モンゴリアン・バーベキューという店を発見!!。モンゴル料理・・・・・残念ながら聞いたことナイ!!。想像もつかなかったが、新体験の連続だった。かつてこれほどまでに、参加者と食事の内容で打ち合わせをした店はない。それが一種独特な新感覚のコミュニケーションとなった。任せては危険・・・・・・楽しかったはずの夕飯が・・・・悲しいディナーに、なんて結果だけは避けたい。ミーティングに次ぐミーティング、そして下見を数回。オーダーがきたことを推定して再度、検討・・・危機管理態勢もとっておこう。
なにせユニークな、この本当だかウソだかわからないモンゴリアンフードの店に来店した人は各自ステンレス製のボールを持ちオカヅエリアから好きなだけそのボールに食材を入れる。(鶏肉、豚肉、牛肉、野菜類色々、魚介類色々・・・約30種)そして、それにあったソース(アジア的な中華系ソース、醤油系、ナンプラー、ジンジャーソースから西洋系のバーベキューソース、オリーブオイル、レモンソースなどなど20種以上)を好きに調合して、中央にある巨大な直径2メートル以上ある巨大フライパンでその道のプロに焼いてもらうのである。その焼き方もパフォーマンス性が強くてコックはナイフを振るわ、オタマでリズムとるわで笑える。料金体系も不思議で、その手前で計量する場所がありハカリに乗せて伝票をもらう。値段は100グラム・100円程度。そうである、素材はナンでアレ”単位体積当たり”で値段が決まるという徳だか損だかわからない値段設定だ。
ヒトコトで言えば、この店は炒め物専門店なのである。前菜、メイン、デザートなんてカテゴリーは無い。最初から最後まで炒めて炒めて炒めまくるのである。しかし他人が作っているのを見てみると実にその人のセンスがわかる。どうみたって美味しそうではない炒め物の山をウンザリしながら食う奴もいれば創作意欲を感じる力作も見られる。オリエンタルな血が脈々と流れるハダ・チームは考えた。各自、各々が勝手な食材を選んで注文をしたら、ニッポンジンの名が廃る。食生活友の会は頭を使う。創作的センスを発揮してこそオトコノコ。やはり参加者6人の好み、そしてワインに合った、前菜系焼き物2種、メイン2種、お口直しにサッパリと一種を注文。そして皆で中華的に食う。これぞ王道である。しかし難題なのはそれを炒め物で選択ということである。サッパリした炒め物の前菜・・・?。味に起伏のあるメインの炒め物・・・?。食後に相応しい総集編とも思える炒め物・・・・?。ワカラン・・・・・・・結局、やたらに多数の素材を混ぜるのは危険ということで前菜の相応しい鳥・ブロッコリー炒め生姜ソース、メインにはどっしりと少し個性が強い肉系食材とソースで味付けという道を選択した。結構、ミーティングが相して成功!!。全ての料理を白御飯で食う。酸っぱい系スープも美味かった。皆で頭をひねって食うのは実に楽しいし話題には事欠かさない店だった。(ダイエットサプリは必須です。)
モンゴリアン・バーベキュー その場所は恐ろしく遠い・・・・・。カナダのバンクーバーから車で2時間、スキー場では北米で最大のウイスラービレッジの中にある。昼からスタートして夜は9時までの営業体制。是非、食ってみてください。多分、こんな店は日本には出来ないだろうなあ・・・。
○インターネットで見たらアメリカ、カナダの都市部に何ヶ所か最近では出来ている。モンゴリアン・バーベキューはスタイルの名前で店名はそれぞれにあるみたいだ。