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南翔饅頭店の魔力と料金体系について考えよう。

何でしょう・・この店の魅力は!
ここの小龍包(しょうろんぽう)なる食べ物は確かに美味しいので大好きで、メニューにあればどこにいっても必ず食べる。

だいたい飲茶(やむちゃ)なる日本にはあまり馴染みの無い昼専門の中華のメニューだけど、世界中の主要都市の繁盛している中華料理店ならば昼間に営業。
焼売、餃子、小龍包など様々な点心類の総称で・・・
その中の一つが“小龍包”。

その小龍包に特化して大評判なのが、上海でも最も有名なこの店。
ここは小籠包の発祥の店なんて言われてますが、定かでは無い。
まぁ、そんな事はどうでも良い程に美味い。
そしてこの店の謎は一階、二階、三階で同じものが食せるのですが、その提供されるお値段が、それぞれの階によって違うんですよ・・・これが意味不明。
①上海
まぁ要するに、場所代という事なんでしょうけど、当然に上に上がる程に空いていて、豪華絢爛な内装になっていくし、値段もそれなりに高くなっていく仕組み・・・
③上海

一階の長蛇の列を見ると、とにかく並ぶのが嫌いなオレには無理な話・・
②上海
でも、明らかに買ってその場で食べている人々を観察すると美味しそうに食べている。
一階の行列に並んで食べるのが一番美味しそうな気がするけど、そんなに時間もないし、そこまで情熱も無いので、二階にて食べる事が常となっている。
もう、この店は上海の観光名所的になっているけれど、充分にそれに見合うお味ですぞ。

さてそのお味!
ジュルジュルにジューシーな豚肉とスープが中にギッシリ。
熱々なので気を付けて食べる事。
正しくはレンゲに小籠包をのせて、細切りの生姜醤油をかけてスープごとに頂く!
そのお味の一体感といったら昇天のイキ。
さすがにコレ一品で勝負している店のプライドを感じる!!

上海に行ったら初日に行くのが間違いない。
そして点心師なるプライドをもった特殊技能者のガラス越しに見える作業風景も素晴らしい。

④上海

南翔饅頭店(なんしょうまんとうてん)
ナンシャンマントウディェン
豫園路85号
地下鉄8号線、大世界駅から15分
営業時間 9時から19時(1階は10:00から22:00)
電話021−6326−5265

グルジアのトビリシ! かなり天国な街。

グルジアは南コーカサスに位置する共和国。旧ソビエト連邦北海道より小さく酪農を主な産業として生きている人口は450万人の国だ。ワインの発祥の地ともいわれ(アルメニア人も発祥は我々だと言ってたけど。)美味しいワインも沢山。だいたいワインは安い飲み物で1リットルで60円程度で一般の庶民は買っているそうだ。

グルジアのトビリシ! かなり天国な街。

さて食べ物の話だけど、ここの名物も美味しいモノがある。 まずはヒンカリなるモノ。一言で言えば ”大きく太った小籠包”だ。文化的にもシルクロードを通じて中国の影響を受けているのでルーツは同じ可能性は大だ。ネパールではモモと呼んだけど、基本は一緒だと思える。ただヒンカリは皮も厚め。不器用で小さいく薄い皮が作れないのか、どうかは定かでないけれど、一個づつのボリュームは圧倒的でサイズ的には小さい肉まん程度のボリュームだ。そのツマんでいる部分は人々は食べないらしく残しているのを確認。事実我々もそのヘソ部分は食べなかった。

グルジアのトビリシ! かなり天国な街。

さって、お味は~~持ち合わせていた醤油の世話にならなくても美味しく頂ける位に、中身の羊肉のミンチと香草のネタはジューシーで濃厚で大満足。ロビオなる煮豆の壷料理も美味い。ナドゥギなるチーズ大国のグルジアらしい料理でカッテージチーズにミントのミジン切りを混ぜたもの。グルジアの料理全てがハーブを大量に、上手に使っている。パクチー、ディル、ミントなどハーブをとにかく多量に、上手に使うのが特徴だ。
さて、料理はさておいてスバラしい店を発見した。たまたま夕方にある教会を訪ねていた時に、真ん前の丘の傾斜地に見えた小振りなホテルで、その最上階がバルコニーになっていたので、食事前のビールかシャンパンでも飲もうかと行ってみたら満塁ホームランだった店を紹介っ!!

グルジアのトビリシ! かなり天国な街。

夕方のサンセットタイム(夕焼け鑑賞)を楽しめ眼下にはトビリシの中央を流れるクラ川が見え、ライトアップされた教会や町のシンボル的な現代建築の建物が一望。来ているお客さんはエレガントな空気だし、とにかくムードは抜群。オツマミ的に数種類の料理(オジャクリなど家庭的な煮込み料理)を食べたけどオッケー!とにかく雰囲気の良さが全てをカバーしていて大満足でしたよ。街の中のお店がワイン一杯300円、ビールは120円、と較べたら高いけれど(でも6人で散々飲んで8000円程度)満足度は完璧でした。初めてのデートで使ったら間違い無く結ばれます。(どうしてグルジアで初デート!?)

グルジアのトビリシ! かなり天国な街。

  • HOTEL KOPALA
  • 8/10 Chekhov Str Tbilisi 0103 GEORGIA
  • 995-32 2775520

ディンタイフォンでショウロンポウ 台湾初日に先制パンチで軽いメマイ!

台湾に行ったならば必然的に食わなければならない店がある。 ハブトゥー(have to)、マスト(must)である。台湾はオレの想像では渋谷の”麗卿”かチェーン店の”紅虎餃子房”あたりの延長に考えていたのが失礼だった。という単に発想が相当に乏しく知識不足していた。もしボクが外国人で日本に始めて来たならば『スゥシィー、テンプゥーラァー、シャブゥシャァブゥーターベサセテクーダザーイ』(私に寿司、天婦羅、しゃぶしゃぶを食べさせてください。)と当然に要求する。台湾に初めて行くに当たり、知識といえば行きの飛行機で友達から借りた観光ガイドブックから大急ぎで情報収集をした程度だ。ガイドの表紙には志村ケンと金城武が渋く”台湾初心者歓迎”と書かれている。そうなんだ! オレは謙虚に初心者ズラしてちゃんと初心者なりの要求をしようとにわかに思った。『ショウロンポウ、チマキ、チョウズメ タベターイ!』 その要求の一番を満たす”ディンタイフォン”に連れていってもらった。

ディンタイフォンでショウロンポウ 台湾初日に先制パンチで軽いメマイ!

この観光ガイドさんに連れて行かれた店は超一級の有名店で開店と同時に列を成す程の人気だ。空港から直行したこの店はまさに先制パンチ!!真空回し蹴りに飛び膝蹴りの応酬的に美味かった。いきなりこんなに美味しくて良いのだろうか。観光ガイドと様々なインフォメーションを送ってくれた台湾通の友達は”台湾はケージローさんが朝昼晩三食、一ヶ月全部違う店で楽しめる街”と教えてくれた。ツゥーことは、こんな素敵な店というか”食”が永遠に続くかとおもったら軽いメマイがしてしまった。きっと目にはハートが映りこんでいるのであろう。さて、ここディンタイフォンではどんどんとショウロンポウ(小籠包)を始めとして点心モノが出まくった。

ディンタイフォンでショウロンポウ 台湾初日に先制パンチで軽いメマイ!

これまた台湾のビールと良く合うのだ。このショウロンポウは中にはジューシーな肉がたんまり入っている。食べる時に気を付けないと肉汁で火傷をする事になる程に熱い! この熱さがたまらないのだ。フゥーフゥーしながら食うショウロンポウにビールで消火活動!! 美味い!うわぁーまたまた熱々肉汁がぁ・・消火活動続行!!どんどん消化だぁ! 中に野菜が多いバージョン、海老シュウマイバージョンと色々きたが、やはりオーソドックスなショウロンポウに軍配が上る。そしてタレには細かく刻まれた生姜が山盛り付いてくるがショウロンポウと合わせると抜群なお味だ。もうたまらない!! 台湾にハマっていく予感がブンブンにするぞ! 二泊三日で一ヶ月分食い倒したるデェー!!

ディンタイフォンでショウロンポウ 台湾初日に先制パンチで軽いメマイ!

  • ティンタイフォン (漢字は変換出来ない・・・・)
  • 台北市信義路ニ段194号 MRT中正記念堂駅から徒歩15分
  • 営業時間 10:00(土日祝日9:00~)~20:45 年中無休
  • 小籠包は蒸籠に10個入って170元。 具の九割がチンゲン菜のい菜肉蒸餃子(160元)がまたまた美味い!

“モモ”食いながらヒマラヤを想うネパールの日々。

モモ・・・好きな名前だ。可愛らしく、名前にロマンを感じる。さて、今回のモモはネパールの国民が大好きな食べ物だ。ネパール・・・どこにいってもモモだらけ。レストランにも、屋台にもモモばっかり!

"モモ"食いながらヒマラヤを想うネパールの日々。

小龍包と肉マンと餃子が親友になって合体して遊んでいたが、いつ分かれて別々の人生を歩む様になった・・・そんな料理! 小龍包と肉まんが業務提携したら餃子にM&A(企業買収)されて、気が付いたら二つに崩壊!と考えても良い。 なんでも良いけど、その三つ(小籠包、餃子、肉まん)の”良いどこ取り”をしたのがモモだと解釈してもらえれば、わかるものもわからないかもしれない。

"モモ"食いながらヒマラヤを想うネパールの日々。

とにかく美味しいネパール風の点心で、焼いたり蒸したりするのが主流な気がするがお決まりが無いというのが正解か。 さて、ネパールでトレッキングをしていると、当然に食事が出来る場所は限られる。今、食べておかなければ、この先いつ食べられるかどうかわからない、みたいな状況はいくらでもある。おそらく、ネパールは産業もほとんど無いので観光業で外貨獲得をしていると思う。

"モモ"食いながらヒマラヤを想うネパールの日々。

各、レストランが勝手なモノを作るのも良いのだろうけど、それが世界中の観光客の舌の合えば良いけれど、そうでないと不評を買うのは間違いない。そこで政府はメニューをある程度、指導しているのだ。(波田の推測もあるがたぶんそうだ。) 要はメニューには必ず “モモ”を入れよとの行政指導だ。だからどこの店に行ってもあるのだ。

"モモ"食いながらヒマラヤを想うネパールの日々。

そしてそれらは焼いたり、蒸したり、茹でたりと全然バラバラ、サイズも中身もバラバラ。でもそれが何処でも個性イッパイで美味しいんですよ。これならば世界中のだれもが納得するであろう、素晴らしい食べ物なんです。12日間の滞在中、毎日どこかで食べていたけれど、どこも本当に美味しかった。そして”モモ”の名前にも癒された。

"モモ"食いながらヒマラヤを想うネパールの日々。

日本も”おもてなしの心”で世界の人を受け入れるならば、国民的ご当地グルメと称して”モモ”に相当するモノを作って各地で振る舞ったら喜ばれるかもしれないなぁ。

  • 住所 ネパールの各地
  • 電話 もともと無い店ばかり。
  • 値段 安いよっ! 一個十円程度也(笑)