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萬壽宮(グランドパレス・レストラン)

飲茶(やむちゃ)でチャチャチャ。
今回は秘密の一軒を御紹介しましょう。正直、教えたくはない。何かイイコト教えてくれるなら交換に教えても良いが・・・・でも、教えても行けない。それは何故か・・・遠いいのだ。ハンパなく。行きたくったって行ける距離じゃない。従ってスグに役に立つ情報ではないが、いつの日か将来、サンフランシスコのお近くに、お寄りの際は是非いらしてください。(急に引越しの案内状みたいだ。)しかしわざわざ行く程ではない。(いったいナニを言ってるんだ。もったいぶっているうちに自信がなくなった。)

萬壽宮(グランドパレス・レストラン)

多分、この程度、探せば香港、台湾あたりならある。いったい何が言いたいのだ。要は朝から食える美味しい飲茶なのだ。そしてこの店の素晴らしい所は、中国でもなく香港でもなく、異国(いつの生まれだぁぁ)、サンフランシスコの中華街にあるところ。世界中に中華街がある。ニューヨーク、ロサンジェルス、ホノルル、バンクーバー、ボストンにもあったなあ。そう、恐るべし華僑パワーは世界中を制覇。しかし、朝から地元住民相手の朝食の飲茶をやっている店に遭遇したことがない。(もちろん昼にはいくらでもある。) 西洋料理で胃腸が疲れ気味の朝、ホテルのコンチネンタル・ブレックファーストは身体にはつら過ぎる。和定食とも違う。ここの飲茶は全くの香港スタイル。香港あたりのレストラン、それも冗談ぬきに五百人位収容してしまう巨大なやつ。そんなところで食することができるのと同じ物だ。

萬壽宮(グランドパレス・レストラン)

点心物も十数点用意されていて、日本では馴染みがないが特製ワゴンをおばチャンが引いて回り色々なテーブルを営業する。欲しい物をピックして注文数がテーブルの伝票にチエックされて最後にお勘定するというシステム。メインには絶対に中華かゆ(コォンジィーと発音、中国語っぽくね。)を勧める。また、朝からネーミングを聞くと抵抗があるが”スペアーリブ”がスゴイ。とても小さなリブをブラックビーンズで蒸してある。非常にサッパリしていて美味しい。その残ったスープというかタレを中華かゆに入れたら完璧だ。シュウマイ(これもこのままで通じる。でも発音は中華っぽくシィュウゥマィと言う事。)餃子(海老蒸し餃子)、にら饅頭(ニィラァマァンジュゥウと発音しても通じなかった。)も美味しい。とにかく朝からサンフランシスコを観光旅行するのに精力アップ間違いなしの一店です。ビジネスも飛躍的な快進撃を期待。

萬壽宮(グランドパレス・レストラン)

ちなみに、この秋、サンフランシスコを訪ねましたが、その際、私は3日連続で乱入。一緒に連行した渡辺正人氏は驚嘆!、荒川夫妻は絶叫!、金森夫妻は放心!、そして外川夫妻は翌日もわざわざ100キロ離れたナパから食いに来たという実績を記録しました。

  • 萬壽宮(グランドパレス・レストラン)
  • 950 GRANT AVE SAN FRANCISCO CALIFORNIA 94108
  • 電話 (415)-982-3705

ユニオン・スクエアーのグラント通りから中華街に入り、5~6ブロック行った右側。 営業時間、朝飲茶は7時半から営業開始、 週末は中華街の老人、家族連れの憩いの場、人間ウオッチングも楽しいです。しかし白人もアジア人も、勿論日本人も全くいない全くの中国、ウオッチされるのはアナタです。

だだの枝と呼ぶな! サンフランシスコのアーティスト集団が作るオーナメント

ELLE DECO なりCASA BRUTUSや外国のインテリア雑誌を見て気づく事。欧米のカッコ良い家には必ずと言っていい程にリビングに”煖炉”と”鹿の角”がお約束であるという事実。鹿の剥製とかは、少々抵抗が合って無理だけど、角(つの)は欲しかったんです。実はこの鹿の角オーナメントだけどホンモノの頭蓋骨、木の板で作ったかなりディフォルメをしたモノと様々を持ってはいるんです。 新しい家がRC(鉄筋コンクリート)という事もあって、なるべく優しい素材を捜していました。そこに家具屋ACMEで見つけたのがコレ! なんと枝です。この枝は、下記のURLを見て頂ければ一目瞭然! サンフランシスコの”志”の高いアーティストが作った作品の一つなんです。それよりもっと特筆すべきは、実は輸入した後で発覚した事実! ワシントン条約か何かの条例で海外から日本国内に切り取った”枝”を輸入する事は厳重に禁じられている事。これを枝とみるかオブジェ、芸術品として見るかは見解が分かれる所ではあるんですが、枝である事は事実!結論から言えば密輸入品の扱いであるし、今後は日本に輸入される事は無いというところが希少価値なんでしょうか!(笑) (アクメはコンテナで運んだ為に没収されずに輸入ができてしまった。もちろん知らなかったと弁明!(笑))   値段ですか~~とても”枝”の値段じゃありません!

LukeBartels WOOD SHOP

http://www.lukebartels.com/

だだの枝と呼ぶな! サンフランシスコのアーティスト集団が作るオーナメント

えぇ~~そこまでして食べる!? バークレーのピザ屋は自由の味!

カリフォルニアのサンフランシスコ、その近郊のバークレーという街は様々の文化が生まれた場所。 その中心にあるU,C,Barkley(ユニバーシティーカリフォルニア・バークレー分校)はものすごいリベラルな雰囲気な大学であると聞く。街はこじんまりとしているが、なんだかインテリジェンスを感じる若者であふれかえっている。そうそう! アップルコンピューターやグーグルの創業者など、名だたるIT起業家達も皆、この地でウロウロしてたのですよ。サンフランシスコの人間の気風は華美を嫌うんです。高級ホテルの前に行ってもロサンジェルスにオラオラいる様な高級車と出会う事は相当に稀な事。外見はシンプル、だけどスーパーリッチみたいな人々が沢山存在する場所なのです。 その街にある、とある有名なカフェは有名中の有名なカフェ。ボクの友人のカフェオーナーはここカフェショパニースを体験するだけの為にサンフランシスコを訪れていた程でした。その友人にならって、せっかく近所のサンフランシスコまで行っていたので、行ってみたら閉店中。というかボヤを出してしまい一時休店していた。がっかりしている時に目の前に入った異様な光景! 道路の間の路側帯(芝生が植わっている地帯)に若者が座り込んで、会話しながらピザをほうばっているのだ。

えぇ~~そこまでして食べる!? バークレーのピザ屋は自由の味!

その先に目をやると長蛇の列。その数、50人!しかしその列の流れは意外に早くて、思わず好奇心は爆発した。そしてその列に並んでみた。どんどん進む列・・・その先には、なんとピザをどんどんと売るカウンター、そしてその奥でどんどん作られる実に見事な流れ作業となったピザ! 幸いに席が取れたので買うつもりも無かったピザを買ってみた。そして食ってみた!! びっくり仰天な美味しさで、それはまさに”リベラルな味”だったのだ。単一の味のピザに群がる人々、途切れない長蛇の列、何もかもが新鮮でした。間違い無くバークレーの人々から愛されまくる店なんですね。そして驚く事に、その店内ではジャズのライブが自然に行われていたのです。もうその自然さも抜群! バークレーの風にメロメロになった夕暮れの時間でした。

えぇ~~そこまでして食べる!? バークレーのピザ屋は自由の味!

その夜はアメリカの旅の最終日。何を食べようか相談していたのに、そのピザで満腹。・・・まさかラストナイトのディナーがそんなアッと言う間に終わるとも想像していなかったが、後悔無し!

えぇ~~そこまでして食べる!? バークレーのピザ屋は自由の味!