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EDCバルセロナ、アイルランド、アイスランド

2017 EDC 地中海 & ちょいとバルセロナ、そしてアイルランド、アイスランド。

 

初夏の旅にはどこに行ってもいい時期だ。
いわゆるスーパーハイシーズン。
日本の皆様には申し訳ないが
アジアンな” 梅雨 ” だけは好きになれない。
なので毎年、この季節は逃避行する。

クルーズは楽チンだ。
移動、ホテル、メシ・・何も心配がない。
乗り遅れだけ注意すれば何も問題ない。

さてその後がオレにとっては本番の”旅” 。
今回は悲願だった行きたい場所、
2カ国〜結局3ヶ国になったんだけど、
ステキな新体験の連発を楽しんだ。

 

6月2日(金)

 

羽田空港からミュンヘン経由でニースへ!

 

ANANH217 HND

12:30発→ MUCミュンヘン 17:20着

所要時間 11H50M

ANANH6051

MUC 19:05発 →NCEニース 20:30着

所要時間 1H25M

 

夜の9時過ぎにホテルに到着。

近所の夜遅くまで営業していたイタリアンに入って軽いディナー
・・・眠い!

 

6月3日 (土)

 

ニースの朝!

 

朝は海岸線をランニング 1時間、
とても気分もいいし人間ウォッチが楽しい。
アートな素敵なホテルもあった。
郵便局に行って用事を足した。
係のオジさんに英語ではなく
世界一美しい言葉なんだからフランス語を学べと
説教された!
・・・沢山人が並んでるのに。
(笑)
これぞフランス。

ランチは旧市街の OLIVE なる地中海料理の店で。
こだわりのオリーブ油が抜群に美味しい。
料理に合わせてオリーブオイルを沢山かけてくれるのだが、
関心する美味さ。
その後歩いて海岸線を見渡せる高台の公園まで行った。
ベンチで気持ちよく昼寝。
結局、タクシーなど一台もいなくて
歩いてホテルまで戻った。
ゆうに2.6万歩を超える運動量
(笑)
結構、グッタリ!

 

Oliviera

http://oliviera.com/gb/

 

夕方に EDC合流
ウィンドスタークルーズ ニース港にて乗船。

軽いウェルカムパーティ!

 

6月4日(日)

 

ひたすら船上移動日!

 

1日中、マヨルカ島に向かって移動。
海が荒れてて皆さんダウン。
ジムでヨガしたけどインナーマッスル鍛えまくられた。
(笑)
おかげさまで僕は酸半規管が絶好調。
何もなかった。

7階のキャンドルと言うレストランに
朝から昼過ぎまで4時間、
午後はデッキで日向ぼっこ。
夜もキャンドルでディナー!
ホゲホゲした1日だった。

 

6月5日 (月)

 

マヨルカ島到着

 

マヨルカ島入港。
ジムでヨガ!
天気は・・・雨、
それも結構な量の雨。
それでもシティツアーへ!
靴屋の店員さんに聞いた
タパスの店のオープンを12:30まで待って入店!
実に美味しかった。
店を出てみたら雨が止んで光が差していた。
まるで別世界。
さすが一年の300日が晴れという土地柄だな。
パルマ・デ・マヨルカの街をブラブラと散策して戻る。
と言うのも夕方からオプショナルなシティツアーがある。
再度出直してパルマ大聖堂などを見学。
夕飯は上等なタパスの店へ!
プロシュートが美味しかった。

船に戻ってプールサイドで飲んだ!

夜の間にイビザ島に移動!

 

6月6日 (火)

 

イビザ島初日

 

朝はジムでラン&ヨガ。
10:45の 四駆で周るツアーへ参加。
本当に意味もなく悪路でどうかと思った。
平らな安全な道が横を走っているのに
・・・ランチはイビザ島で一番美味しいと言う(?)
パエリアの店へ!
確かに美味しかったし、 楽しい時間だった。
帰ってシャワー浴びてぐったり。

サンセットの美しい
サンアントニへのツアーでカフェdel Mar へ!
人の多さにぶっ飛んだ!
良い時間だった!

港の街に戻って散策、
とても素敵な店、カフェなどが並ぶ。
いい街だなぁ!
夜遊びの街なのに眠くて23:00に就寝!

 

6月7日(水)

 

イビザ島2日目

 

朝から港脇の道を
ずぅーっとラン&ウォーキング。
本当に気持ちいい道だ!
クミちゃんとスーパーマーケットにツナ缶を買いに行った。
(これがイビザでするべき事なのか・・・)
ホームセンターもチェック!
タクシーで旧市街の山の上の城壁へ。
そこからのんびり絶景を楽しみながら下る。
ブーゲンビリアが咲き乱れお見事な景色の連続。
ピンク色のテーブルクロスが可愛い
道の脇のレストランに入った。
◎プロシュートのサラダ、エビのコンフィ、美味かった。
アサリのスパゲティをトライ、
信じられないくらい不味かったなぁ。
(笑)
俺の作るパスタの方がずっと美味いょ。
でもそのパスタに自信満々な出し方には恐れ入った。
その後ぶらぶらと下山。
アメリカブランドのカーハートで短パン購入。
藤井と岡りえチャンとお茶、
船に戻ってグタグタ
・・・19:30からカクテルパーティー、
そしてディナー!   ありがたい!

 

6月8日(木)

 

バルセロナの港に到着。

 

ホテルカーサカンペールへ!
かなりの満足いくホスピタリティ。
それもかなり早い時間のチェックインをさせてくれた!
ランチは早々とボケリア市場へ!
ここは本当に居心地が良い。
三時間近く座ってずっーと食っていた。
そしてもっといたかった。
居心地の良さは世界トップレベル。

 

http://elquimdelaboqueria.com/menu/escalivada/

 

その後はグゥエル公園へ!
暑くて日陰がなくて厳しい。
そしてメインイベントの一つ、
雑貨屋さんのvinconに行って見たらビックリ仰天!
なんと倒産したそうだ。
あんなに素晴らしい雑貨屋さんは他にはなかった。
悲しい洋服屋さんに変わっていた。
歩いてホテルに戻る。
今日も本当によく歩く。

20:00から正人夫妻、
深谷夫妻とで
お隣のヌーベルスパニッシュ的な店でメシ。

 

ドス・パリーヨス

http://www.dospalillos.com/

 

クルーズ船のガイドさんから教えもらった店。
後半は自分で焼くお肉など楽しかった。
結局4時間のディナー。
とってもスペイン的な時間だ。

 

6月9日(金)

ホテル・カンペールの朝はパーフェクト!!
本当にいいホテルだ。
ウォーキングを一時間、
海方面は新旧が混ざり美しい。
マリコとカテドラル大聖堂を見学。
アンドリューと待ち合わせまたまたボケリア市場でランチ、
ここ本当に居心地が良い。
そしてなんと、その後は海辺のカンマジョ
http://www.canmajo.es/
でパスタを使ったパエリヤ、フィデウアを食う。
いい加減お腹がパンパンになった。
そりゃそうだな。
一軒目で控えるはずが食いたいモノは全部食ったから。(笑)

夕方からカサミラ
https://www.lapedrera.com/ca/home
(La Pedrera)

にてジャズコンサート。
サンセット、満月、星空も一緒に楽しめる
とても贅沢な夜だった。
ホテル近くの
トラディショナルなバルにて少しつまんで帰宅。
スペインはいいなぁ〜

 

6月10日 (土)

 

初のアイルランドへ!

 

チエックアウトしてタクシーで空港へ!

 

ブウェリングVY8720

BCN12:40発

DUBダブリン 14:25着

 

タクシーでまずはホテルに向かうが、
そのまま運転手さんに頼んで観光をしてもらう。
トリニティカレッジの由緒ある図書館
(13€)を見学、
そしてアイリッシュウィスキーの
Teeling の蒸溜所を見学&試飲!
ホテルはU2のボーノが所有するホテル・クラランス、
奮発してジュニアスィート。
近所を徘徊したけど
週末でテンプルバー界隈はハンパない盛り上がり。
本当にダブリアンは盛り上がり好き。
夕飯は結局、俺の独断でチャイニーズへ!
10日ぶりのノン洋食で身も心も落ち着いた。
かなり美味かった。

テンプルバーエリアでお茶飲んで帰宅。

 

6月11日 (日)

 

アイルランド ステイ2泊目

 

一般の外人ツアーに混じってバスツアー。
かなり混んでいた。
(参加費一人60€)
ダークヘッジで断崖絶壁を眺める。
その後ランチしてからジャイアント・コーズウェイへ!
なんとここは税関こそないけれど
国で言えば北アイルランド。
と言う事で訪問した通算国数では一カ国増える事になった。
後半は雨に降られた。
しかしバスツアーは楽チンだな。
帰りにタイタニックを作った造船の街、
ベルファーストまで訪れてくれた。

 

夕飯は抜群に美味い店、
雰囲気、味 、全てに完璧だったなぁ。
ホテルのフロントマンに紹介してもらった。
イケメン野郎は知っている店が違う。

 

The Winding Stai

www.winding-stair.com

(353 1)872-6576

 

6月12日 (月)

アイルランド ステイ3泊目

 

朝からレンタカーを調達して
ポートマギーに向けて。
途中、キンバーラなる小さな港にてお茶。
とても可愛い場所だ。
ヨットが奇妙な停め方してて驚いた。
午後もひたすら走る。
道幅が極端に狭いのに制限速度が100キロとか意味がわからない。
目的地のMOHER (モハーの断崖)に到着。
もうスケールに圧倒!
ずっと昔から見たかった光景だったので感激だ。
これぞアイルランドの観光人気の目玉の一つ。
(もう一つはジャイアントコーズウェイ)
高さ200メートルの断崖絶壁は圧巻!
そこのエッジ(へり)に
座っていた人間がいたのには驚いた。
年に数人は落ちてるんだろうなぁ。
しかし〜満足したなぁ。
その後、小さな町でディナーしようとしていて
レンタカーのアウディA4がなんとバースト!
縁石でいとも簡単に瞬間的にパンクというかバーストした。
スペアダイヤは付け替えられたものの
この先の旅がスペアダイヤのままってわけにはいかないし。
困ったなぁ〜〜
でも“困った時のアンドリュー”がいるからなんだか安心だった。
ゴメンネ!

 

遅くにポートマギーのB&Bにチェックイン。
眺望も良くステキだ。

 

6月13日 (火)

 

アイルランドstay4泊目

 

秘境のスケリッグマイケルへ!

1日60人しか入れない
1,400年以上も前に出来ていた修道院。
予約も相当に困難で
こっちに来てからやっとの事で取れた。
(アンドリューの尽力に感謝)
まさに”孤島” に作られた修道院。
この経緯も理解が難しいが
信仰の力とは本当に凄いのだと痛感する。
素晴らしいツアーだった。

ランチは港のシーフードの店で
チャウダー&サンドイッチ。
カニの身が載ったサンドイッチだったが
驚きのカニの量で満足。
午後は和田洋子さんの所有されていたパブまでドライブ。
ロングウェイだったけれどイギリス的
(アイルランド人は嫌がる表現だな。)
が素晴らしい。
パブは盛況でとてもステキな空間だ。
そこからダブリンまでも素晴らしい海岸線、
山の中の景色の連続。
この国は本当に汚いモノが見えない。
夕飯は高速道路のドライブインにて。
・・間違っても美味くはない。
(笑)
ここがイタリアとの違いだなぁ。

結局、走りに走って
ダブリンのボーノのPUBの
Finnegans(http://finnegans.ie/
まで来てビールを一杯!
ボーノは近所に住んでいて
しょっちゅう普通にここで飲んでいると店員さんが言っていた。

空港近くのホテルにチェックインできたのが
24時を回っていたので就寝!

 

6月14日 (水)

 

アンドリューはロサンゼルスに帰る。

我々はここからアイスランドへGO

 

WOWair WW853  DUB 11:40発

KEFケフラビク 13:40着   所要時間 3時間

 

ピンク色のLCCのWOW AIRは陽気なエアラインだった。
こんなのから較べると
日本のJALの国内線は軍用機みたいだ。
みんな同じ色の服を着ているし。(笑)

空港でレンタカーピックアップ。
やたらに説明が長いのは悪路、
突然の自然の様々な現象が多いからか。
空港からレイキャビクの街の予約してある
Air BnBの家に移動。
とにかく見渡す限りラベンダーが広がる。
畑ではなく自然なラベンダーフィールドだ。
(と思っていたらラベンダーではなくて
ルピナスなる雑草らしい。)
ステイ先は快適。
ホテルがやたらに高かったので
充分にリーズナブルな感じ。
大きなバスタブが快適で
なんとアイスランドの家庭には
ほとんど温泉が無料で引き込まれているとの事。

そこから地図を頼りにレイキャビクの散策。
教会が美しい。
その近所にバルコニーで人々が盛り上がるレストランを発見。
第六感で美味そうだと判断して予約。
(大正解!)

街は本当に可愛く、住み心地が良さそう。
ただやたらに営業時間が短い。
ヤル気あるのかないのか。(笑)

アウトドアーブランド
66NORTHが頑張ってる。
美男美女がやたらに多いのも、
そして人々が洗練されてるのも実は予想外だった。

 

レストラン ROK

https://www.tripadvisor.jp/Restaurant_Review-g189970-d10372684-Reviews-Rok_Restaurant-Reykjavik_Capital_Region.html

ラム肉が美味しかった!

 

6月15日 (木)  アイスランド2日目

 

街の中の素晴らしいパン屋さんでパン購入、
カフェで美味しいカプチーノも!
クセになるなぁ。

 

今日は北西部のスナイフェルスネース半島へ。
スティキスホゥルムルという港町に立ち寄る。
せっかくAir BnBに泊まってるから、
キッチンもあるし食材として魚類でも買おうかと思ったら
・・・全くない。
生の魚を自分で何かするって習慣がないのかな。
町の人に聞いたらスーパーで冷凍を買うと言ってた。
ここら辺は確かに漁村なんだけど
ほぼ輸出らしい。
日本は大口の輸出先。

 

  • グルンダルフィヨルズル

街の西側に聳える
標高436メートルのキルキュフェットル山
(教会の山)が見える風景は、
映画「LIFE」の撮影地にもなっている。

 

Braud&Co   抜群に美味しいパン屋さん

https://www.tripadvisor.jp/Restaurant_Review-g189970-d10337939-Reviews-Braud_Co-Reykjavik_Capital_Region.html

 

素晴らしいカフェ!

Reykjavik Roasters

https://reykjavikroasters.is/

 

ディナーは地元スーパーで買った
ラム肉、野菜を調理。
ワイン調達が一苦労。
と言うのも買うのにVINBUDINという名前の
国内に何箇所って言うくらい希少な場所、
それもすごい短い時間制限のある場所で買わないといけない。
昔、ここには禁酒法があったので
その名残って事だけど。
・・・・計画的に飲むという事を学びました。(笑)

アイスランド国内産ワインはなく
ビールだけ。
ローカルビールは美味しかった。

 

6月16日 (金) アイスランド3日目

 

Air B&Bのレイキャビクの家をチェックアウトして、
レンタカーで海岸線を通り東へ!

 

  • ヘトリスヘイジ(地熱発電所)

首都レイキャヴィークに
電力とお湯(温泉)を供給する
アイスランド最大の地熱発電所。
地下3000メートルから
ボーリングによって蒸気を取り出し、
それによってタービンを回すことで発電。
火力や原子力に比べ、
はるかに環境への負担の少ない地熱発電は、
美しい自然をもつ
アイスランドにふさわしいクリーンエネルギー。

HITACHI, MITSUBISI
・・日本の技術がたくさん提供されていた!!
日本も自然エネルギーを
積極的に取り入れればいいのにねぇ。

 

  • セーリャラントスフォス
    (滝の裏に回れたところ)

アイスランドでも有名な滝のひとつで、
落差65メートル。
断崖は太古の時代には海岸線だったそうで、
滝の裏側に回り込めて、
水しぶきと轟音を間近に体感できる。

 

  • スコゥガル
    (長い階段登ったとこ)

幅約25メートル落差62メートル。
伝説によると、
最初に島に上陸したヴァイキングが
滝の裏側に財宝を隠したという。

 

  • レイニスファラ
    (ブラックサンドビーチ)

この黒い砂は
玄武岩質の溶岩を含む岩が
北から流れてきて海岸線沿い残り、
現在のような地形になった。
海岸から見える巨大な石柱は
レイニスドラゥンガルと呼ばれて、
高いものは66メートルにもなる。

 

何処を見てもタメ息だ。
デカすぎる。
もうサイズ感がズレてきた。
デカいものばかり見てると人間の無力さを覚える。

 

アイスランドエアーホテルヴィーク

https://www.tripadvisor.jp/Hotel_Review-g189978-d6463400-Reviews-Icelandair_Hotel_Vik-Vik_South_Region.html

 

なかなか北欧スタイルのステキなホテルだった。

 

  • レンタカー
    (アイスランドでよく見かけた可愛いキャンピングカー)

http://www.rent.is/

 

 

6月17日 (土)  アイスランド4泊目

 

雨だったので遅めに出発。
昨日も気になったが国道沿いに駐車場があり、
そこから海方面にまっすぐに歩行者道が続いている。
看板もなくなんだかわからない。
人に聞いたけど英語も通じず。
この先に何があるんだろう?

とにかく駐車して我々も歩いてみた。
しかし何処まで歩いても何も見えない。
相当歩いた。
全くの平地の真っ黒い砂利道で、
後ろを振り向けば停めたクルマすら見えなくなるくらいになら歩いた。
そしてずっと正面には海が少しだけ見えるだけ。
左右にも何もなく山が遠すぎて全く景色が変わらず
・・時空を操作されているかと錯覚するくらい
・・・この先にただ海しかなかったら
・・・恐ろしい。(笑)
ただただ歩く事、40分
・・・海岸手前のちよっとした丘の下に銀色、
正確にはいぶし銀的なジュラルミンの”塊”が見えた!
なんと墜落したプロペラ機の機体が
そのまま放置されているのだ。
真っ黒な砂の上にジュラルミンの機体、
遠くには厚い雲と寒々しい北の海
・・・・本当にシュールな景色だった。
とても美しかった。
帰り道は行きの道よりははるかに短く感じられた。
先に何があるかわかっているのと、
わからないことの差は大きすぎた。
ステキな体験だった。

 

  • ブラックビーチ近く。
    1973年に墜落したアメリカ軍の飛行機。
    幸い乗客は無事に生還。
    その後この飛行機だけは今もなお当時の姿のまま。

駐車場から往復1時間半はゆうに歩く。

 

  • グトルフォス

アイスランド語で
「黄金の滝」と言う意味。
幅70メートル落差32メートルで、
氷河から溶けた水でできた川の流れが
轟音とともに落ちて行く。
晴れた日には虹がかかり華やかさを加えてくれる。

 

リトリゲイシール・ホテル

https://www.expedia.co.jp/South-Iceland-Hotels-Litli-Geysir.h8076635.Hotel-Information

 

ゲイシールの真ん前のホテル。
アイスランドはホテルが全く足りないらしく
増築工事の最中だった。
ホテルは薄目で見ればカッコいい。
まさに北欧スタイル。
ただ安ぶしんで隣の部屋の会話まで聞こえる始末。
(笑)
ディナーは敷地内の大きなレストランで!
正直、モノの価格には驚く。
いわゆるインフレ!
サンドイッチ1500円、
スープ1800円が通り相場。
雰囲気もステキな良いレストランだったけど。

 

白夜なのでディナー終わって22:00を回っても真昼間。
散歩してゲイシールを眺めた。
しかし自然ってのはスゴイものだ。

 

6月18日 (日)  アイスランド5泊目

 

今日も自然体験のオンパレード!

 

  • ゲイシール

アイスランドを代表する間欠泉。
5-10分に一回ほどの頻度で
20メートルほど吹き上がる。
このエリアは温泉があちこちで湧き出していて、
地球の活発な活動を体感することができる。

 

最後の目的地に向かう。
天気の変化が激しく
パァーっと晴れてたかと思うと
ザザァーっと降る。
今回は夏のニースから、
船上パーティー、
そして秋位の気候、
そして雨、
諸々の理由でスーツケースのサイズが限られて
本当に少ない装備で来たので
少し困ってるけど、仕方がない。
買いたくもないしね。

でも雨と雨の合間の
スコーーンと素晴らしい晴れ間に、
最高な景色を見てとても感動的だった。

 

  • シンクヴェトリル国立公園
    (地球の割れ目・ギャウ)

ここはユーラシアプレートと
北アメリカプレートが生まれる場所で、
この二つのプレートは一年に2-3㎝ほど広がっている。

アイスランドは
大西洋中央海嶺が地表に乗り上げている、
世界でも希少な場所。
海嶺とは大陸プレートが
互いに引っ張り合っているところで、
通常は数千メートルの深い海の底にある。

国内では
シンクヴェトリルのものが最大で、
地球の割れ目の底を歩くことができる。

ここも驚いた。
オレは地球にいるぞ!!
って気分になれる。

 

夕方にケフラヴィークに戻って来た。

やっぱり近所のお気に入りカフェで
美味しいカフェラテ飲んで一休み。
その後、今夜はもうパン&チーズの食生活はパスって気分でタイ料理に。

なんと山形の知人と偶然に会って驚いた。

その後、空港ホテルにチェックインして
最後のメインイベントの”温泉” に!
ここのシステムがすごくて
予約も、チェックインも会計も未来的。
日本の日帰り温泉みたいなノンキさは微塵もない。
ものすごいサイズの、
実にブルーな、
実にラグーンな温泉で面白かった。
湯温は低めだけど1時間半くらい
ブラブラと湯に入りながら散策。
というか白人、黒人、インド人、
アジア系とあらゆる人種の人が裸で、
そして顔には泥パック
・・・それを見ているだけで楽しかったし、
とても不思議な光景だった。

とてもいい体験したなぁ。

 

  • ブルーラグーン

世界最大の屋外温泉施設で、
乳白色で湖のような広さをもつ。
地下2000メートルから汲み上げた地下水は
豊富なミネラルを含み、
肌に良いとされるシリカを
みんな顔や身体にこぞって塗っている。
温度は40度前後。
色んな人種が同じ温泉に浸かっている景色が楽しい。

http://www.bluelagoon.com/

 

空港近くのホテル
(翌朝7:00のフライトなので空港近くにステイ)

ホテルケフラヴィーク

https://www.kef.is/

 

6月19日 (月)

 

GOOD BYE  ICELAND!

アイスランドAIR

FI542→ KEF 07:40発  →  パリCDG 12:55着

ANA NH216 → CDG 20:05発

 

6月20日 (火)

HND 14:55着   羽田空港帰国!

 

今回も本当に楽しかった。
真夏から秋口、
水着からダウンジャケット、
ビジネスクラスからLCC、
貸切豪華客船から乗り合い観光バス、
大都会からド田舎
・・・振り幅こそ旅の醍醐味だ。

 

 

スケリック マイケル 修道院〜〜比較もナンだけどマチュピチュ以上かも!

2017年6月15日
最近の毎年の事だけれど、この季節は旅をしている。
今年はEDCが6月3日からスペインのマヨルカ島だったので
ニース経由でヨーロッパに入った。
終わってからせっかくだから
バルセロナで三日間過ごして、
そこから変態旅行友達のアンドリューと
アイルランドとアイスランドの二カ国を訪問。

正直、アンドリューと旅すると困るのが、
アンドリューが何でも出来過ぎてオレが何もしなくなる事。
(笑)
と言う事で下調べ、ホテルの手配、
道順、マニアックな観光地
・・・全てをアンドリューが
キッチリとやってくれたので大名旅行状態となった。

 

さて今回のハイライトのひとつがここ、
多くの秘境専門家もここが一番とも!
〜〜〜わかるょ!わかる!

スケリック マイケル 修道院は
アイルランドの本島の南西側の美しくて小さな街、
ポートマギーからエンジン付きボートでも1時間かかる
(距離にして16キロ)の離島に、
1400年以上も前に命を懸けて、
いつも荒れ狂ってる大西洋のこの地域を
手漕ぎボートで上陸して、
石を削って削って削りまくって
島の頂上に小さな建物郡を作って、
そこで祈りの生活を続けていた修道士たちの祈りの結晶。

798年頃に
初めてここに関しての文書がダブリンで発見。
と言うことは1,400年以上前にここがすでに出来ていたわけ。
その場所はエンジン付きのボートでも
行かれる日が相当に限られる場所。
通常は数日間の余裕を見て来る。
もちろん通年は無理なのに
1400年前にそこに
自ずからの意志で住んだ人がいるという事実。
これは驚嘆以外に無い。
行ってみたら想像以上に険しい場所だった。
それは逆に世間の俗世界からは
完全に遮断された別世界。
どんな生活が行われていたのか
・・・場所の神秘さもスゴかった。
とある旅行家の意見を借りるならば、
ここはマチュピチュ以上とも
・・・行ってみて、
それはそうかもしれないと納得した。

マチュピチュは
専用の列車があってそれで麓(ふもと)
までは行かれるけれど、ここはそうはいかない。
ここはナント1日に60人程度しか入島許可が下りず。
それに悪天候で行かれる日が相当に限られてる。
そして毎年、小さな観光船も抽選制なので
誰が権利を取ったかわからない。
要は前日にここ来てアタックして空きがあった人が確実。
(泊まるB&Bにとってもらうのがベスト)
それにしても天候に思いっきり左右されると言う
超高いハードルがオマケの世界遺産。

またこんな場所なので
ここには特殊な生態系も存在する。
島に生息する超カワイイ鳥
“パフィン ” は8,000匹 生息。
それもこの島の魅力。
カワイイ顔な上に、
人間を全く恐れる事なく生きている。
恐れるどころかイチャつく姿を見せるなんて
何かを伝えているかの様だ。
ひとつ手前にある
スモールスケリックにはアザラシ、
海ガラスとケープ白カツオ鳥
(大きくなると150センチ位になる)
それはそれはヒッチコックの映画”鳥”の世界。
・・・・・・・・旅はいいなぁ。