そうなのだ。世界つくね選手権堂々の金賞受賞の快挙という偉業を成し遂げたエライ店がここ、目黒の”鳥繁”である。しかしこれは全くの波田の作り話。しかし、そう言っても過言でないほどの美味さなのだ。(一緒に行った奴にその話しをすると、何故か必ず信じている。)いったい、この秘密は何であろうか。その製法は明かされていない。というか、聞いたところで自分で作るはずもないし。将来の焼き鳥屋開業の予定もない。しかし、昔レシピを聞いたらドンドン教えてくれたなあ。秘伝とかいう神秘的なモンは何もないのかな。
とにかく、ここの焼き鳥は全てに美味しいのだが、特筆すべきはここで紹介する”つくね”なのだ。地域によってはダンゴとも言う。要は鳥挽肉(ミンチ)のボールなのだが、その挽き方が素晴らしい。荒荒しいその感触がたまらない。いったい、何をツナギに使っているのか。そして焼き方は個人的に焼き鳥は”塩”と決めている。これは、世界焼き鳥業界代表者会議で決定済みの事実なのだぁ。というか,肉の味がわかるのが”塩”なのだ。大体、この店に行くとワサビを大量にもらい、それで食うことが常となっている。そして、レバー、ささみ、砂肝、ポンチリ、皮、ネギ巻き、ナンコツ、の定番メニューも絶好調。とにかく、肉の根性は体育会系丸だしのやる気満々だ。多分、この鳥は素性からして日本体育大学卒業生だ。それも陸上部か体操部だろうか。また、ダキ刺し、砂肝刺し、レバ刺し、鳥しょうがなどの”なま物系”が、またまた、やる気満万、最後の鳥そぼろ御飯も涙。充実度150万点(9月からは100万点)。
波田家は先祖代々、”焼き鳥道”にはうるさく、先代からもその店の激しいチエックを日夜、怠る事なく、続ける事を家訓として言われている。この店は”平均点がおもいっきり高く満足度90点、そして、つくねの部では完全優勝”というのが評価である。(何を偉そうに。)今後、波田は心のよりどころとしている良質な焼き鳥店を紹介したいと思っています。
- 鳥繁(とりしげ) 東京都目黒区下目黒4-11-16 共和下目黒マンション1階
- 03-3760-3060 営業時間17時30分~23時(LO 23時)
- 目黒通りを目黒駅、白金方面から世田谷方面に向かい、環6を越して、大鳥神社を左にみて、200m先、東急ストアーあり、そのトナリ、元競馬場前バス停前。車なら窓開けて走ってきたら、その目黒通りに充満しているニオイと煙で発見可能。
- お値段は・・・・・一人3000円程度。