沖縄は何時も快晴!! というイメージがあるが実は案外、曇っているのだ。実際、日照時間は全国で5番目(平成12年度統計)に少ないのだ。これは1~2月の日照時間が極端に少ないのが原因している。夏場に限れば当然、1日に8時間も太陽が降り注ぐのだが。さて2月のある日、天気予報では雨だったが実際には雨に降られることも無くラッキーな曇り空だった。沖縄はこんな天気も何故か似合う様な気がする。今日のツアーガイド・ウエーチィは沖縄を知りつくしたウチナンチュー(沖縄人)である。遅いランチを食いにこのピザ屋”かじんぼう(花人逢)”を訪れた。
ウエーチィは秘密のスポットを知りすぎている。知りすぎたオトコの未来は・・・・・波田から拷問を受けて吐くのみだ!! おれはそんな知りすぎたウエーチィを許さない。だから色々教えて欲しい!! もっと快楽を! そんな快楽系小規模店舗が山の様にこの島にはあるのだ。沖縄は深い。イタリアのナポリで発明されたピッツアはシルクロードや遣唐使の手を借りないでいつのまにか日本にも上陸していた。(たぶん飛行機で来た。六本木のニコラスか横田のベースあたりだろうか。)そして沖縄の名護の山の頂上にまで届いて進化していたのだなぁ・・・。(感無量) ここからの景色は本当に素晴らしい。そして出てくる食べモノ、飲み物がオーラでイッパイなのだ。まず注文のピザはお約束。(ナポリのピッツアはだんだんと名称は変化して神奈川県座間市あたりでピザと二文字に変化した。)次にサラダ類も美味い。ジュース類もなんだか美味い。飲んだことの無い味のフルーツだ。
そうこの店の優しい店員さん、厨房をくぐり抜けると全ての食材は抜群に美味しくなるのである。綺麗な空気、空の青さにふれて美味しいモノ食べたら皆、いい顔になってきますよ。しかし訪れるたびに思うのだが、この場所のこんな店を作ったのは勇気以外のナニモノでもない。だって国道から山を登る事、随分な距離にあるし道も極端に細い。ひとつ看板を見落としたり、曲がるところ間違えたら到達は不可能。そのまま未知の山の中へという程に僻地(へきち)に思う。しかし最近ではこの界隈にはひっそりとしたタタズマイの喫茶店やレストランが出来ている。気持ちの良さに場所なんて関係ないしヒトは癒しを求めているのだ。出来る事ならば教えてたくない・・・・・・しかし最近は大体のガイドブックに出ているからね。是非素敵な時間を過ごしてください。
この景色を見てから注文したら普段の1,58倍位、食欲がわくことは避けられないでしょう。ゆったりとした場所でゆったりとした料理をゆったりとした仲間と食おうと思ったらウエチィが騒がしくて仕方が無かった。
- “花人?(かじんほう)” 沖縄県 本部町宇山里1153-2 0980-47-5537
- 営業時間 12:〇〇~19:00 火曜、水曜日休み。
- 本部役場を小学校と中学校の間を入り最初を左折。そこからは案内板あり。