この店でなんという食べ物をたべたのかわからない。聞いてもサッパリで、なにがなんだかわからなかった。とにかく食べたモノは全て衝撃的に美味かった。しかし名前がわからないのだ。オレだって”この料理の名前はナンですか?”と位は英語で質問はしたのだが、返ってくるポルトガル語はまるで意味不明!! だからこのページを読んでもらっても、ひょっとしてなにか残尿感というか、何かやるせなさに近い様な・・・せめて好奇心が旺盛で、なにかを調べる事に長けたアナタならばその名前など教えてくれても大歓迎だ。結論から言うならば、こんなに遠い店でも、是非とも人生の中でもう一度、行ってみたい店、それがこの”なんちゃらオリビアーラ”という店だ。

店名すら正しく読めない・・ ここに行き着いたのは偶然ではない。ある方からの推薦だった。人を介して紹介していただいたポルトガルの現地コーディネーターからのご推薦で、この店に言って食べなければポルトガルに行く意味が無いという位の推薦文が書いてあった。(コーディネーターという職業、なろうと思ってなれる職業ではない。例えば広告代理店が制作会社を通じてポルトガルでCMの撮影とか、街を紹介するテレビ番組などを作るとすると企画の段階で登場して相当に威力を発揮するのがコーディネーターなのだ。撮影に相応しい場所などをロケハンなるロケーションハンティングをして決めたり、撮影の許認可などを下ろしたり、現地の人々との交渉をしたり、とにかくその職域は本当に幅広い、まさに現地を知り尽くした人の成せるワザの集積がこの仕事なのだ。)

という事は、”絶対”なのだ。まさに神からの啓示!!どこにあるかわからんが、そんな彼女からのアドバイスでとにかくココで食べよとの指示! それは行くしか無いでしょ!(笑) 最近では便利な事にカード会社がこんな雑務も請け負ってもらえるので予約だけは入れてもらった。そして当日、リスボンからは一日タクシーをチャーターして向かう。このエボラという街、本当に素晴らしい街でした。さすがの世界遺産です。どこの場所でも本当に”絵”になるんです。 さて、待ちに待って予約の時間になり入店したが、レストランのオーダーは心配ない。というのは全てプリフィックスメニュー(コースメニュー)だからどんどん出てくるお食事をドンドンといただいて行くという流れ!

ポルトガルではスペイン料理で言うところのピンチョス(前菜的な小皿料理)が座るやいなや出されるのだが、それがまた、とにかく名前がわからないが片っ端から美味いのなんのって・・・肉も野菜も豆も魚も・・・ポルトガル料理が日本人に合うとは聞いていたが、まさにこんなにドンピシャだなんて・・・結局、料理の名前は一つもわからないままに、今回は終了します・・・この店、間違いなく、人生でもう一度は行く店です! とにかく片っ端から美味いんですから!!(笑)

※店内にはやたらに沢山の受賞した賞状が飾ってありました。やっぱり美味しいんだ!!
- Tasquinha do Oliveira Rue Candido dos Reis 45 A -Evora 7000-582 EVRA 266744841
- 定休日 日曜
- 城壁内 カルバリオ修道院のある道沿い。
- エボラはポルトガルのリスボンからクルマで二時間弱。大丈夫!行く価値あり!
ポルトガルのリスボンを訪れた。ここはヨーロッパ大陸の最西端!わかりやすく言えばヨーロッパの左下のハジっこ。大西洋と地中海におもいっきり面した場所だ。ポルトガルといえば数百年前には世界を制した程の威力をもっていた国で、散策すれば過去の繁栄をしのばせる荘厳な建築物が目につく。(世界中の言語で最も使用範囲が広いのが英語・・いやいや、スペイン語・・いやいやなんとポルトガル語なんです。というか”だそうです”)

その街の真ん中に信じられない店を発見!! 洒落た観光ガイド(間違ってもるる○とかではない!)に紹介されていたのですが・・・・・『まさかぁ!?』と思って行ってみた。 その店、缶詰専門店! 行ってみたらビックリ仰天! まず何が感動かと言えば、とにかくお洒落なんです。 波田の勝手な想像だと、缶詰専門店なんて、港町にあるお土産屋さんがサバ缶、イワシ缶などを多めに揃えている程度だと思っていたら、とんでもない!! アンティークの時計専門店か、葉巻屋さんかこだわりの眼鏡店にしか見えない。店構えだけでなくパッケージもお見事なデザインで食欲増進は保証付き。(帰国後、日本でその味を確かめたが確かに美味しかった!明らかに美味しいのだ。)
そしてたかが”オイルサーディンの缶詰”(イワシのオイル漬け)だけでも、オリーブオイル漬け、トマトソース漬け、唐辛子漬け、レモン漬け、マスタードソース漬け・・・その数はなんと25種類!! ”たかがサーディン・ニジューゴシュルイ!!”この事実にはブッたまげた!! (たかが、たかがと言いますが波田はサーディンが大好物です。ただサーディンは世界レベルで貧しい食べ物の代表です。) この店、相当にハマります。見ているだけで楽しい!買って楽しい!帰って食べて楽しい!プレゼントにしてウレシい!(ラッピングもお見事っ!)そして飾ってウレしい! だいたい、ポルトガルの料理は本当にシンプルで、非常にニッポン人には評判がいい。なぜか何処かで食べた事があるような・・・そんな味が日本人を魅了するんでしょう。 こんな店・・・・楽しそうだ!

- Conserveira de Lisboa Rue dos Bacalhoseiros 34, 1100-071
- 電話 218871058 営業時間 9:00~19:00(土曜9:30~13:00)日曜休み
ポルトガルの大都市 “リスボン”・・・とはいえ高層ビルもなければ大型ショッピングセンターも、シネマコンプレックスもない。 名前が売れているわりにはこじんまりした良い街だった。 ポルトガルから連想する物は・・・・・・フランシスコザビエル、ユーラシア大陸最西端、ユーロの中でも地味目な国、ユーロのなかでも”幸せ度”が高そうな国。

リスボンには夜の18時に到着してそのままホテルにチエックインした。 冬のリスボンは夕方5時位になると陽は沈み、完全に薄暗くなっている。また情報収集が今イチだったのだが、(まわりにリスボン情報を持つ人が意外や意外に少なかったんです。という事で・・・)行き当たりバッタリ作戦で街を楽しもう!! ホテルのフロントの女子、そして別のフロントのオジさんに時間差で質問を飛ばした。『この界隈でお薦めのレストランは何処!?』 すると時間差、年齢差を超越して帰ってきた答えは『Colina!!』(コリーナ)だった。 オレもスレていて・・・その店はこのホテルの系列店舗!? 従業員の友達!? 親戚!? とは疑ってみるが・・・他にアテがある訳でもないので、とにかく歩いて行ってみた。ホテルからレストランまで一軒の店も無いほどに殺風景な住宅街が続くが、5分程して現れたレストランの外観は”超”地味な店・・・とにかく他の選択肢も無いので、入ったらビックリする位にいい雰囲気!

レジェンド(オジイさんクラスの店員さん)なウエイターが何人もキビキビと動き回っている。このレジェンド的ウェイターがヨーロッパのレストランには結構、見かけるんだけど本当にカッコがいいんです! その仕事っぷり、お客さんへのさりげない気遣いなんて最高です。 コレは『ビンゴっ!!』 まずはポルトガルのシステムでピンチョス(小皿料理)が数品とイベリコ豚、小魚の唐揚げ、サーディンのフリッター、などが頼みもしなくてもドンドンと出て来て不要なら返却という便利なシステムでイキナリ、ロケットスタートがきれて空腹なヤロー4人組にはたまらない!

どれもとにかく美味い! その後、周りの人が頼んでいる料理を指差しオーダーで注文し、片っ端から食べたが本当にいちいち美味しかったのだ。ワインも一本2000円弱のハウスワインですら極上のコストパフォーマンス(値段に対して抜群なお味!)~~~あぁぁぁこんな店が近所にあったら最高なのに・・・と思わせる素晴らしい店でした。 じつはメニューを見ると日替わりメニューが色々あるのだが、これが相当にレベルが高かった。あぁぁ7日間通わないと、この店の深さはわからないのかなぁ!! また人生に課題を残してしまったかなぁ。
PV-BV Corporation. Presented by Keijiro Hada