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パレスチナの塀の中で食う中華

イスラエルはある意味で世界の中心地。経済の中心はニューヨーク、ロンドン、東京、上海とあるが、宗教ならばイスラエルのエルサレム。(またはメッカのあるアラブ首長国連邦) とにかくこの国の存在はハンパじゃない。あまりにその歴史的背景は複雑かつ長期、なにせそのモメ事の歴史は2000年以上も続いている。でも外側から観光客として見ていると実に平和な街なのです。 そんな街、イスラエルのエルサレムには様々な料理の店がある。オレが旅していると必ず食べたくなるのが中華料理。本当は和食と言いたいが、食べたら100%、逆にストレスになる。何処で食べても美味しくないのだ。(すみません。NYとかでの超高級は別です。あまり食べた事ないけど・・・)それは素材が手に入らないのだから仕方が無いと言えば元も子もないが・・・だけど醤油味の何かが食べたい・・・となると食べるのはエスニックの代表選手である中華かタイ料理。大分、西洋料理ばかりだった胃腸がリセットされるんですよ。

パレスチナの塀の中で食う中華

エルサレムの週末はユダヤ教では安息日(日没から日没まで、または星が三つ出るまで!)になるのでレストランは休みが多く店を捜すのは少々苦労する。最近の旅は効率を重視したいがあまりにガイド&ドライバーを日本から捜して手配をしておく事が多い。(意外に安いんです。)なのでリクエストすれば何でも何処にでも行けるのだ。という事で、今回のエルサレムのガイドはパレスチ人のイサ君。相当に強面(コワオモテ。どや系の顔に超マッチョな奴!恐いカオしてるのに、誰がかけても恐く見えそうなサングラスをかけているから余計に恐い。運転の乱暴さは半端無しなのだが、なぜか技術的には安心感はある。そんなイサ君、何故だかキリスト教の賛美歌・・・)想像つきますか!? ドヤ顔の強面な男がメチャクチャな運転してホーンをビィービィー鳴らしながら、電話しながら、時々安全にも気を使いながら、賛美歌ですよ!? ラップでもソウルでもハウスでもない賛美歌・・・『これが一番好きなんだよ!』・・・と言ってました。

パレスチナの塀の中で食う中華

さて奴が連れていってくれた中華がここTACHI CHINESE レストラン。なんと正面にみえるのは分断の壁です。そうここはニュースでもおなじみのパレスチナ自治区。(北部紛争地帯とは違います。自治区として点在しているんです。)パレスチナ人は国連によりイスラエルの中で独立して他民族と別々に暮らしをしているんです。ここの壁の内側には出入りは出来るんですけど当然にパスポートチエックは受けます。(ボク達の場合はイサがいたお陰で簡単でした。) ではお味は・・・充分! オーナーもたぶんパレスチナ人、そしてコックは上海かどこかで出稼ぎに行って中華料理を習得してきたというパレスチナ人! それなのに、ちゃんと美味しかった! ただ麺類は焼ソバ程度。まぁ仕方が無い。そうそうワンタンスープなんて素晴らしかった。 お値段は4人で飲んで食べて7000円程度、まあ、物価の高いイスラエルから考えればオッケー! とにかく窓から見える景色がイスラエル国内にベルリンの壁みたいに460キロも張り巡らされた”分断の壁”と監視所ですから!そんな壁を見ながら飲み食いで出来るなんて世界中でそうは無いかと!!(笑)

パレスチナの塀の中で食う中華パレスチナの塀の中で食う中華

  • TACHI CHINESE RESTAURANT 大吉
  • Bethehem-Caritas Str
  • P.O.BOX 1132 (郵便出す人、いないと思うけど・・・) (エルサレムの新市街の先のパレスチナ自治区の中)
  • 電話 02?2744382