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ラマイでキンタマーニ

インドネシアカレーなるカテゴリー(区分け)がある。
場所も札幌なのでスープカレー“風”でもある。
おそらくオレの知る限りのインドネシアでは
こんなカレーはお目にかかれないと思う。
どっちにしろ“抜群に美味しいカレー”
が食える店には違いない。
だから札幌に寄れば必ず行きたい店の一つである事は間違いない。
札幌のスープカレー屋さんに訪れるたびに思う事
・・・抜群に丁寧なのだ。
関東圏のカレーって言うと
楕円のお皿にゴハンがドン、
そしてカレーのルゥがジャバっで
『ハイっ』と出される
時間節約型の食事の代表に思われるけれど、
札幌の“それ”はちょっと違っている。
決して時間の無い人間が
時間節約で食うメシではなく逆に、
わざわざ休日の日に
ゆっくり食事をするのに選ぶモノの気がする。
なので野菜の盛りつけ方などが
非常に丁寧な印象を受けるのだ。
(だからと言って
決して出て来るのが遅いなんて事ではない。)

この店で頼むべきカレーは
“キンタマーニ”でしょ!

 


なんとこのフォトジェニックな姿は!
キンタマーニはバリ島の山で守り神ではあるけれど、
間違ってもこんなにトンがってはいない。
この一杯の米の重さは1キロ。
なかなか普通の人間の食えるサイズではない。
だって食い終わったら確実に体重が1キロは増えるのだ。
とにかくこんな面白さを含めてこの店が大好きだ。

そして店内は実に指向が凝らされていて、
人様のテーブルの様子がわかりにくい。
要はプライバシーが尊重されているのだが、
はたしてカレー屋さんで
そんなプライバシーもなにもあるのだろうか。
(特大キンタマーニは
恥ずかしくて食えないなんて人の為には良いのかなぁ。)

とにかく一度は是非、行くべき店だ。
若い大食いのオトコを連れて!

 

 

 

インドネシアンスープ&カレーの店 ラマイ

www.ramai.co.jp/

営業時間11:30から23:00(LO22:00)年中無休

札幌中央店 札幌市中央区南四条西10丁目1005・4

コンフォモール札幌1階

電話 011−211−0697

全国になんと11店舗

 

北海道の魔力、魅力、努力!!スープカレーの未来は明るい。 そして道産子はもっと明るい!

北海道には興味深い生活スタイルが数多くある。その事実を知り北海道民を外から見ると不思議だが当の本人達はその違いに、あまり気が付いていない。生活習慣の違いとはそんなもんだ。たとえば札幌人の常識① 家族風呂・・・・街の至る所に”家族風呂”という看板がある。そう北海道の仲良し家族は皆で近所の風呂に行って家族一緒に入って和むのだ。札幌人の常識その② 北海道には”こたつ”は存在しない。正確には昔、一時期流行した時期もあったらしいが、現在はほとんど無いらしい。何故なら北海道の家庭は東京からしたら異常なまでに室内温度を各種暖房器具で上げて暮らすのだ。室温25度以上の温度のなかで冬でもTシャツで暮らすのだ。東京の家と北海道の家庭から比較すると10度位違う。従ってその準備をしないで札幌の家庭を訪問すると温度差で風邪を引くことになる。その基礎知識がなくて体温調整できなくて地獄をみたことが数回ある。 札幌人の常識その③ 北海道では節分の時に鬼に向かって撒くのは落花生!・・・・その理由は投げた後で拾ってカラを剥けばそのまま食べられるから・・・・・・・合理的、ケチ? 札幌人の常識その④すべては”なんとかなるっしょー”で解決の道産子気質。転勤者や単身赴任者が多いが3日住んだら皆、道産子と考える。超開放的地区。 札幌人の常識その⑤ 離婚率は日本で常にトップクラス。日本でも相当な女性解放区で”なんとかなるっしょー”の県民性は広大と言う事だけではなくて少数のアイヌ民族を除けば江戸時代の後に来た開拓民の子孫。代々継承された名門家庭など無いので古い因習も引きずっていない。だから他人の目にこだわらないし開拓時代は女性も貴重な労働力だったので”男だから、女だから”という差別、区別もないので開放的なのだ。ということで北海道人は楽しいのだ。

北海道の魔力、魅力、努力!!スープカレーの未来は明るい。 そして道産子はもっと明るい!

その北海道が生んだ料理は独創的で庶民的なジンギスカン、札幌ラーメンに始まり、最近のスーパーブームは”スープカレー”に尽きる。例えば札幌出身者が一週間位旅行をして地元に帰ってまず何を食うか!!・・・・ラーメンでもなくホッケでもない。そうスープカレーなのである。まだ波田はスープカレー研究生なので語る程ではないが、もうしゃべらずにはいられない。今日はしゃべってしまおう。スープカレーはその名のごとくトロミが無いサラッとしたカレーだ。カレー粉、メリケン粉は使わないでスパイスを駆使して作られたカレーはどこの店も個性的で美味い。カレーの作り方はスパイスの組み合わせが全て。このスパイスを入れなくてはダメというお約束は無い。ご存知インドのカレーは日本のカレーとはまるで違いカレーという独立した料理は無くスパイスを自在に組み合わせながら水やギー(水牛の乳から取った油)を混ぜて作る料理の総称がカリー(Kari)。ということで札幌人がどう作ろうが邪道も本道もないのです。札幌人にその歴史を聞くごとに関心する。まず開発をして始めて世に知らしめたのは超有名店”マジックスパイス”である。そして様々な店でトライ&クライが繰り返され現在100店舗以上のスープカレーの店が存在するといわれている。当然、それそれの店の味や特徴は違っていて食うほどに関心する。カレー初心者の波田は今までお奨め数軒を食い研究。ハッキリ言って美味いわけですよ。以前、イギリスで美味いと評判のインド料理店があって三日三晩通ったが、その秘密はスパイスにあると思った。それは幻覚に近いものを感じたこともある。なぜかそのロンドンのカレーを食うとラリラリルンルンだった。その種とは異なると思うが札幌スープカレーは深いし未来に向けて確実に発展していくと思う。これからもどんどんと名店が出現するのだろう。

北海道の魔力、魅力、努力!!スープカレーの未来は明るい。 そして道産子はもっと明るい!

今回紹介する”サボイ”はマンブーもイリモトもお気に入りだ。とにかく飛行機で飛んできて食べてみなさい。波田はマジックスパイスに始まるスープカレーの店、全店を食い倒さない限り死ねないと思った。食うぞ!!負けないぞ!

  • スープカレーの店”サボイ” 札幌市中央区南16条西5丁目3-10 011-532-7810
  • 営業時間 11:30~21:00(L0) 火曜日 定休日
  • 日替わりカリー(毎日限定15食) 840円 サボイカリー (鶏、ゆで卵、ジャガイモ) 945円 野菜カリー (なす、シメジ、ブロッコリー) 1155円 シーフードカリー (海老、白身魚、ホタテ) 1365円 辛味 0 辛味なし    1 おさえた辛味    2 少し抑えた辛味    3 普通(他店より辛め)    4 辛め(辛い)    5 激辛 (表示はこう書いてあるが曖昧である。試すべし。ちなみに辛いモノが食えないオレで《4》はいけたのだ。わからん・・・しかしとにかく美味い。) また素晴らしいことにビールの王道ベルギービールが揃えてある。(ヒューガーデン、デュベルなど。)お約束のチャイ、ラッシー(399円)もあり。

スープカレーのサイババ的不思議。 これは正に文化でしょ!。

“スープカレー”なる食べ物を御存知ですか。読んで字のごとく考えると、そんなに美味そうな響きは無い。タイ風カレー、カシミールカレー、ジャワカレーとか具体的な名称が入っているほうがなんとなく食欲をそそる。北海道の札幌には100軒以上のスープカレー屋専門店が点在している事は意外と知られていない。札幌の人はラーメン同様に自分のお気に入りのスープカレー屋の1軒や2軒知らないと話しにならない程に定着。札幌人に一週間の海外旅行をして札幌に帰って最初に何を食うかと質問をすると65,31%の市民がスープカレーと答える。波田としてもスープカレーを知る事は札幌人を知る事と考え何度となく名店、マニア的な店、通りがかりの店、雑誌に出ている店、クチコミの店・・・食ったけど強烈に美味い、また食いたい、地球が明日終るならこのカレーを食いたい・・・とまでは思わなかった。

スープカレーのサイババ的不思議。 これは正に文化でしょ!。

少なくとも札幌で限られた時間の中、貴重な一食を食うならば札幌ラーメンとか寿司、ジンギスカン、炉端焼きなどが正しく札幌滞在3日目の二日酔いがまだ残る食欲の無い昼メシあたりに誰かが連れて行ってくれて御馳走してくれるなら食うカァ程度の認識だった。(北海道のお友達諸君、盛り上げる為の多少オーバートークだからネェ。スンマセン!)がぁがぁがぁがぁだぁ!。驚く美味さのスープカレーの店があった。それはなんと東京を通りこして京都にである。インドに始まったカレーはシルクロードを抜けて(ホントか!??)中国大陸を渡り、油っぽくなる事もなく、朝鮮半島を拉致からくぐり抜け、韓国の激辛に影響される事なく、ヨン様にも浮気せずに到着した日本で随分と加工されて子供達の一番お気に入りフードと定着していたが、その王座に甘んじているうちにラーメンに首位を明渡したがぁだぁぁぁ・・温情深い札幌人の手により王座復活をかけて起死回生、スープカレーとして再デビュー!、開発競争は留まる事なく、そして京都人の手によって新たな新境地に突入したのだ。どぁーーだぁ!。

スープカレーのサイババ的不思議。 これは正に文化でしょ!。

スープカレーの食い方は至って簡単。スプーンにゴハンを乗せてスープ状のカレーを付けて食う!!。逆もあり。要はお好きにドーゾ。とにかくルーを使わないでメリケン粉も使わずにスパイスのみの調合なのか、全く重くなくて爽やか感がイッパイなのだ。カレーで満腹になると当然、胃腸がドォーンと重くなるが、このママロのスープカレーにはそんな重さがまるで無い。ヘルシーとは正にこの事だ。(ダイエット効果有りとまで言われている。)そして例えば野菜カレーは季節のニンジン、カボチャ、ジャガイモなどが入っているが野菜類のヤル気が満々、どこかの作り置きヤル気無しのドロドロ野菜とは別物だ。とにかく一度食ったら必ずまた食いたくなる不思議な感覚です。そんな一生、付き合う事を覚悟して挑んで食って欲しい美味さです。アナタの胃腸が浮気を許しません!。 (そういえば昔、ロンドンでハマったナゾのインド料理店があってカレーを食いに3日間通い詰めたことがあったけど、その不思議なスパイスが共通してるのかなあ。この際、スープカレーを改名して”サイババカレー”とかにしてみたら・・・・)

スープカレーのサイババ的不思議。 これは正に文化でしょ!。

  • ママロ、スープカレー 075-212-4173  営業時間 11:30~25:00
  • 京都市上京区河原町丸太町上る 西信号ひとつ目 河原町、丸太町上ル、1ヶ目信号手前の西側、 京都御所近く
  • 定番というか入門編は”チキン”920円、ベジタリアンでもボリューム満点の”ベジベジ”880円、そして”トロトロ角煮”970円と、ちょっと豪華に”シーフードスペシャル”1480円、ライス大盛りは100円(なんと学生は無料)サイドオーダーはフライドポテト180円、コーンサラダ150円、 ランチセットもお得です。そしてモミティーが素晴らしく美味しい!!。(少し甘めのロイヤルミルクティーにブラックタピオカが入った冷たいドリンク)ハワイでは今、静かなるモミティーブームだがこんな美味いモミティーが日本で飲めるとは・・・・とモミティー専門家・マサト氏の弁。480円
  • 実はこの店の美味しさの秘密がある。実はAM製品がフル活用されているのだ。クインクック、浄水機、エサンテ・・・と当然、お味に影響している。そうだよねぇ。このお米の美味さは尋常でわないぞ。そしてオーナー桝本氏の美意識が反映されているのである。

インド娘と中国野郎が札幌で”愛”の密会・・スープカレーラーメン!

ついに出た。 インドからはるばるやってきたカレーは、やはりはるばる中国からやってきたラーメンに札幌で出会っていたのだ。 これは”密会”である。誰がそんな国際結婚を許したのだ。 そしてご両人は見事にマリアージュ。 二人は一心同体となり、グルングルンに絡み合いジュジュルに混ざり合い、お洒落にチャーシューをのせられてデビューとなった。 そんな、ありそうで無かったモノが”スープカレーラーメン”なのです。 波田は毎回、札幌に来るたびに悩む事がある。これは真剣な悩みだ。それはスープカレーを食べるか、ラーメンを食べるかなのだ。 羽田空港に向かう車中あたりから、いや、札幌のスケジュールが組まれた時点から、この問題について考える。

インド娘と中国野郎が札幌で"愛"の密会・・スープカレーラーメン!

スープカレーは今や札幌人にとって無くてはならない貴重なお食事となり支持され、どんどん進化を遂げている。それは流行を超えて文化なのだ。 そしてラーメンは中華料理専門だったラーメンの文化を北の国北海道と南の福岡で広められ、やはり進化に次ぐ進化。 福岡は北上を果たし、北海道も南下して東京にてそれぞれがぶつかり合い、新しい世界を東京で進化させている。 そんな北海道はやはり元祖サッポロラーメンなスタイルだ。 しかし、そのスープカレーとラーメンのマリアージュ(相性)は意外だったなぁ。 ラーメンにカニが入ったり、海鮮までは理解出来る。(食べようとは思わないけど・・・) ジンギスカンラーメンとかは試そうとも思わないが・・・とにかく美味いんだから彼、彼女の幸せを祝ってあげよう。 しかしカレーという存在感は何モノの存在も個性も押しつぶす。 例えば”納豆”だ。

インド娘と中国野郎が札幌で"愛"の密会・・スープカレーラーメン!

納豆カレーなるモノを紹介されたのは関西人の友人からだった。あの新鮮な驚きは今でも忘れられない。カレーに納豆、それを関西人が・・・しかし食べれば既成概念が吹っ飛ぶ。 まぁカレーとラーメンのマリアージュは考えたら自然な流れであったのだ。蕎麦屋さんのカレー蕎麦、カレー南蛮なんてモノは基本がダシと醤油の汁にカレー(小麦粉沢山のトロトロ系)が溶かれているモノが多いのだが、スープカレーはそんな野暮なモノではない。 まったく新しい世界観がここにはある。 是非、札幌にいったらトライしてみましょ!! いやラーメンかスープカレーをと考えるならば、まさに”一石二鳥”がコレ! 食感はラーメンで後味はカレー~~しかし店内にはスープカレーラーメンなんて一言も書いていないし、店主は『うちはラーメン屋ですから!』とカレーラーメンの存在をきっぱりと否定!

インド娘と中国野郎が札幌で"愛"の密会・・スープカレーラーメン!

数々のスパイスをブレンドしたとだけ書かれている・・・それが結果、カレー粉は使ってはいないが、明らかにカレーになってるんだけどね。 どっちでもいいや! 美味けりゃね! “一ノ寅”(いちのとら/750円)はコクうま(こってり)、二ノ虎(にのとら/750円)はサラうま(あっさり)となっている。ちなみにお決まりの塩、味噌、醤油ラーメンもあるが評判は聞かない! ※ 日高昆布と煮干しで取ったダシに香味野菜、ことこと炊いた豚骨スープ。さらに8種類のオリジナル香辛料が融合。・・・美味い訳だ!

  • ラーメン寅乃虎(とらのこ) 札幌市中央区南5条西24丁目3-17
  • 電話 011-561-7955 営業時間 11:00~21:30 定休日 水曜日
  • 裏参道のほど近く!