リトアニアの首都ベリュヌスで評判なレストランがある。 その名はマノガル・・・意味はわからない。 なぜ評判かと言えば、無農薬野菜をふんだんに使用する素材を最大限に生かした料理が提供される店だからだ。 (そもそも、このバルト海のリトアニアなんて無農薬に野菜しかないかと思ってた。) シンプルな内装、明るい店内、機敏な動きのスタッフ、それらの要素も明らかに、その評判に貢献をしている。 しかしそれ以上に評価をされている点は・・・ なんと!ここのレストランの店員さんは全員 元・受刑者なのだ。 元・受刑者という人々を積極的に受け入れて社会復帰のお手伝いをする為に、そして正直な食事を提供する為に、この店がある。 その“志”だけで感心するではないか!
オレが色眼鏡でみてしまうのか、店員さんの後ろ姿に“影”を感じてしまうのだ。 事実、その女性はスパイ映画に黒ずくめのピタピタなコスチュームで出て来るスパイ工作員にしか見えなかった。 でもその影がなんともカッコ良く感じてしまうんですよ。
それぞれの人にはそれぞれの人の人生がある。 やはりお似合いなのはロックでもソウルでも、Jポップスでもない演歌でしょうか。 彼女を見ていると何故か“網走番外地”なんて曲が出て来てしまうのは偏見!? 食事はシンプルに美味しかった。 地理的、歴史的に見たらロシアに属するエリアなのに、どちらかと言えば北欧文化に影響を受けている。
シンプルに新鮮で安全な素材をシンプルな料理法でシンプルなサービス、そして値段もリーズナブル・・・流行らないワケは無い。 オレ、影のある子に弱いのかな〜〜(笑)
MANO GURU Vilniaus g. 22/1, Vilnius, Lithuania +370 5212 0126 http://www.tripadvisor.jp/Restaurant_Review-g274951-d1067489-Reviews-Mano_guru-Vilnius_Vilnius_County.html