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大人の引きこもり&ニセコの羊蹄山のBC!

一年に2度か3度は北海道にスノーボードをしに来る。ここニセコやルスツの パウダースノーは格別だ。それは日本だけの評価ではなく世界中から人が集まる程で、この季節には外人率は90%近くにもなり、薄目で見たら海外で遊んでる様な日々なのだ。 東京から数時間かけて長野や新潟に行くならば羽田空港から1、5時間で北海道に飛んだ方が早いし、渋滞などのストレスもない。(というか元々ストレスは無いんだけど・・・) 今年は引っ越しの関係とかで3月が厳しく忙しく、4月の初旬にスケジュールを入れた。このスケジュールを提案した2月には北海道ローカル友達の大ちゃんいわく、いくらなんでも4月の雪は期待が出来ない・・・との当たり前の答えがっ!! そりゃそうだ!(笑) 4月2日の朝イチ便で羽田からスノボー友達のケンシローと飛ぶ。その時の東京の天気は快晴! だが予報では午後から大荒れだという。(その様子はニセコでテレビで見ていたが、ものすごいゲリラ的暴風雨だった。そしてその暴風雨はそのまま東北をぬけて北海道を襲うという。北海道ってあまり台風も通過しないんですよ!)という事で、翌日の3日は北海道も暴風雨!冬場にスノーボードが出来なければ他にはやる事などなにもなくニセコのロッジでヤロー三人の引きこもりとなった。

大人の引きこもり&ニセコの羊蹄山のBC!

なにがエネルギーの源になっているかといえば、この暴風雨(雪)によって、もう、うっすら春化粧が始まり地面が出始めた山に、再びサラッサラのパウダースノーが降り、暴風雨の後は、雲一つない快晴が見込まれるからだ。 抜群の雪質+快晴な日和・・・これをパーフェクト・ディと呼ぶのだ。嬉しい!! どんなに荒れ狂おうが明日には素晴らしい一日が待っていると思えば引きこもりも楽しい。 結局、ヒマつぶしがてら下山してランチ、そして夕飯の買い出しをしてホームセンターでダラダラと時間を過ごし・・・ロッジに帰り夕飯の仕込みっ!(今夜は外食もつまらないのでロッジでパーティー、実は大ちゃんとオレは料理が大好き。今夜は悪天候の中、札幌から4人の友達が遊びにくる。) 翌日4月5日はまさに絵に描いた様なパーフェクト・ディだった。朝起きてカーテンを開けるなり雄叫びが出たっ。『ウッヒョー!』 今日はニセコの羊蹄山をハイクして登り滑る!(バックカントリー”BC”という領域。)スノボーを背負ってスノーシューという雪にもぐらないで歩ける昔で言うカンジキ、雪崩が起こる事を前提とするのでビーコン(遭難時の位置発見装置)ゾンデ、スコップ(遭難者を捜して掘り出す道具)をザックに入れてハイク。

大人の引きこもり&ニセコの羊蹄山のBC!

歩く事4時間で羊蹄山の七合目(1350メートル付近)まで到達。自分たちの足跡を見るとメマイがする。ローカル友達の絶叫ぶりは比べ物にならない。何故ならば4月にこの雪質と快晴なんて考えられないという価値を東京から来たオレ達以上に良く知っているからだ。そして天気は快晴っ!! ハイクは正直、すこしだけキツかったが、11時過ぎに予定地点に無事に到着して、一服してから装備をつけた。ひとつひとつのバーンを大切に大切に30分以上かけて滑り降りた。そのパウダースノーの浮遊感はまるで雲の上を走っているような、いやそれ以上の感覚だった。 本当に素晴らしい朝になった。 昨年に続いて二年連続も登頂できて、そして快晴っ、そしてパウダースノーなんてどこまでツイテいるんだろう! また来年も狙っちゃいます。 日々のトレーニングはこんなツアーに参加し続けたいからやっているのかもしれない。男53歳! まだまだ現役で頑張りますっ!

世界一の味と標高のジンギスカン!

ニセコは、今や日本ではない。すでにオージー(オーストラリア人)や中国人に完全に乗っ取られている。居酒屋に行っても露天風呂に行っても居るのは外人ばかりだ。だから気分は海外リゾート。   最近はホテルではなく、いつもニセコのロッジ(貸し別荘)に宿泊をしているのだが、そこからは素晴らしい羊蹄山の景色を見上げることができる。関東地方、いや日本人が富士山を見ると異様に興奮するのと同じで北海道人は羊蹄山を見るとやたらに興奮する。

世界一の味と標高のジンギスカン!

時々、聞く話だったが、その雪がどっさり積もる羊蹄山をスノーシューズを履いて5~6時間もかかって登って気持ちが良い一本をナダレの危険を背負いながら数十分の幸せライドでスノーボードで滑るというのだ。 いつもその話が出ると『オレは誘わないでね!くれぐれも!』と念を押していた。おれは辛い事が嫌いなのだ。  昨年のボクの誕生日に札幌のイリモトが、本人がまるで望んでいないビーコン(雪のナダレに巻き込まれた時に発信をして居場所を教えてくれる便利な人には便利な機械。要らない人には全く不要な機械)をプレゼントしてくれた。

世界一の味と標高のジンギスカン!

正直、当惑した・・・なんの意味だろう。しかし今年は覚悟をした。夏の間に吉木大輔からも電話があり、スノーシューズ(雪上を歩く為の靴。昔の名前だとカンジキ)とゾンデ(遭難した人を捜す為の折りたたみ棒)とスコップ(遭難した人を掘る為の・・)を買えという。なんでスコップを持参してスノーボード・・・意味がわからなかった。・・・でも強い誘いにはのる性格なんです。 今年、THE DAY は来ました。オレ達はやたらに“晴れ男“なんです。羊蹄山も登れる程にコンディションがいい日はシーズン中に10日あるかないかとの事。 それも遭難覚悟の重装備をつけての登山をして滑る人間なんてそうはいないらしい。

世界一の味と標高のジンギスカン!

前日の夜に、飲みながらガイドの佐藤ユウ君が携帯で天候、風向き、積雪量などをチエックして『明日は早朝に羊蹄山に登れる!』と判断! それが決まり、波田は酒をピタリと中止!部屋の飲み会のオバカ空気が一気に入れ替わり覚悟の空気。 なぜか折角だから、そんな時に羊蹄山の山頂でジンギスカンを食おうという話になり、食卓のラム肉と玉葱などのジンギスカンセットが片付けられ冷蔵庫へ! そして翌日のザックの中に入ったのだ。さすが北海道人の魂であるジンギスカン! 翌朝は全員が緊張気味で誰も目覚まし時計も無く起床! 早々にクルマに道具類を詰め込み出陣っ!

世界一の味と標高のジンギスカン!

初めてのスノーシューを履いてスノーボードを背中のザックにくくり付けて歩き始める。履き慣れないスノーシューは足取りも重い。そして背中のボードは重心が高くなって歩くのは難しいし、スコップなどの荷物が重い。しかしそんなのナンのその! 5時間歩いたその先には絶景とジンギスカン、そして快楽な一本が滑れるのだ、ガイドのユウは流石にプロ!素晴らしいガイドで案内してくれるのが嬉しい。頭の中は絶景眺めてのジンギスカンでだんだんいっぱい。正直、ジンギスカンがなかったらメゲたかも・・オレは一人歩きながら『ジンギスカン♪ジンギスカン♪』を繰り返し自分を盛り上げた。数時間歩いて、森林限界点(寒くて樹々も生えなくなる境界線)を超え、休憩時に下界をみて、全員が唖然!『キレイだぁ~~!』と驚喜。

世界一の味と標高のジンギスカン!

4時間後、7合目あたりで、雪のコンディションも固めになり、これ以上登るとスノボーが楽しめない雪質になると判断して休憩・・・するとガイドのユウと大ちゃんはザックからスコップを出して、傾斜を利用して雪でファミレスみたいなベンチとテーブルをあっ問いう間に作製!そこに風よけを作り、スキー板をベンチにして早々にジンギスカン鍋を設置!(北海道には使い捨てジンギスカン鍋なる便利な物があるんです。)そして野菜を投下!肉を投下!!待つ事10分、タレをジュ~~っとかけて、いよいよ『いただきまぁーす!』 グウの手で乾杯!この場所で食う、ジンギスカンの美味しい事ったらない!! これ以上の美味いジンギスカンを食べた事が無い!(北海道人イリモトもこれ以上は無いと認定!)

世界一の味と標高のジンギスカン!

全て、昨日の夕方に生協のスーパーで買ったものなのに・・・何を食うかも大切だ!  誰と食うかも大切だ! そして、どこで食うかも大切だ。当然、帰りのスノーボーディングはお口の中にジンギスカンのニオイがしっかり残って幸せなライディングになった。これ、生涯忘れられないジンギスカンだよ!  (イリモト、大ちゃん、ガイドのユウ君、ありがとう!)

  • 場所 ジンギスカン ニセコの羊蹄山 7合目 電話なし。
  • 連れて行ってくれるガイドは佐藤ユウ君(ノマド社)
  • お肉とタレ、玉葱、もやしは倶知安(くっちゃん)の生協で購入。

探し物は『あった!あった!』

2010年3月2日(火) 今年もこのシーズンはニセコに来ている。ニセコは自然に恵まれた広大な土地! 遠くはヨーロッパや、オーストラリア、ニュージーランドからもここのパウダースノーを求めてやって来るほどに世界基準での最高な場所なのだ。 来ている客もガイジン率は平日だと90%! 年々増えている感じがする。まぁ、それはそうとして今年も様々なハプニングが起こった。 今年もパウダーを求めるが故に、ゲレンデのコースを外れてロープをくぐり抜けて林の中をツリーラン!! バフバフの新雪の残る山を谷に向けて滑り降りる! 当然にナチュラルハイ状態になり『ウヒョー!!』という叫び声も聞こえる。仲間とそんな時間を過ごすと本当にハッピーな気分! 今日も何本もこんな時間を共有した。 下に降りて間もなく、吉木大輔が青ざめた顔で・・・『ケッケッ携帯が無いっ!!・・・』この男は真顔で冗談を言わない。当然のシラフ!!(大輔は本当に面白くてアルコールが入るとイキナリ、同じ人間かと戸惑う程に饒舌になる!オレと同じ軽いアルコール依存症!(笑)) という事で、みんなで捜索隊に出る事にした。とりあえず滑り降りたラインを思い出してそこを皆で滑って捜す事に・・・・しかしそれが発見出来る確率は、至って低い! 山の上に戻り、皆に伝授したのは、その捜索方法。通常探しものをする時に人は『無いなぁ!無いなぁ!』と言いながら捜す。しかし考えてみればそれこそ“引き寄せの法則”ではないか! 正しい推奨的な言葉は・・・『あった!!あった!!』無くても『あった!』これが正しいのだ。ということでオトナ5人は手分けする様に『あった!』を連発しながら捜索隊に出た! あまりにも広大な土地、 果てしない雪・・・これは、まったく砂漠で10円玉を捜す様な話だ。 『あった!』『あった!』無くてもあった! そうしたら、なんと若者マコト君が『あぁ!!本当にあった!!』と叫んだ! なんと木のたもとに落ちていた携帯電話を発見したのだ。全員で歓喜!!!! やったぁ~~!! まさにアンビリーバブルな事件でした。 以後、行動の度に“持ち物点呼”は欠かさず行っております!!
『あった!あった!』・・・今日も探し物!

悲願の空飛ぶ円盤型”鍋”

2009年3月11日 今シーズン最後の北海道・ニセコでのスノーボードだった。今シーズンは完全な不完全燃焼なシーズンになってしまった。スノーボードは天候、積雪量などが絡み合い、本当に素晴らしい”ザ・デイ”的な日はそう当たるもんではないが、今年は恵まれなかった。ニセコもご多分に漏れず異常気象の影響を受けているのだ。  しかしアフターは大当たり! 夜はニセコの街、倶知安(くっちゃん)の”ひろまつ(寛松)”に出かけた。この店は美味い! 店に入るなり知人に出くわし、何故ここに来たのか聞けば、波田のホームページを読んでくれたとの事。それなりに貢献をしているじゃないの! なのにここの店主はモノ覚えが悪いのか、覚える気がないのか、サービス精神がないのか、CS(カスタマーサティスファクション)を上げるなんて気持ちはサラサラないのか・・・ようは何度行っても常連扱いなんてしてくれない。寛松はジンギスカン&もつ鍋の専門店なのだが、特にモツ鍋がすこぶる美味い。そしてその”鍋”の形状が本当に特徴的だ。クルマのシンプルなホイルキャップの様な形態で鉄板をただ中心部からキレイなアールを描いていてソリあがっている。道ばたに落ちていたら間違っても、”鍋”なんて思わないであろう。この鍋が好きで通っている。ある時、この鍋が欲しくて店主に交渉をした事があるのだが、店主は『1億円出したって売らねぇ!』とタンカをきった。(もし1億円持って来たら店ごと売ると思う!確信出来る!) ということで完全に拒否。  数年間、何回も頼んだがダメ! 散々、トライはしたがあまりにダメなので、考えを変えた。 長期貸借をお願いしよう。無断にはしたくはないが、イザとなれば仕方が無いか・・・・と数年間、そのチャンスを狙った。きっとその間は相当に挙動不審な事もあったであろうし、人相も悪くなっていたかもしれない。そしてそのチャンスが今日、突然訪れた。完全に!!! チャンス!!今なら出来る! まさに格闘技ならば一本を決めた様な!!しかし相手は全然、戦おうとしている訳ではないのだが・・・しかし待ちに待った、その瞬間に、考え方が変わった。スリルはキッチリと楽しんだのだ。これはココにいてもらおう。遠く東京で暮らすべき鍋ではない。(相当に回りくどい表現でスミマセン!”公”なホームページで犯行声明は出せません!本当に良くわからないよね!どうしても聞きたかったら、どこかでボクに声をかけて下さい。)  そして、その鍋を計測して写真を取った。(実はボクの財布にはいつも必要なサイズを計るのに携帯用ノギスという厚みや内径を計る計測器を持参している。)その翌日、ブログに”この鍋を製作したい!鉄鋼関係の方、板金屋さんご協力を!”の様な文章を載せたら1時間後に返信が来た。新潟在住の伊藤君から、この鍋を作れると一報をいただいた。(想像するに結構な技術だと思う。) ということでメールでサイズ、厚さ、深さなどを打ち合わせして、まずは試作を作ってもらう。そしてモツを仕入れて、まずはヒロマツoレシピで作ってみよう。 長い道のりであった。あと一歩で新しい夢に近づく。・・・・・・実に人生は小さい夢の積み重ねだ。

鍋で地球平和!。 フェラーリ的な美しき鍋とジンギスカンの夢のコラボ。

ニセコで2度の衝天! イリモモに感謝!

1月15日の札幌のミーティングの翌日に、ニセコに移動してスノーボード合宿に入った。そして三日目の最終日の朝、肉体的には少々の疲れが残っていたし、前の晩の暴飲暴食がたたり、胃腸的にもダルいのだが、朝は7時前に起きて、8時スタートの”アーリーモーニング”という通常営業前の一時的に動く特別リフトに乗るために、リフト前でスタートを順番待ちして待機していた。そのピリピリ感はあまり好きではない緊張だが、並んでいる人全員が、今日を待っていたと言う程のグッドコンディションな朝だった。誰だってパウダースノーの誰も入っていないファースト・トラックをモノにしたいという気持ちが満々にある。そんな瞬間だけの為に準備してきた連中が、このニセコの朝一、言い方を変えれば”北半球で最も幸せなスノーリゾートの年に何度も無い、最高の瞬間”を体験したいのだ。 昨晩は相当な降雪量で昨日に食い尽くされたゲレンデやコース外の林の中などには、綺麗に新雪がかぶり”まっさら”な状態になっている。そして天気は晴天。雪の湿度も申し分ない。 もしも、昨晩から雪が降り続けていたら、視界は悪く、気分も重く、決して、待ちに待った”THE DAY”とは言いがたいのだ。 そんなパーフェクトな日に当たる確立は意外に低く、夜に雪が降らない、天気悪い、吹雪・・・などが常なのだ。 ということで、今回も強運にも二日ともパーフェクトに近いが、今日は格別な朝だ!!  センター4、キング第3、そして第4というリフトを乗り継ぐ事、約30分、中でも最後のキング第4リフトは一人乗りでカバー無しの吹きっさらし、そして森林限界点(標高が高くて樹木は生息しない)を越えているので吹く風はストレートな冷気。マイナス20度位だろうか。 そして・・・・・・トイレに行きたい!! テンションは落ち気味だった。 そんな時はロクな事を考えない・・・・そしてリフトを降りて、今回もガイドをしてくれているイリモトトシヤ(今回から彼を井利元を改めイリモモ君と呼びたい。奴の強靭な太もも筋肉は、どんなコンディションの雪でも、一切の疲労困憊無く滑り降りる事が出来るだけのエネルギーを蓄えている。あんな疲れ知らずな太もも筋・大腿筋が手に入ったら・・・無敵だ。敵はいないけど・・・) ということで通常だと、この場所で下界を見下ろしながら本日のオススメコースを説明してくれて、イリモトが先頭となり滑るというより降りる、いや突っ込むカァ・・・とにかく過激に気持ちがいい場所(当然、ゲレンデではないロープをくぐった正しい少年少女には推奨しがたい林間コース)なのだが、今日は何の説明も無いまま、ボードを脱いで抱えてアンヌプリ山頂を目指して、なにも無い雪道を山頂に向かって歩き出した。(ここで今までも何回か誘われたが、これ以上、体力を使って、ましてや歩いてなんて・・・と断っていた。でも今回は問答無用という事か・・・それほどまでに今日は”THE DAY”なのだ。歩き始めてだんだんと頭の中がトイレでいっぱいになった。こんな障害物が一切無い、真っ白な雪の世界で”立ちション”というわけにはいかないし・・・・絵的に問題だ! 呼吸も結構辛いぞ! 波田は数年前にアフリカの最高峰キリマンジャロ(5000メートル)を制覇したが、その時を思い出す辛い記憶がよみがえる。途中何回か休んで深呼吸・・・後ろを見ると、まだこんな距離しか歩いてないのかとメゲる。辛い、苦しい、淋しい、トイレ行きたい、もらしたらカッコ悪い・・・とにかくネガティブ。しまいにはイリモモ君に文句を言う・・・・しかし何とか頂上に到着した。同行のヒロムとダイも疲れているのを見て安心! 避難小屋があったので、世の中には申し訳ないが、そして社会通念的にも問題があるのもわかるが・・・用事を済ませた。本当に気持ちがよくて『あぁぁぁぁぁぁ~~~っ!!』と叫んでしまった。あれ以上のション経験は無い。それは人生上、最高のションとなった。そしてその快感とともに、波田は復活した!! 『行くゼィ!!』  四人は準備に入り、コースを検討、そのままイッキに北半球1番のアンヌプリの頂上から、40分歩いて登ったところを、わずか30秒たらずで至福の滑走をした。その新雪の深さは70~80センチ。足に引っ掛かるモノがなにもない、まさに”浮遊状態” 頭の中から脳内モルヒネ(アドレナリン)がドロッドロッと湧き出るのがわかった。(薬事法ゴメンなさい!) 意識も無く衝天の声が全員から出ていた、いつもの見慣れた場所までの、推定30秒は、最高の時間だった。その場所で全員が奇声をあげ、ハイタッチ!! 波田は目に興奮の涙が出ていた。 その瞬間、思った。 ついてきて良かった! そして一人じゃこんなに感動出来ない。感動を共有できる仲間って最高じゃないの!! 今日はまさに”THE DAY”だった。 その日の午後はソバを食べながら、温泉に入りながら、車に乗りながら、飛行機で外を見ながら、次の目的地、仙台でマーケをしながら・・・・その瞬間を思い出してニンマリニンマリ・・・・スノボー+パーフェクトデイそして仲間 これ以上は無い冬の一日だった。 雪に、天気に、ニセコに、イリモモに、ヒロムに、ヨシキダイに感謝です。 また行く!!!必ず!! ”THE DAY” イリモモ君はイタリアを車で目的地未定旅行をした時も、ナビ(機械)無しなのにイタリア地図を頭に叩き込んで、いつも道を案内してくれた。その時の別名は”ナビモト”君だった。 様々な動物的才能の持ち主だ。

ニセコの朝!。ウレシイ新雪バフバフで気分はレロレロ!。

2月5日、木曜日、昨日は札幌での会場ミーティングで盛りあがった。アフターでオトコ・イリモトと寿司屋とワインバーをハシゴし、途中から怪しい岩永や東京からわざわざスノーボーに参加したくやってきたイトケンも乱入で意味不明に盛りあがった。少々酒は残っているがそんな事言ってる場合じゃない。宿泊はお気に入りのジャスマックホテルなので朝からやる事がある。ここはシティーホテルなのに三階に強力な露天風呂付き天然温泉があるのだ。当然に朝一で入浴。ココに泊まっていると全く何処にいるんだかわからなくなる。浴衣を着て朝食をしてから8時にイリモト、マンブー御一行が迎えに来てくれてニセコスノボーツアーに向った。途中で野佐掛ヒロム家を訪問したがビックリしてしまった。素晴らしい家だったなあ。賃貸なのに展望見晴らし風呂に巨大リビングがあるログハウスだ。北海道の貸家事情は本当にウラヤマシイ限りだ。10時過ぎにニセコに到着してペンション”たけのこ”にチェックインし、早々にゲレンデに向かった。苫小牧の元ガンバリディストの中戸ヒトシも遊びに来て久々に一緒に1日過した。相変らず口の利き方知らない奴だったが楽しい。今日はイリモト、岩永、ヒロム、マンブー、イトケン、ヒロム他で10人編隊で滑った。まだまだ新雪が残っていて本当に楽しめた。ボクの新しい”EGF”のボードは御機嫌だぞ。ランチをしてその後も散々滑った。みんな地元的に詳しいので充実のスノボーだった。4時に上がって近所の銭湯に入ってからヒトシ号で倶知安の”寛松”にジンギスカンとモツ鍋を食いに行った。(前回号にて紹介)この店は昨年食いに行って大満足だったのだ。その店で盛りあがり、その後は”ゲンテンバー”でまたまた飲んだ。このバーは相当にカッコイイ。平原にパオと呼ばれるモンゴルだかのドーム型巨大テント小屋で座敷になっていて、とにかく和むのだ。またまた結構ヘベレケになってしまった。岩永はだんだんとスイッチが入ってムード満点な店内は一気にお下品ムード!。焼酎はビールみたいにガンガン空いていった!。しかし皆、朝が早かったので次から次へと終っていった。(店内で倒れる様に寝た!)そしてペンションにやっと帰った。ああ、充実の1日だった。(岩永はその後、ペンションに戻り赤ワインを飲み始めた。普通じゃない・・)

ニセコで初体験のバックカントリーでスノボー。 やられました!!!!。

3月10日、月曜日、雪、昨晩の札幌のミーティングは本当に面白かった。さすがに目指している不屈の男、井利元は気合が入っているし奴のリーダーシップには関心するとしか言えない。本日より2泊2日、ニセコスノーボードツアーだ。ホテルにて朝食をしっかりして井利元号レンジローバーでニセコに出発した。約2時間半で到着。Jファーストはなかなかゴキゲンなホテルで、驫木氏(EX)、岩永氏(C)とで3人部屋にチェックイン!。早々にニセコ・ジモティー越智君からガンガン催促電話がかかってきて井利元と岩永の3人でトナリ町の岩内の越智宅に向った。岩内スキー場前の越智家は外観は質素だが中に入ったら驚くほどに快適な家だった。グランドピアノ、6匹の犬、プラズマディスプレイ、快適なソファー・・・超美人妻。素晴らしい。そして仲良し夫婦だ。今回は初めてのバックカントリー体験ということで越智氏の手ほどきで誰も登っていない閉鎖されている岩内スキー場を頂上までスノボーを担いで自力でハイクして、そこから新雪を一気に下るという超エクスタシーモノな企画なのだ。スノーシュー(かんじき)、ビーコン(遭難時の探索機)などの準備を急いで閉鎖されている岩内スキー場に向ったら、ラッキーなことに雪上車で山頂の手前まで送ってくれたのだった。なんという幸せなことだ。こんなの歩いたら大変な距離だ。しかし、そこから30分以上も強風の中をハイクして山頂に到着!。とにかく圧巻な景色でぶっ飛んだ!!。そして準備して、いよいよスノーボードで一気にパウダースノーを食いまくって下りた。約20分の相当に根性入って楽しい快適な瞬間だった。アルペンには無い爽快感にたまげた。(昔、新雪食いにはまるボーダーが最高の女、10人よりも良い位に楽しいと比喩していたが納得だ!)。林間コースはそれはそれはオソロシク、何回も木、枝にぶつかった。マンガみたいな転倒を何回もしたし、岩永は全然帰ってこれ無くて心配した。やっと下山できて皆で万歳三唱(喜びの基本)その後、越智家に行ってタカちゃん(美人妻)とともに乾杯した。その後は皆が待っているのでニセコに向った。越智君もトモキ君(プロスノーボーダー、ナイキがスポンサー)を僕らに紹介したがり一緒にニセコに入った。夕飯はトモキ君が知っている居酒屋に乱入して盛り上がり、相当な量の酒を飲んで騒いだ。(焼酎のビンがビールみたいに空いていた!)トモキ君と家族は最高だった。しかし実に美味しい夜だったなあ。その後は超オシャレなゲンテン・バーで飲んだ。上品な店なのに岩永、井利元が裸になって気合を入れる叩き合いをしていてムードはメチャクチャ!!。(客は喜んでいたが・・・)驫木氏は大の字になって熟睡。僕は何故か後ろに座っていた関西系淑女二人と話しに盛り上がり、結局AMな話しになってスポンサーリング活動に勤しんだ。(とてもナイスな女性でバッチリ!!)しかし今日は、良く遊んで騒いで飲んで滑って、すこしアムッた日だった。深夜に完全なエネルギー切れ。営業終了・・・。