イリモトは食にウルサい札幌人だ。ヤツは北海道を知り尽くし、食い尽くしている。だから間違いは無い。そんなイリモトが絶対自信満々に薦めた店は、なんと阿寒湖の湖畔にある“ワカサギ天丼&ヒメマス丼”の店。阿寒湖は北海道の道東地区になる。道東地区を一週間キャンプをして、最終日に阿寒湖に行く事になっていた。その際、ヤツから阿寒湖まで行くからご一緒に~~~と誘いを受けた。
そして奴は約束の日の約束の時間に現れた。それも男四人を引き連れて・・・同行して来た4人も、ただそのワカサギ丼が食いたくて札幌から片道5時間、単純計算で往復10時間、ただ食うだけに来たのだ。わかりますか!? 高速道路にガソリン、うんぬんと交通費が一万円はかかるよ! 何より大のオトナの人件費はどう考えようか!? それに値する価値があるのか!? 5時間もかかってたら腹空かせて来て食ったって、帰る頃にはまた腹減ってしまうでしょ。まぁどうでも良い。
とにかくこの店の “ワカサギ丼”と“ヒメマス丼”が有名なんです。そして地元民向けにお蕎麦。コレ迷うでしょ!ここの店主はちゃんとそれを見越してハーフサイズを用意!
注文して待っている間に同行して来た3人に質問!
①この店“奈辺久”に来たのは何回目?
②5時間かけて食う価値はある!?
全員、答えは二度目以上で、5時間かけて来る価値があるとの事・・・不安だ。だってオレもそんな境地になったらどうすんの!? ウチからはかなり遠いし!!
そんな事を考えているうちにヒメマス丼がまずは出て来たぁ!!
美味いっ!!新鮮っ!文句無しの相性。ワサビが山ワサビ(山菜)なところがオシャレ。そしてワカサギ丼も引き続き出て来た。サクサク具合とタレの上品な甘さがたまりません。この二つのドンブリを交互に食うと、もうたまらん!!同席の全員、言葉は『美味っ!美味っ!』のみ! しかし阿寒湖は本当に遠いから、ヘタに食わない方が良いかもね。また来るのは大変だ。
- 郷土料理 奈辺久
- 北海道阿寒湖温泉4-4-1 (こんな住所が存在するのかな!?)
- 0154-67-2607
- ちなみにヒメマスは海に出ると紅鮭となる