ポールの名前の由来はナンなんだ!! 沖縄のソバ屋の変わり者。

ポールの名前の由来はナンなんだ!! 沖縄のソバ屋の変わり者。

ポールという名の沖縄ソバ屋だ。 何故にしてソバ屋の名称が”ポール”に落ち着いたのだろう。命名の際に様々な意見が交わされたと思う。

ポールの名前の由来はナンなんだ!! 沖縄のソバ屋の変わり者。

沖縄なので主人が元、米軍の軍人で戦死・・・その名前を取った・・・(違う!!) 元ビートルズのポールマッカートニーのファンだった。それも熱狂的なファン・・・・・(違う!) 芸人のポール牧の親戚筋にあたる。身内唯一のゲーノージンなのでその有名さを借りてみた・・・・・(違う!!) トーテンポール(※)を趣味で集めていた・・・・・(違う!!) ズバリ!プロゴルファーのタイガーウッズと同じ理由!父親の戦死した親友の名前を使い、もし有名になった際にその名前から昔の戦友との再会につながれば・・・・・(違う!!) 生き抜いたのは激動の1970年代、その頃の音楽と言えばサイモン&ガーファンクル、その片方の名前はポールサイモン・・・・・考え違いもはなはだしい!(違う!!) トイレの洗剤サンポールから引用したとは考えにくい・・・・・だから(違う!!)・・・・・そして店主に聞いてみたら実にどうでもいい命名の由来で淋しかった。”由来”なんて崇高な理由ではなかった。 もうひとつ、問題があった。店の色は異常に目立つ”まっ黄色”いや”ドまっ黄色”だ。そして赤い縁取りがされている。まぁ店構えなんてどうだっていいさ。この店の前の道を走っていたら好き嫌いに関わらず目に”ドッカーン”とこの色彩が飛び込んでくるのは間違いない。どうせ店をはじめるならば、ペンキを塗るならば、近所迷惑とか美観、調和がどうのなんて言っている暇や余裕なんてない。とにかく目立とう! ペンキ屋への発注内容は『とにかくドハデでヨロシク!お願いね!』・・・以上だ。それ以外、こんな店構えにした理由が見当たらない。(中華料理店だってこんなにハデじゃないだろう。)

ポールの名前の由来はナンなんだ!! 沖縄のソバ屋の変わり者。

さて”沖縄そば”と言えば99,9%は熱い汁の中のソバと決まっているのに、この店の抜群に美味いのは”沖縄そばの焼きソバ”なのだ。そして注文すると白いメシが付いてくる。炭水化物と炭水化物の組み合わせだ。いや、片や味が着いているからオカズとして・・・・なんてモンではない。それがなかなかに美味しい組み合わせなのだ。(そういえばソバ飯なる食べ物が神戸の永田地区にあるなぁ。それが、なんとも美味しいのだ。) 味付けも濃いめである意味、沖縄らしくなく労働者向けなのだ。 沖縄旅行も五回目!沖縄の定番は行き尽くした!沖縄人の変態な域を垣間みたい・・・・・そんなアナタにお勧めなのが。ここポールだ。事実、空港からそのままポールに向かう事があるのが自分でも怖い。    ※ アメリカ西海岸先住民の柱状の木の彫刻。

  • ポールのそば家 沖縄県豊見城市字与根249-1
  • 経営者 下地千重 (って領収書に書いてある!)
  • 電話 098-856-4145
  • ここのカツ丼もなかなか美味しい!