アントワープの“神”の店

ベルギーのアントワープに寄った。
ヨーロッパの街は教会を中心に作られている事が多いが、
ここアントワープも例外でなく聖母大聖堂
(Onze-Lieve-Vrouwekathedral Antwerpen)
を中心に街ができている。
いきなり余談だがアントワープの駅に降りて驚いた。
その駅はヨーロッパ一番と言われるほどに美しい駅舎だ。
自分で見てもそれは事実だと思う素晴らしい建築物だ。
列車から降りたって駅舎を見たときには感動した。
なのに駅から出た瞬間に驚く。
なんと駅舎の真ん前にあるのは大観覧車。
(少なくとも外観を眺めるとこの観覧車が目に入り残念に見えたけれど。)
そして駅の横にはヨーロッパで最古の動物園。
なぜここに?
駅か動物園か、どっちが先。
いずれにしろどうして場所を譲り合わなかった?
不思議だらけだ。
そしてまたまた不思議の上塗り。
駅舎から出てロータリー越しに見えるのが、
なんと“中華街”なのだ。
なぜ中華街!?
まぁインターナショナルな空気、
フォーリナー(外人)ウエルカムなんだろうけれど、
世界中でこんな好立地な場所の中華街は見た事がない。
また不思議なことに中華街のゲートは
ドォーんとある割には中華料理店は決して多くはないし、
中国人も多くは歩いていない・・・・・謎だらけだ。

 

 

目指したお店は相当に斬新的だ。
この店は勝手に独自の11個目の戒律を作った。

店名の
ヘット ヘルフデヘホト
(Het Elfde Gehod)
直訳すれば十一個目の戒律という意味。
もちろんキリスト教には10の戒律しかないのに。
そしてその戒律とは
“毎日ビールを飲む!”
という素晴らしい戒律。
Oh My God!
(オーマィガァ!とはまさにこの事だ。)
言うだけあってビール王国のベルギーだけのことはある品揃えのビール群。
店内は キリスト像のコレクターだったオーナーが
所狭しとキリスト像をディスプレイ!
もう圧巻。

 

 

キリスト教信者は
こんな銅像を眺めながら飲むのは落ち着く行為なのかな?
トイレ周りもキリスト像
・・・・出るものも出なくなる。

そう言えば
ブッタ(仏陀)BARなんてのも存在するしなぁ。
僕はさすがに山盛りのキリスト像の店内ではなく
カテドラル教会を見上げる光景の外を選んだけれど、
とてもハッピーな空気で、
きっと市民が楽しく平和に
美味しいベルギービールを飲む姿を見て
キリスト様も喜ばれていると思うなぁ。
定番のムール貝も実にビールに合って美味しかった。

 

 

駅前のレイアウトは理解できなかったけれど、
キリスト教の広義な解釈をするカフェは理解できた。
アーメン

 

 

Café ’t Elfde gebod

http://www.hetelfdegebod.eu