問答無用!!"お好み焼き"は、お好み村!

問答無用!!”お好み焼き”は、お好み村!

広島に来た。問答無用である。 ランチの選択肢は”お好み焼き”しかない。 お好み焼き屋は数アレども、広島人は全員、自分のお気に入りのお好み焼き屋の一軒や二軒は有ると聞く。 まさに文化です!! しかし、観光客の波田には選択肢はない。 となると観光客を相手にした店にとりあえず乱入が正しいかということで広島の街の中、泣く子も黙る”お好み村”に行きました。

問答無用!!"お好み焼き"は、お好み村!

ここは元祖新横浜のラーメン博物館の様に広島名物のお好み焼き屋が20軒近く軒を連ねる、まさに”お好み焼き屋の秋葉原”なのだ。(ちなみにラーメン博物館よりずっと昔から存在すると記憶する。) ということで素人の観光客ですら聞いた事があった”八昌(はっしょう)”に入り早々に発注! 目の前の鉄板で焼いてもらい一部始終を拝見させていただきました。こんな事言ったら悪いけど見よう見まねで結構出来そうな気がするんです。(ならば、やってみろと言われたら辛いです!)

問答無用!!"お好み焼き"は、お好み村!

そしてお好み焼きで登場する具材は、多くはキャベツ、小麦粉を水で溶いた物、豚バラ肉、卵、ソバかうどん・・・特別な素材は無いではないですか。八昌ではキャベツは契約農家の自慢のキャベツのような張り紙がありましたが・・・キャベツでしょ。 味を大きく左右するのは、その店のソースなんですね。あと、もちろん愛情も大切ですが。 八昌では”おたふくソース”または”カープソース”を使っているのかと思いきや、別のブランドをまた色々と足してオリジナルに仕上げているそうです。ココがキモなんですかねぇ。 そしてトッピング(上に載せるのではないからトップは正しくないかなぁ!しかしこのオプション具材がたぶん”お好み焼き”の名称の由来なんだなぁ。)はエビ、生イカ、イカ天、ねぎ、もち、キムチ、マヨネーズとある。

問答無用!!"お好み焼き"は、お好み村!

食べ方は、そのまま鉄板からじかにヘラを使って切りながら食べるか、お皿にのせてハシで食べるか、選択をしなくてはならない。波田としては猫舌なので皿にのせて多少冷まして食べたいが・・・来ているお客さんは女性観光客二人組以外は全員、鉄板からダイレクトに食べている。当然、見栄もあり”鉄板ダイレクトコース”を選択。最初に大まかに切っておこうとしたら店主に叱られ(冷めるから食べる分切ってたべろと・・)またヘラの持ち方が悪いと指摘!なにかと自由が効かない世界なんだなぁ!!しかしダイレクトに鉄板から切って口に運び入れると・・・我慢しても熱いのです。 本当に熱い! しかし生粋の広島人になる為にはそんな事を言っていられない。(ランチを過ぎた2時半なのに満席!そして8割の客がビールを飲んでいる!)

問答無用!!"お好み焼き"は、お好み村!

うどん入り、ソバ入り、イカ入り・・・様々を試しましたがやはり決めてはソースかな・・・次に来た時には広島人としてのノウハウがわかったので叱られずに食べられると思う! 猫舌を克服して参ります!

  • 広島県広島市中央区新天地5-13 お好み村 八昌(はっしょう)
  • 082-247-4820
  • ※ お好み村   http://www.okonomimura.jp/ 
  • 界隈に八昌という同名の店があるらしいが、ここの別れみたいです。