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あっ濱田!!レバノン料理だぜっ!!

レバノン料理・・・その昔、日産自動車の救世主であるカルロスゴーン氏の奥様の経営するという、東京は代官山のレバノン料理専門店にブラリと訪れた事があるが、衝撃的というか初体験の連続の味ばかりであった記憶がある。  せっかくレバノンに来たのだから、とにかく食べる物はレバノン料理に決まってるでしょ。だからラクチン! 後は間違い無く美味しい店を知ってそうな人から情報を得るだけ。

あっ濱田!!レバノン料理だぜっ!!

観光客向けのいい加減な店につかまらなければ本場の味には出会えます。 今回のガイドは日本から捜しておいた。最近ではアメックスのトラベルサービスがビックリする程に親切、丁寧、そして安いのだ。そして支払いはアメックス! 出かけるときは忘れずに!! ガイドの名前はAHAMUD 発音的には アッハマダ!という事で、あっ濱田君と、ウチのオフィスのスタッフの名前が濱田なので ”ひとつの濱田”と覚えた。そうしないと聞き慣れない名前過ぎて、スグに覚えられないんですよ。アッハマダはどうみても、坊ちゃん育ちな空気。移動の車内での話題は、近々、結婚をひかえているそうで~おのろけ話!

あっ濱田!!レバノン料理だぜっ!!

彼は23歳でフィアンセは18歳だそうだ。・・・随分と食の話題からズレたけど、それには訳がある。・・・・『アハマダっ!?質問だけどお昼のレストランだけど観光客が行く様な場所ではなくて、君達の家族が行く様な店、庶民的な店に連れて行ってくれない!?』するとアッハマダは父親に電話してくれて様々な店を検討して、わざわざ予定とは別の店に連れていってくれたのだ。その店の名前はレストランHABRE(ハブレ)、ものすごい絶景の高台に位置するローカル色豊かな、スタッフは皆、ものすごくフレンドリーな店だった。

あっ濱田!!レバノン料理だぜっ!!

オーダーして出て来たのは基本的レバノン料理の数々!まずはホンモス(ひよこ豆を茹でて裏ごししてゴマペーストやオリーブオイル、ニンニクとレモンを滑らかなペーストにしたモノ。中央にはお豆! そしてムタバル(焼きナスの皮を剥ぎニンニク、ピューレを加えてオリーブオイルをかけてホプス(薄いパン)につけていただく。)これ焦げたナスの香りが香ばしくて美味しい。ケッペはミートボール。なんとミートボールの中身が空洞になっているんです。そしてファトゥーシュ(グリーンサラダにカリカリに焼いたホプスを乗せるクリスピーなサラダ。)

あっ濱田!!レバノン料理だぜっ!!

最後には生ラム肉の様々な部位の刺身!これがハンパなくフレッシュ!タタキの具合なんかもお見事。(持参の醤油&ワザビでパーフェクト!)・・・店を出た所に羊が”メェー”と放牧されていたのはちょっと切なくなったけど、美味しく残さず食べたからね。という事で、絶景である景色も鑑賞する事も忘れて”食い”に徹したランチでした。もちろん、飲み物はビーーーーールっ! 乾燥し切ったレバノンで飲むビールの美味さったらハンパなかった。 あぁ、死ぬ前の前の日のランチにだったらもう一度、食べてもいいなぁ! なんていう程に美味しい時間でしたよ。 (実はたぶんこの生肉で三人とも見事にお腹をこわした・・・でもそれを差し引いても最高だったんです。もう命懸けっ!(笑))

  • RESTAURANT HABRE CHTOURA-EL MRAIJAT Main road Beirut-Damascus
  • 電話08/540092-543333 Cell 03/612266