ピンポイント戦略は”一か八か”・・・勝負をかけるならば絶対に正しい。 このタコス専門店”メキシコ”は入るといきなり、『何人前!?』と聞かれる。『いらっしゃいませ。』もなければ『お暑いですねぇ~』なんて挨拶もなかった。別に愛想がないとか高飛車ということではなくて、単にストレートなのだ。カウンター越しのオヤジさんのスマイルで、そんな一見無愛想な接客もチャラとなる。
メキシコからどんな経緯で、この店までタコスが伝わったのか知るよしもないが、遠路であったことは間違いない。ただ、ここのタコスはアメリカやメキシコで食べる一般のタコスとは一線を画すのだ。 タコスはトルティーヤという小麦粉の皮の中に挽肉、トマト、レタスなどが入っている食べ物だ。(このプレゼン、全然美味しそうじゃないなぁ・・) 原産地は当然にメキシコ。きっと正しいメキシコ人は”サボテンのはえる荒野でソンブレロをかぶりポンチョを着て、片手にテキーラに瓶を抱えてタコスを食う!”なのだ。(多分、メキシコでそんな光景を見る事は不可能だとおもう。それは”秋葉原でチョンマゲをした武士が寿司を食いながらトヨタプリウスに乗る日本人”と同レベルな不思議な今も昔でも見れない妄想なる光景だ。まるで意味不明な方向に行くのには理由がある。この店の事を色々と書きようがないのだ。なぜならこの店の商品はタコスのみ!他に話題が全くなにからね。
ここでタコスを満腹になるまで食ったらどうだろうか・・・・・それは単品がゆえにオススメしない。おやつや小腹が空いたときなどには適しているが食事にはなりえないので、波田のお勧めコースは、ここでタコスを数個(波田は2個)食べて、店から6分の北谷の”浜屋”にて”ゆし豆腐ソバ”または”沖縄ソバ”を食うのが王道だと人々に説いている。(いや、波田は言っている!)とにかく波田は本当の南米のメキシコで10カ所くらいでタコスを食べた。また相当にスペイン文化が浸透してメキシコ人が沢山いるロサンジェルスでも散々食べたが、こんなに美味しいタコスは食べた事が無い。あぁぁぁぁぁぁぁタコス!・・・・・・昨日、昼下がりにメキシコに行ったら定休日だった。店のシャッターを叩いて”開けろー!!”と叫んだが反応はなく淋しい思いをした。代用が効かないのが困ったもんだ。
- タコス専門店 メキシコ 沖縄県宜野湾市伊佐3-1-3 電話098-897-1663
- 営業時間は朝11:30から24:00 定休日 水曜 タコスは4個で500円・・・・・・・以上