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悲願の社員食堂はニコタマ駅前!

都内の有名デパートの社員食堂に乱入した。昔からの波田の悲願・・・ 社員旅行、オフィスラブ(それ死語かな!?)、そして社員食堂でのメシ・・・過去にあまりサラリーマンらしい仕事もしてないし(実際に給料をもらって仕事をしていた時期はあるんですよ。) 大きな会社じゃなかったから、当然に社員食堂なんて無いし・・という事で、友人の某アパレル販売員にお願いして、初体験をさせてもらう事になった。(こんな話、ちっとも珍しくないと思う人もいくらでもいると思うが、アナタの日常もこう考えれば楽しめるのだ!)

悲願の社員食堂はニコタマ駅前!

まず、二子玉川にある某有名デパート(そんなの一つしか無いじゃない!)出入り口は意外と分かりやすいが、通用門的で地味になっている。そりゃこんな場所を豪勢にしたって意味は無いなぁ。お決まりのガラスケースにロウ細工のサンプル!・・好きだよ! 入ると食券に機械があり、メニューというより値段を見ただけでワクワクする。かけ150円、ざる170円、キツネ170円、中華ラーメン230円、チャーシューメン270円、肉じゃが定食250円、最高金額がエビカツ定食で530円!!

悲願の社員食堂はニコタマ駅前!

もう味がどうのこうのって話ではない! とにかく見てるだけでワクワクして片っ端から食べたくなった。地味にしてないとマズいかなとも思ったが(みなさん地味なモノを食べてるんです!)いろいろと注文。(笑) 注文したのはソバ(蕎麦じゃない気がする!)ラーメンは定番としてお約束! 日替わりランチ、そしてオプションとして様々な小鉢類が用意されていたのも注文。 ハダが慣れない流れの中で注文した定食とオプション類などなどはとても激美味とまでは言わないけれど、コストパフォーマンスを考えたら十分な味だと思う。こんなのがランチの選択肢にあるなんて幸せな事じゃないか・・・・OLさんっぽい女性が座る隣に空席ができたので陣取った。(色々と聞きたかったが止めておいた!笑)

悲願の社員食堂はニコタマ駅前!

まわりを見渡すと、残念な事にゲラゲラ笑いながらとか、楽しそうに会話しながら食べる人々がいなかった。しかし、このスリル感はどこのレストランにも無い、不思議な楽しみでした。(一応、社員食堂という名前だけあって社員向きで一般の方々は入ったらダメなんじゃないかなぁ・・・笑) 是非、どこのデパートの社員食堂が美味しいのか、入っても問題ないのか、または連れて行ってくれるか・・・情報をください。聞くところによると霞ヶ関の農林水産省の食堂が相当に美味しいらしい。本当ですかね!?

悲願の社員食堂はニコタマ駅前!

  • 二子玉川の某デパートの社員食堂
  • 電話は無し。 住所は非公開だが駅前。
  • メニューはいろいろ!

謎のニコタマ商店街のロシアレストラン

アー驚いた。だってイキナリうちの近所の商店街にロシア料理店が出現した。なんの兆候もなくだ。近所をロシア人らしきが歩いていたのも発見したことはなし、この界隈にロシア料理店の需要もあまりありそうもない。一昔まえの東西冷戦時代では考えられない事だ。しかし、チョイト前のアメリカ映画の敵国といえばロシアを筆頭とする東側諸国と決まっていた。今はその相手がテロリスト集団を抱えこむ中東の怪しい国に変わったが相変わらず不思議な空気を持っている国がロシアだ。映画の見過ぎだろうか、今だに何処か連れて行かれちまいそうで怖い・・・・・。ついロッキーの対戦相手だったロシア人ボクサーの笑わないイカツイ顔を思い出す。

その店に意を決して出掛けてみた。ランチタイムを過ぎた1時過ぎの入店だったが客は我々だけであった。店の作りに驚いた。席数は15程度の小さい店だが、奥の小部屋に通された。出来れば人通りから見える表側に席を取ってもらいたかったのは防衛本能からだろうか。そして、店に入ったら物凄い寒い。そうだ!!。北の国はこんなもんじゃきっとヒーターなんて入れないのだろう。モスクワは氷点下20度とかいうもんな。こんな5度なんて日はハワイみたいなんだろう。そうしてブルブルしていたら、やっと暖房を入れてくれた。そして音楽・・・なんか聞いたこと無いぞ!!怖い。国際問題に発展するのはイカンとおもい楽しもうとした。そうだ、注文しなきゃ・・。日本語通じない、全然・・・。指差し確認で注文。本日のランチ定食(と多分書いてあった。)食事が出るまでの間、数本の電話が店にかかってきていた。決して忙しくないこの店には相応しくない。そうだ、ここは旧東側諸国との秘密情報部員が経営しているのかと疑惑が舞う。そしてランチが出てきた。何か怪しい薬が入っていたらどうしよう。・・・しかし、そんな疑惑はフッとんだ。美味いじゃないの。定番ピロシキ(中に野菜、肉などが入った焼いた皮の厚いパン)、真っ赤っかなボルシチ・ハバロフスク風、そしてカツレツと言う名の柔らかめハンバーグ。なんだか全てが新しい触感で面白い。ボルシチなんてこんな赤い食べ物見た事ないというほどに赤いのだ。異文化体験は楽しい。気楽にニコタマ商店街で東西冷戦明けの恩恵をうけた。寒空にロシア料理が良く合うじゃないの。平和は素晴らしい。ソ連の外交官の方、何か気に触る表現がありましたらゴメンナサイね。陳謝します。(2001年冬の取材)

  • ロスカヤトロイカ ロシア料理レストラン。
  • 東京都世田谷区玉川4-12-15
  • TEL 03-3708-0099
  • モスクワ店 00617-095-3011091(マジ!)
  • 東急・新玉川線、大井町線、二子玉川下車、高島屋ショッピングセンター裏の商店街を用賀方面に。ローソンを過ぎて52メートル行った左側。