波田は”元祖”に弱い。福岡の人々いわく、もっと美味しいモツ鍋はあるなどとアドバイスをくれるが、それは事実であろう。(笑) しかし、誰がナンと言ってもこの店は、”モツ鍋”を考案した店なのだ。 業界初、新発明、パイオニア、開拓者、元祖・・・その功績は莫大である。という事をふまえてまずはご紹介!
“鍋奉行”などという言葉が世に出て来て久しい。 波田のまわりにも統計的に9、5人に一人の割合で、頼まないのにチャッチャと手際良く、みんなの鍋物の準備をしてくれる親切なヒトがいる。そんな人々は必ず鍋について一過言あるのが常だが、しかし、この店においてはそんな知恵は発揮出来ない。注文すると鍋が登場するが、それは全てセットされて(下にはスープとモツ、そしてキャベツ、ニラが積み上げられた状態で運ばれてくる。)それを着火してひたすらにジィ―つと見て待つのだ。何となく手持ち無沙汰で、さわろうとしたら叱られた。(このジッと待つ時間がかなり辛い!どうしても手を出したくなるのだが・・・とにかくジっと待つのだ。)
火が回った頃に店員さんがやって来て、それをひっくり返す。 店員さんいわくその回し方にはコツがあるとおっしゃるが、見ているとただただ下からグルリと回しているだけにしか見えないし、その店員さんはアルバイトで入って一週間目だと言ってたから、大したコツでは無いと察する!(笑) 自分での味付けも必要なく、(唐辛子の刻んだモノをかける程度)??ということでモツ、ニラ、キャベツをひとまとめにしてお口に入れるやいなや!!『うんめぇ??!』いや『美味かたい!』(オレの勝手な福岡弁) ジャンクフード天国の博多の奥深い食生活を垣間みる素晴らしい瞬間でした。最後はチャンポン麺でシメるんですが、これまた美味い!! 実に素晴らしいマッチングです。
フードマイレッジを掲げている店なのにはビックリ!フードマイレッジは最近の言葉で言えば地産地消(近所の物を食す事が、最も二酸化炭素排出を抑えるという考え方。)を掲げているのが感心!たしかに近所の食材だけを吟味しているのだ。というか色々入っていないのね!(笑)
- もつ鍋専門店”楽天地” 天神本店 福岡市中央区天神1-10-14 二階
- 092-741-2746 営業時間17:00~24:00
- www.rakutenti.jp 0120-8-69107(やーらくてんち)
- インターネットのモツ鍋販売数日本一だそうだ。 (他に西中洲店、博多駅前店)