ボクは北海道の空の玄関、千歳空港を利用するのは午前中だ。 理由は只一つ・・・佐藤水産のオニギリが目当てだ。 たかがオニギリ・・・なんて思うヤツはアホだとおもう。たかがオニギリ、されどオニギリなのだ。 このオニギリは、いや“佐藤水産のおにぎり“と言い直そう。世間一般のオニギリとは一線を画さなくては問題がある。それは別物だからだ。
今、なにも引き合いに出さなくても良いと思うが、コンビニのオニギリはダメだ。まるでオーラが無い。以前、コンビニ弁当の工場に努めていた友人は自分ではタダでもらってでも食べないと言い切っていいた。その理由をここで説明する気はないが、裏の品質表示でも読みながら食べたらどんな気分であろう。(ケンカを売るつもりは無い) 佐藤水産のオニギリは品質表示を読みながら食べると、倍以上に美味しいのだ。 ”海鮮おむすび(ジャンボおむすび鮭筋子)原材料/米(白飯、北海道北空知産ほしのゆめ)、鮭筋子、焼海苔、食塩・・・以上である。そこには不気味な科学的な名前やカタカナなどは一つも無い。従って冬場でもその消費期限は当日の18時となっている。 さて、早々に包んである袋を開けて、中のオニギリを観察しよう。実にマシーンででは作っていない(と思う。)いびつな、そしてオニギリ工場のオバちゃんの手の形を想像出来る形だ。重量の表示が無いので、もう食べ終わった今となっては正しくはわからないがゴハン軽く2膳分はあるとおもう。
そして最初にガブリ!! おっと!早々に、こんなハジっこなのに筋子が登場! ようこそっ!!お待ちしておりましたっ! こんなハジっこに名脇役である筋子君がいてしまったら、このオニギリの中央部、残りのまわりのゴハン部分はどうなるのであろうか!? 少々不安に陥る。 またまたガブリ! オレの場合はこの中身の筋子をいかに全体のゴハン量とバランスを良く食べるかに美学を見いだしているので、最初に具材の位置関係を測量して分布図を頭に描き、具材→白いゴハン→具材→白いゴハンと右、左、右、左を繰り返して移動!これが今回の工事計画となった。ところがこの佐藤水産のオニギリ素晴らしく期待を裏切ってくれたのだ。左ハジに見えていた筋子は只の氷山の一角であり、奥に進むに連れてどんどん大型の筋子の本体が見えて来たのだ。しかし白いゴハンの中の筋子君が実に可愛いのだ。自ずとオレは方向転換をし、事業計画を再確認、左→中→右を繰り返す作戦に切り替え進んで行った。
何処かのケチ臭い具材のオニギリとは似ても似つかぬ、まさにキングOFオニギリ! お母ちゃんのオニギリは世界一美味しいが、それに勝るとも引けはとらない最強のオニギリがコレなんです。千歳空港はコレを買う為にある、ついでに飛行機に乗る! そんな価値あるオニギリを是非一度、トライしてくださいな。 (経験上ですと昼過ぎには無くなってます。悲しい気分になります。)
- 佐藤水産株式会社 千歳空港店
- 千歳市美々 新千歳ターミナルビル 二階 電話 0123-46-5826
- 本店 札幌市中央区北4条西3丁目 北洋ビル1階 電話011-200-3100
- 上記以外の一部、直営店、石狩市のサーモンファクトリーでも購入可能。
- http://www.sato-suisan.co.jp/