2016年3月30日
約三週間のアメリカの旅をした。
3月の23日からロサンジェルスのパロスベルデスのテラニア・リゾートホテルでのダイヤモンドフォーラムがあったので、半年前にフライトを予約。
ダイヤモンドフォーラムの前後のタイミングで
羽田からニューヨークと帰りのロサンゼルスから羽田だけ、
期間は三週間で予約した。
どうしてもニューヨークで深呼吸をしたかったので最初にニューヨークに入り、
それ以降は気分で決める感じのユルユルなスケジュール。
寒い日本を避けた予定なので、折角なので常夏のカリブ海
(ケイマン諸島とジャマイカのキングストン)
を訪れ、そしてもう最後かもしれないキューバのハバナを訪問。
(丁度、その直前にアメリカとの国交が回復、
オレのキューバ訪問の同日にオバマ大統領が訪れた。)
そしてロサンジェルスへ!
その後は西海岸を北上してポートランドへ!
全部で三週間の旅は、気候もカルチャーも全然、違う地域だったので、本当に衝撃が多かった。
さて、旅の詳細は日記に残すとして、今回、本当に驚いたのが旅のスタイルが益々変わったと言う事を実感。
ガイドブックなど無くても、本当に美味しいレストランはネットで発見出来るという事実。
(そもそもガイドブックに書いてあるレストランなんてウソばっかり!)
今回もニューヨークからポートランドまで一度もハズさずに、美味しい店にありつけたのは、間違い無くネットのお陰。
トリップアドバイザーやYelp、ブログの書き込みなどから検索して捜せた出会えた店はハズレなしだった。
予約は電話の必要も無く、ホームページのサイト
“オープンテーブル”で行えばスムーズこの上ない。
オススメのメニューなんて簡単に調べられる。
(それも日本語で!)
そして、レストランからの帰り道。
今までならばタクシーを呼ぶか、公共交通機関を使うかであろう。
(多少の飲酒運転は許されていると言いつつ外国人が何かあったら事件なので避けたい。)
今回の衝撃はアプリ ウーバー(Uber)の出現だ。
これは、簡単に言えば“白タク斡旋サービス”で
ウーバーにあらかじめカード番号まで登録しておき、
どこかの街でタクシーが必要な時に、
そのウーバーで迎車ボタンを押すと近所を走るウーバーに登録された素人タクシーが
地図アプリを使って迎えに来てくれるというサービス。
(安全性は間違いない)
タクシーの半分以下の料金でカードで決済されるからお金を渡す事も必要ない。
(料金は乗る前にちゃんとGPSで計算されて表記される。)
今までのタクシーがナンだったんだろうと思う程に素晴らしいサービスだ。
AIR BuBにしろ、ウーバーにしろ、こんなモンが流行ったらタクシー業界もホテル業界もたまったもんじゃない。
でも顧客サイドで考えてみれば素晴らしい事なのだ。
たまたま、旅の直前からAIR BuB
(エアーB&B/日本で話題の民泊)
をオレが所有する下田のオキラクハウスで試験的に初めてみたので、
お客デビューの前に、貸し主デビューをしてしまった。
そして旅をしている間に借りてくれた人がいて、ビジネスが成り立っているという事。
もちろん次回のポートランド、ニューヨークは自分も今度は借り主サイドでホテルではなくて
AIR BuBで宿泊をしながら生活を楽しんでみたいと思った事。
こんなインターネットで他人の家に簡単に泊まれてしまうなんて驚き以外の何ものでもない。
(余談だが、ホテルも好きだけれど生活する様に旅をするには“民泊”はかなり魅力です。)
そう言えば、数年前まで飛行機の予約も“紙”のチケットを使っていたけれど、
今はペーパーレス、調べものなんて出来たとしても英語表記だったのが、
日本語で出来ている事が素晴らしい事だ。
翻訳ソフトを使ったりしたら、言葉の障壁も無くなるだろうし、ますます世界が小さくなるのは間違いない事。
ますます旅が楽しくなるね。
ある人が言ってました。
昔は“かわいい子には旅をさせろ!”と言ったけれど、
それは旅の苦労は人間の器を上げるし、素晴らしい経験となると言う意味だけれど、
今時の旅は“快楽”でしかない。
そしてその快楽から得られる感動こそが大切なので、これからは“かわいい自分には旅をさせろ!”と言う言葉。
コレをキモに命じてスバラし体験を積み上げたいと思う次第です。
しかしインターネットが何処でも繋がっていると、友達との連絡、仕事の連絡もリアルタイムで来るから、
旅をしている実感は極端に低くなるし、それもどうかと思うのは事実。
これも地球がどんどん小さくなって行く事なんでしょうね。