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アフリカ、食いますかぁ!!

ケニヤはアフリカ中東部の高地。アフリカで動物を見る”サファリ”(サファリは名詞であり動詞です。)といえばケニヤかタンザニアなのである。ケニヤで”サファリ”を見ると動物園にいる動物が本当に気の毒に思う。国立公園や動物保護区が40もあるケニヤでも、最も多くの動物が暮らす広大なマサイ・マラ国立公園は1700平方km、東京ドームが何十個なんてレベルではない、ものすごいスペースに保護というか自然に生きるままの動物を鑑賞できるのだ。 そこには生きるモノ同士の生存する為の弱肉強食を目前に見ることもしばしば・・・。そうであった!!、このホーム・ページは”波田啓次郎の勝手でしょ”という”食のたいして役に立たないサイト”という重要任務があるのだ。

アフリカ、食いますかぁ!!

“ザ・カーニバル”といアフリカ大陸のケニヤ国ナイロビ町にある外国人観光客の為に作られたレストランに観光客らしく入った。ちゃんと首からカメラも下げてるし”地球の歩き方”観光ガイドもこの際、右手に持って、あたりをキョロキョロ見まわしながら・・・。しかしここのメニューを見ると、ハッキリ言って気が進まない。牛、豚、鶏は普通にオッケーとしてもガゼル、シマウマ、ダチョウ、インパラ、クロコダイル、オーストリッチ・・・とおもいっきり鳥獣類が続くのだ。ここは、そんな普通じゃないアフリカ産鳥獣類のステーキ屋なのだ。システムは、さすがに外国人相手なのでわかり易く明瞭。各種お肉が大きな串に刺さっていてグリルで焼かれて(カバブーみたいにカタマリがクルクルと焼かれる。)焼き上がると各テーブルを回ってサーブする。食いたい放題なシステムだ。お腹一杯になればテーブル上の小旗を出すとサーブはストップ。肉にはそれぞれテーブル中央に置かれたお薬味セットのソースが用意されていて好みで甘め、辛めをチョイスして、かけて食すのだ。

アフリカ、食いますかぁ!!

最初は不気味がったガゼル、シマウマなど喉元すぎればナントヤラで美味しい!!。シマウマなんて、あのゼブラ柄を考えるとやはり気が進まないが、全て天然物の豊富な運動量を原野でこなした実感のある力強いお肉である。ここでは全てが天然物!、地鶏に相当するものが当たり前でブロイラーのような小さな小屋で不自然に生育されたものが珍しいのだ。こんな店があるということは、きっと通人好みの”アフリカ系鳥獣肉の専門店”があって地元の名士やら財界人、怪しいアブラぎった政治家ジーさん達が夜な夜なに集まる”アフリカン・リョウテェィー”みたいな店があって”おきゃくさん、今日は珍しいライオンがはいりましたぜぃ~~、肝をポン酢かワサビ醤油でいかがぁ~”とか”センセ~イ、今日は密漁のエーレファントでもめしあがりますか?。ゾウ・シャブにでもしますかぁぁ~”はたまた”キリンのカマは美味いねェェ~長くってネェ~~”なんて有るわけも無いが、ゼブラ、インパラときたならばきっと他の鳥獣類も食べて見た事でしょう。

アフリカ、食いますかぁ!!

まあ、食用として存在することが信じられない素材のオンパレード。食ったら自慢できることウケアイです。自慢の為にメシは食いたくはないけれど実にアフリカで食事をしたと実感できる店です。アフリカ方面にいらしたかたは、是非、お立ち寄りください。従業員一同及び動物一同お待ちしております。 (波田は動物愛護団体に立てつく気も無いし動物をいじめたりもいたしません。しかし食べちまった事実は認めます。)

  • CARNIVORE (カーニバル) www.tamarind.co.ke.
  • ケニヤまでは果てしなく遠い。アラブ首長国連邦のデュバイ経由で20時間近く。ヨーロッパ経由でも主要都市から6~7時間かかる。しかし行く価値は充分にある体験が待っている。店はナイロビ市内から4キロ南東に位置する。
  • 電話 254-2-605933 ファックス 254 2 602990
  • そのような鳥獣類の捕獲は許されていないと思うので、その流通経路はどうなっているのでしょうか・・・・。
  • 営業時間 12:00~15:00 19:00~22:30  無休