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インカ帝国に伝わる”アルパカの教え” 《旅行記・南米ペルーの世界遺産・マチュピチュ》

しかし今回の旅は珍道中であった。ハプニングなんて爽やかな印象のものではない関西的お笑い事件の連続であった。今、それを笑えて良かった。出発前に友人に”珍道中”を楽しんでくると言う文章をメールしてしまった。その時点から珍道中がイメージされていたからこんな結果になったのだろうか。イメージした事は実現する恐ろしさを感じた。 “アヤが付く”というがアヤが付きっぱなし! しかしこの旅で最終地のペルーのマチュピチには到着するのであろうか。散々、試された思いがある。最初にハッキリ断言するが、ツアーではない個人旅行(行き当たりバッタリタイプ)の人々なら途中断念という選択も当然であっただろう。俺達は負けなかったが・・・・・・ 9月2日 昨晩の素晴らしいラスベガスのイベントを終えて気分は大満足の中で我ら御一行はラスベガスのホテルを後にした。空港からは当然、平和に出発を考えていた。しかしナント”珍事その①” ノースウエスト航空がおもいっきりオーバーブック(過剰予約受付)していてラスベガスからロサンジェルス行きの飛行機に乗れない。そのまま乗り継いで南米のペルーのリマまで今日一日中を機内で過ごす程に遠いいのに! 最初から乗れないって!アメリカの航空会社では時々あることだが、しかし負けない!俺の強固な意志は何が何でも乗るであった。結果、強気の談判、泣きながら温情作戦、笑って情を引き出す作戦は通じ、結果乗れた。(従って誰かは乗れなくなった。申し訳ない・・・)荷物はそのままラスベガスから第一目的地のペルーのリマでピックが出来るという。相当にイヤな予感がしたが・・・これが間違いの始まりだった。さて今回の参加者の神谷アンドリューCとはロサンジェルス空港で待ち合わせ。ちゃんと会えた。福井格闘家Eと手下の室町茂R(双方とも某カラテ界の強豪。何かと安心!)はひたすら付いてくる。デカイ身体でコワオモテがどんどん付いてくるから不思議な光景であろう。今回はその4人の混成チームなのだ。

インカ帝国に伝わる"アルパカの教え" 《旅行記・南米ペルーの世界遺産・マチュピチュ》

LA空港は多くのラスベガス帰りのディストリビューターでさながら社交場と化していた。みんなそれぞれロサンジェルスで数日送ったりハワイに寄ったり、現地フォローでミーティングとかに散っていった。 そうだ忘れていたぞ!両替だぁ!アメリカ$ドルはそれなりにあるが、やはり現地通貨はある程度は必要だ。そこで”珍事その②”が勃発。何故か両替するべくペルー通貨”ソル”を買うのに隣の国のチリの”ペソ”を買ってしまっていた。何故!!航空会社がランチリ航空で、搭乗口を探すのにランチリ、ランチリ・・チリ、チリと何回も復唱していたからかなぁ。数日前からチリビーンズが食いたかったからかなぁ!? とにかく自分が行く国名位、覚えとけ!それに気が付いたのは現地でのピンチ時だった。 空路は平和に過ごした。読み終えていない本を読んだり、ガイドブックでペルーの即効基礎知識を頭に叩きいれた。実はこの旅行ガイドブックでもヒトもんちゃく!”珍事その③”大切な大切な情報源であるガイドブックを東京に忘れてきていた!!発覚したのはラスベガスに着いてからだ。あせって東京にメールして、有能秘書・土岐ちゃんは今回のツアーに後から参加するヒトを探しまくり熊本県在住の緒方さんが的中。佐川運輸を手配してくれて危機一髪。ラスベガスで受け取れたのだ。今、もしこの本が無かったらと考えると本当に恐ろしい。(緒方さん感謝です。)ちゃんと荷物整理しろ! そして深夜のリマ空港に到着した。決して豊かではない国の深夜の空港は結構恐ろしい。客引きがいっぱい!しかしそんな客引きに捕まるより恐ろしい事件が勃発!”珍事その④” なんと荷物が着いていない。ラスベガスからLAで乗るはずの荷物(衣類、洗面用品、登山靴他・・とにかく全部)いったいマチュピチュに何を着て登るの!?残るは電池切れのパソコン、デジカメ、携帯電話・・・トホホ、役に立たない。 その上、次の便は24時間後。それでは手遅れだよぉぉぉぉ!どーすんだぁ!!荷物を受け取る時間もないままに、次の目的地のクスコに人間は飛んでいるのだ。 とにかく眠いし荷物は無い物は無いので諦めてトホホ状態でホテルへ向かう。しかし歯ブラシもありゃしないので真っ暗な街のなかで唯一やっているドラックストアで歯ブラシ購入と思いきや・・・チリのペソなんてこの国では紙切れ。使えない! 何でオレ”ペソ”持っているんだぁ??? アンドリューに笑われてお金借りて他社製品購入。なんだか淋しい、自分の馬鹿さが悲しい・・・・ホテルに入ってとにかく寝た。翌日3日は、朝からアンドリューの優秀な息子の悠矢(4歳)が東京~フランスに行く機内でナンパしたペルー人の女の子 ニャニーナちゃんが何故か、オバアチャンと迎えに来てくれて市内観光。ニャニーナちゃんは18歳の医学生。片言日本語もオッケーな才女。マチュピチュにアクセスする街のクスコまで飛ぶフライトは16時なので、それまで時間潰しの必要があったので助かる。しかし幸せなリマ観光はマチュピチュ制覇の為に必要な、というか到着しない荷物の中で至急必要な物を買わなくてはどうしようもない。トレッキングシューズ、ソックス、アウター、パンツ・・・・買うほどに淋しい。なんでこんなモン、買わなきゃならないの! でもペルーの物価が恐ろしく安いので良かった。買い物は楽しめた。ペルーの首都・リマの町は本当に美しい。スペイン建築が沢山残っていて異国情緒豊かだ。せっかくだからペルー料理を食おうということで適当なレストランに入って注文。ニャニーナちゃんから様々な話を聞いて面白かった。お婆ちゃんは孫の監視役で来たのだろうか。そんな和みすぎてメシを食っていたら大変!飛行機の搭乗時間が迫っているので慌ててタクシーをひろい空港に入りチェックイン!搭乗券もらい空港利用税払い時間を考えるとギリギリではあるが・・・・そこにあった”アルパカ”専門店に綺麗な色で素晴らしい肌触りのアルパカのストールなどがあり、お土産に購入。そして搭乗と思いきや、目の前で飛行機のドアは閉まりタラップは外され・・・・乗り遅れた。そんなバァカァナァ!!!!!ナメていたんだなぁ。こんなに沢山旅行して年に50回以上は飛行機に乗っているのに、乗り遅れは初めてでショック。ということで立派な”珍事その⑤”に認定。しかしその後、どう冷静に考えても他にクスコまで行く手立てが無い。次の便は翌朝6時で、それだとクスコからマチュピチュに行く列車には間に合わない。そうだレンタカーで走ろう!!調べたらここから1100キロ、そして高速道路無し。盗賊も出る・・・推定時間は20時間以上だって・・・・日本に情報もらおうと思っても現地は深夜。相談にのるアメックスプラチナカードセンターも手が出ない。もっているガイドを読む限り・・・フカノーとある。俺も不可能だと思う。しかし全知全能使って考えた。事前調査で東大・文彦が言っていたクスコからマチュピチュは電車よりバスが実は早いと・・・・ということで光が見えてきた。そうだ、朝一便に乗って空港に7時に着いて、旅行会社にクルマを手配させて迎えに来てもらい、6時半に既に出発してしまっている列車(一日に何本も出ていない。)を追いかけて乗るのだ!!!名案!と問題に立ち向かう我々に、やはり”捨てる神あれば拾う神あり”なのだ。カウンターにいた女神みたいな女性が知り合いのガイドに連絡してくれて、そのネットワークでそれを引き受けてくれるヒトを探してくれたのだ。結果翌朝は段取り的に完璧!(こんなワザは絶対に全うな旅行情報誌には出ていない。) あとは遅刻しないで乗れば何とかなりそうだ。様々なチケット(途中乗車のチケット、マチュピチュ入場料、バスチケット)も手配してくれた。という事で再度、リマに泊まる事になりホテルを手配してチェックイン。なかなかいいミッドセンチュリー風ホテルで満足。

インカ帝国に伝わる"アルパカの教え" 《旅行記・南米ペルーの世界遺産・マチュピチュ》

近所のレストランで超ロマンチックなディナー。しかし面子を見るとロマンチックとは程遠い。その上、向かいに座る格闘家・福井は睡魔に襲われて目の前の食事に突っ込む始末! ワインも程ほどにして帰って寝た。 翌朝4日 6時のフライトなのに3時半に起きて4時に手配しておいたタクシーで空港に向かう。これで順調に行けばマチュピチュだぁ!空港は朝から人でごった返し。紛失荷物の件と言うポーズで列に並ばずチェックイン。ズル1回。後からロサンジェルスに届いた荷物とは再会できて良かった。しかしその荷物があると足手まといなので、そのまま航空会社に預けてクスコのホテルに届けてもらう強気な名案。空港では”アルパカ専門店”には目もくれず、絶対の時間的自信をもって搭乗口へ。そうしたら空港使用料支払いのカウンターが長蛇の列。またまた仕方なく非人道的、社会的、教育上は最低な100人抜きの”横入いり”を決行してチケットをゲット。ズル2回目。保安検査を受けていたら係官が、この飛行機は既に飛んだぞと忠告!!!!そんなバァナァナァ!!その後4人は100メートル10秒台の加速で登場口7番へ奇声を発しながら飛び込んだ。”待てぇぇぇ!乗るゾォ!!” マジで間一髪! あそこで二回にわたる社会的最低行為のズル横入りをしなかったら、またまた乗り遅れ・・・・日本にてマチュピチュお土産話を楽しみにしている連中にはなんて説明すんだぁ。当然、旅の”旅の珍事⑥”に認定でしょ。ハッキリ言って機内で達成感満ち溢れて泣きました。 なんだか試されているナァ・・・無事、クスコの空港ではガイドが待っていて、ボロッちいカローラ・ライトバンで二時間、野を超え山を越え途中のオリャンタイタンボ駅を目指し結果、間にあった!! 列車に乗れたときにはまた涙がホロリ・・・パノラマ列車からの自然が本当に綺麗だった。そしてマチュピチュ駅から山の上まで運んでくれるバスに乗り換えて到着。しかし電車の中からの景色は晴天で素晴らしき春空(南半球なので季節が逆なのです。)到着した瞬間にまた事件勃発 ”旅の珍事その⑦”こんなもん軽い珍事だがイキナリの雷雨だ。ドッバァ~~だ。どうして数分前までの快晴が、また何かを試すようにマチュピチ到着の瞬間に雷雨が降るの! イヤイヤそんなことでは負けないぞ。というか開き直り、昼飯を食い、雨をやり過ごしてからガイドと共に初の世界遺産マチュピチに足を踏み入れた。ゲートを越えて、いきなり目前に広がる空中都市”マチュピチュ”は雨上がりで空気が染み渡り美しさも倍増していた。

インカ帝国に伝わる"アルパカの教え" 《旅行記・南米ペルーの世界遺産・マチュピチュ》

やっと来た!!!着いた!!いや、着く事が出来たのだ。それから三時間、この場所で過ごしインカ人の謎の一部に触れた。本当に遠かったけど来てよかった。さ、帰ろう・・・・・・・・・・味噌汁の待つ日本へ。 インカ帝国の”アルパカの教え”に学びましょ! (時間には余裕を!お土産はあせらない、ペルー人に甘えない、ズルも時々は仕方が無い・・・・学びは多い。)
※ インカの歴史、マチュピチュの歴史はその関係の文献を読んでください。とにかく世界遺産でおとずれたい場所、人気ナンバー1な場所です。写真の100倍すごい。
※ ご存知の方も多いと思うが我々が訪問した6日後に、なんとこの列車が豪雨の為に倒壊してしまい1200人が閉じ込められた。そして復旧には当分かかるとのこと。従って・・・行かれない。というのは代替の交通機関が無いのです。ということで不謹慎とは思ったが・・・・・強運だった。