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出会えて良かったペペロッソ。 三軒茶屋で愛される庶民(?)の店。

ペペロッソが好きだ。全然気取らないこのペペロッソ三軒茶屋店が好きだ。(店としては気取っているのかもしれないが・・。)東京でも山の手の中の下町的情緒たっぷりな三軒茶屋の少々裏通りの少し奥まった、目立たない半地下にこの店はある。しかし決して店内はコジンマリとはしてなくて間口は狭いが店内に入るとドォォーンと奥深い。イタリアンがファッションとなり気取って”今夜は決めるぜ!”的に子供達から悪用される以前からあった正統派なイタリアンなのだ。

出会えて良かったペペロッソ。 三軒茶屋で愛される庶民(?)の店。

人間は死ぬまでに約50トンの食料を食うらしい。それはゾウ(エレファント)に換算するならば体積で10頭分なのだ。そんな量をせっかく食うならば美味しいメシを楽しい仲間と食うのが正しい選択ではなかろうか。そう、イタリアンの良さは・・・・楽しく食うところである。寿司は仲間とワイワイなんて似合わない。カウンターに座って寿司職人と会話をしながら渋く食うのが正しいし、フレンチならば愛する女性と艶っぽい会話でもしながら通常より声のボリュームをさげて会話が正しい。(出来るならば声質も1オクターブ下げると調子がいい・・) さて中華は当然に大人数で家族的な絆を感じながら食う。またはそんな接待するのが正しい。焼き肉は一線を越えた男女、ホルモンはより濃厚な線を越えた男女、高級店のお昼のランチは声デカ”ガハハ笑い”のオバサン。

出会えて良かったペペロッソ。 三軒茶屋で愛される庶民(?)の店。

ではイタリアンはというと・・・やはり楽しい仲間でワイワイが正しい。ワイワイが正しいのでお通夜とかには不向きなのだ。ということで今夜は楽しい仲間とワイワイなのでペペロッソを予約した。最近ではここのオヤジはテレビ出演もするが、そんな事への気取りは一切出さない気軽な○○が経営する。以前、ヨーロッパ帰りの友人から白アスパラガスを密輸品でもらい、丁度、持ち込んで調理を依頼したが見事であった。要はそんな定食屋的気軽さがこの店のウリである。ワインは笑うほどに種類がない。(あるのかな、少なくとも当店にはウン百種類がございます・・・的な品揃えは無い。)ハウスワインは安くて美味い。赤は赤、白は白で、これ飲んどきな! という位に気楽だ。そのコダワリがないところがコダワリで皆から愛される理由になっているのだ。

出会えて良かったペペロッソ。 三軒茶屋で愛される庶民(?)の店。

そんな気楽に食う店はアナタもトモダチも気楽に和めて楽しい時間になる事は間違いなし。そう、それこそ大切な楽しい夜を過す上での最重要ファクターなのである。誰かスポンサー(オジサン、センパイ、ジョウシ、シタゴゴロオトコ・・・)がいてゴチしてくれるなら他に行った方がいいですよ。あくまでも楽しい友達とワリカンで行く店です。

  • ペペロッソ三軒茶屋店 世田谷区太子堂1-12-23 03-3424-4230
  • 営業時間 ランチ11:00~14:00  ディナー17:00~21:30 定休日 月曜
  • 新玉川線 三軒茶屋(南口)を出てモスバーガーを右に見ながら国道246を渋谷方面に戻る。最初の信号を右折して数軒目を左側。 半地下。