカには圧倒的に血液型O型が多いと聞く(日本人は圧倒的にA型。ところでAB型が多い国なんてあるんだろうか?。)従ってオオザッパな性格の人間特有の手間をを省いてラクして楽しみましょ・・・・的かぁ・・。細かい事言わないで・・・騒いで食いましょう・・・・的かぁ。この店のロケーションは最高にイイ。日本人に占拠されているワイキキビーチだがこの周辺にはいたって少ない。場所はホテルの1階なのだが、オープンエアーを超越して砂浜の上というほどに海である。そしてお決まりの”タイマツ”が海を向いて火を吹いている。これはステーキ店の象徴である。
店のメニューをみて早速にステーキを注文。そしてやる気満々のウェートレスお姉ちゃんが持ってくるのは”生のそのままのステーキ””肉屋で売っているそのまま””肉魂のスライスそのまんま””さっきまで牧場を散歩していた”・・・(そんなこたぁ無い!!)である。演出も何も無いそのまま。ただ、ステンレス製の皿にのる肉塊。おネーちゃんはそれをテーブルに置いて帰ってしまう。ナント、その店は各自そのステーキを10メートル以上あろうグリルに持っていって自分で好きな様に焼くのだ。ウエルダンもミディアムも貴方の焼き方次第だ。塩も胡椒もシーズニングも御自由に・・・・だから不味くても誰にも文句言えない。しかし、不思議と自分で焼いていると愛着が湧いてきて可愛くなってくる。モーチャンとかウッチャンとか愛称で呼んで焼いてあげよう。農作物みたいに話しかけると美味しくなるような気がしないかい。ソーラ、そんなに日焼けして大丈夫かい。もう少しお塩でもかけて上げようかァ・・・(最後には食ってしまうんだけどね。)。客で店に来ているのに友達の庭でバーベキューをしているみたいな不思議な店です。味は自分で味付けだから大丈夫。不味かったら自分を責めよう。反省しながら、よそ見している誰かのと変えちまおう。(オレはやってないョ。)
サイドオーダーは全てビュッフェ方式(バイキング・食べ放題)でサラダ、ポテト、パスタ類、パン類が取り放題。彼女と二人でしっとりと行く店ではなく、みんなでワイワイと攻め込んで食べまくる店です。サンセットタイムに行って夕焼鑑賞しながらお食事が最高の場所です。ハブァナイスイーブニング。(ココはワイキキデ最高級のハレクラニホテルのレストラン・ラメールの隣り、従って見える景色は超一流店と同じです。値段は10分の1以下。)
- SHOREBIRD BEACH BROILER (ショアバードビーチブロイラー)
- ワイキキのハレクラニホテル隣りのアウトリガー・サーフホテルのエントランスから入って一番奥のビーチ出口横。
- 予約はききません。最近はランチも始めたらしい。
- デラックスサーロイン(350g)14,99ドル、ニューヨークステーキ17,99ドル、フィレミニヨン19,99ドル他。サラダバイキング(付け合せ)8,99ドル。ロブスター、魚類、お子様メニュー、チキンなども用意。ベークドポテトは必須です。ワイン、ビールも充実です。