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“聞くは一時の恥” ストックホルムで満塁ホームラン

スウェーデンのストックホルムを訪ねた。スウェーデンはデザインと芸術の街といっても過言ではない。国を上げてデザインを推奨し、世界最古のデザイン集団もスウェーデンに所在するのだ。物が、町が、国中がデザインされているのだ。実はあるレストランに予約をしようと思ったら休業日で断念。

"聞くは一時の恥" ストックホルムで満塁ホームラン

仕方が無く、恒例の”オシャレな通行人の女の子、もしくは店員さん、”(この根拠は至って簡単である。オシャレに感心がある人々は押しなべて”食”にも興味深い。そんな男が憧れの女の子を落とそうと思った時に使う店・・・間違いなく美味い店だ。決して華美でなく落ち着く雰囲気。まるで、この落ち着きと居心地の良さがボクの象徴なのだよと言わんばかりの店に連れていく。そしてそんな経験数が多い子はやはり世間が放っては置かないチャーミングな美女が統計学的に多い。波田食生活研究所では確立97,3%とまで出ている。従って可愛い子へ、ナンパとかヨコシマな心を持たないで近づいて、お奨めのお店を紹介してくれというと、まず間違いは無く良い店に当たるのだ。これはほぼ百発百中である。ニューヨークでもリオデジャネイロでも上海でもミラノでも通用するのだ。

"聞くは一時の恥" ストックホルムで満塁ホームラン

外れるときは大体が、波田の好みではあるが、その国民からは何故か人気が無い容姿の女の子であった場合、また年齢が若すぎる子(相手の男が経済力が無さ過ぎて経験をしてないからかなぁ・・・・)も駄目だ。とにかく、この方法は間違いが無い。ということで、この”サーディン”という店に行きついたのだ。ストックホルムの素敵な洋服屋の綺麗な店員さんは即答で教えてくれた店だ。 しかしこれも相当に強運であったみたいで、本来数日前に予約を入れなければまずは無理という、ストックホルムでも指折りの予約が取れない店であったらしいが、偶然にもどなた様かがキャンセルを入れてくれたみたいで、入れた! そう、やはり ”意思あるところ道あり!” なのだ。リッチ・デヴォスの精神はこんな所でもしっかりと役立っている。さて店に入ると、もの凄いワクワク感を感じる。それは、もう本能で感じているというか、美味い店に共通の店内の平和な盛り上がりであろう。店主がやってきて黒板の本日のお奨めを紹介してくれた。

"聞くは一時の恥" ストックホルムで満塁ホームラン

その熱っぽい語り具合がもの凄い迫力で、ヤル気を感じた。ただし英語だがスウェーデン訛りで、殆んど何を言っているのか解らず、(店主の英語に問題があったのではなくボクの理解力に難あり!)指差し確認スタイルでアレコレ頼んでみんなでド突いて食べるという、いたって中華料理的な食べ方になった。野菜も鶏肉、豚肉、牛肉、鴨肉、魚しかし、どれもこれも・・・それもあれも・・・メチャメチャに美味かった。ランチが遅くて、みんなそんなに食欲がある空気ではなかったのに、最初のガスパッチョ(冷たいスープ)を飲んだ瞬間に”食欲魂”に火が灯された! ワインも素晴らしく、気分は店内のお客さん達と完全に一体化した。そう! この一体感は六本木あたりのスポーツバーに似ている。しかし、この店のおかげでスウェーデン・ストックホルムという国が、尚更に好きになったのは当然だ。美味い店は国家交流にも繋がるのだなぁ・・・・また行きます。いつかまた行きますよ!!

"聞くは一時の恥" ストックホルムで満塁ホームラン

ちなみにサーディンの由来は、この小さな箱の中のグチャっとした一体感が缶詰に似ているからとの事。深い~客を含めてデザインされているのだ。

  • レストラン・サーディン すみません・・・どうしても住所、電話がわからないのです。 雑誌フィガロの北欧特集に紹介されているみたいでした。(どなたか知ってたら教えてく下さい。) メニューも基本的には黒板に書かれた毎日・日替わりの料理です。基本的には地中海料理的な優しい味付けのフレンチです