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御殿場 二の岡フーズ

御殿場の正直ハム屋 “二の岡フーズ” 御殿場は東京から東名高速で55分(ポルシェで38分)。完全にワープした世界が、そこにはある。最近はアウトレットが出来て、新しいお客さんが大挙押し寄せているが、それでも、インターから数分の二の岡地区は、軽井沢かと錯覚するほどの景観と静寂がある。

御殿場 二の岡フーズ

ここは物の本によると、戦前に外国人が多く住み生活していたため、通称アメリカ村と呼ばれた。また、昔から多くの文化人、政治家などが別荘として屋敷を持っていた地域。だから、当時の面影がのこるような家屋ものこっている。気候も静岡の温暖な地域とは違い、夏でも涼しい、まさに避暑地なのだ。東名高速の最高標高地の看板が立っているのも御殿場だ。そしてここ、二の岡フーズは、その外国人が言い伝えた保存食としての加工肉製品を当時の製法のまま作り続けている。店というか工場は二の岡の村(住所に村とはないが、どうみてもここは村である。)の農家の軒先。農家といっても、領主様という風情の大きな旧家という趣。そこの門をくぐると、その小さな工場と、7~8人でいっぱいになってしまう小さな店がある。

御殿場 二の岡フーズ

そこで売りつづけているハム、ソーセージ、ベーコンは世間で販売しているモノとはまるで違う。いったい世間で販売しているソレは何だったのだろうかと疑問がのこる。特にここのベーコンが絶品。絶品中の絶品。究極中の究極。という一品だ。ベーコンには2種類ある。普通のベーコンとラックス・ベーコンだ。ラックスは、なんと”生”で食べられるのだ。これにはやられる。料理に使うには普通のベーコンが香りが多くお勧め。これで作った料理(野菜のベーコン煮、カリカリに焼いてホーレン草サラダに、カルボナーラからヤキソバまで)はとにかく何でも応用範囲は果てしない。ちなみに、このベーコンを使ってナベデモすると確実に決まる率がアップする。(これは企業秘密なので明かしてはならないゾ。)

御殿場 二の岡フーズ

工場には肉を挽く以外の機械は一切使わずに手作業。敷地内の井戸を冷却用に使用、塩素が味を変えない。鹿児島産の大地で育った健康な豚を最も適した部位を使い混ぜ物、合成保存料は一切使用ぜず。どうだ、まいったか・・の逸品です。

  • 二の岡フーズ 静岡県御殿場市東田中1729
  • 電話 0550-82-0127 ファックス0550-84-1323 (通信販売してます。㈱たのしいかいしゃのホームページで見たと言ってね。点数はないが次回行った時、僕が喜ばれる・・・)
  • 午前9時から午後6時、火曜日定休日
  • 《交通》東名高速御殿場インター(第1方面)料金所を出て左折、2個目の信号(東田中ニの岡)を右折直進して突き当たりを左折した右側。インターより2分23秒。

何を食うべきか、・・・・全てに美味しい。ベーコン、ラックスベーコンは一押し、ボロニアソーセージは大人気、ワイン好きな人のは牛タンスモーク、豚レバースモークはたまらない。沼津・西武デパートのハム・ソーセージ売り場に一部少量だけ置いてあります。そこ以外は扱っていません。

ここで溺れ死にたい!?・・・御殿場高原ビール。

最近の箱根、熱海の温泉事情を御存知であろうか。中途半端なホテルは廃業、そして多くは日帰り温泉に変わっている。某有名な温泉ホテルも日帰りレジャーランドに生まれ変わった。正直、ここ御殿場高原ビールに連れてきてもらった時は度肝を抜かれた。御殿場の静かな森のなか、巨大な体育館ほど大きさの店。有に400席を越えるサイズ。波田は行った事がないが、ビールの聖地、ドイツ・ミュンヘンでは年に一回、ミュンヘンビール祭りというものが催されて巨大な体育館的テントの中、三日三晩、街中の人が飲みまくるらしい。御殿場高原ビールはここを創業する時にそんなものをイメージしてデザインしたに違いない。

ここで溺れ死にたい!?・・・御殿場高原ビール。

又、ドイツといえばソーセージということで本物のビールにあう本物のソーセージを作ろうとした。やはり、ここのソーセージはこの地ビールと相性がとても良く美味しい。アイスバイン(豚すね肉のスモーク)もなかなかだ。店の天井高が10メートルは軽くある。横には宇宙都市をイメージさせるようなビール製造マシーンがドカーンと設置。まるでSF映画に登場しそうな巨大タンク。この中には、いったい何リッターのビールが入っているのだろうか。ウン千、ウン万だろうなぁぁ。是非一度、この巨大ビール樽の中を泳いでみたいもんだ。グビグビ飲みながら泳いじまったら最高だろうなあ。溺れても気分良さそうだしなぁ・・・。また新しい人生の目標が出来てしまった。そして、このレストランは決してドイツ・カブレした店ではなく、みんなで楽しく食う為の気楽なメニュー構成にしているところ。ポリシーがあるのだか、ないのだか分からない。ピザ、スパゲティーにベトナム春巻きまで。

ここで溺れ死にたい!?・・・御殿場高原ビール。

そしてここが問題!!。ここの建物のとなりには、気楽坊という名前の”日帰り温泉”がある。そして良心的なのは”カラスの行水”というセッティング。900円で40分間入浴オッケー。そして子供はタダ!!。ということは、東京から出発して(東京インターから御殿場まで55分、ポルシェなら34分)御殿場のアウトレットを見学して、そこから10分の御殿場高原ビールへ、その前に気楽坊の露天風呂で富士山を見ながらひとっ風呂あびて(備長炭釜風呂が相当イイゾ)、高原ビールでビールのんで大騒ぎ。世界中どこ探したって富士山、露天風呂、地ビール、ソーセージ、ピザと和風ステーキの組み合わせはここだけだ。是非、行楽シーズン突入のこれからの季節にお試し有れ。味よりも”幸せ感”の高さで評価が高いお薦めです。皆で行ったらタァァノシイヨー。

  • 御殿場高原ビール 静岡県御殿場市神山719 (最寄インターは東名・裾野、出て左折、国道246を左折してすぐの御宿北を右折、1,7キロ、サインも沢山出ています。)
  • TEL 0550-87-5500
  • 営業時間(4月~10月)11:00から22:00まで  (11月~3月)11:00から21:00まで 平日は14:00から17:00閉店

ピルス、ブァイッエン、デュンケル、ブゥアイツェンポックなど4種のオリジナル地ビールはそれぞれに美味しい。和風ワイルドステーキはワサビ醤油で食う幸せ、350gで1580円、パスタ類もなかなかイケル。飲茶のワゴンサービスも充実。何でも有りの世界。 もし、大混雑のときは隣りに”麦畑”というバイキング食い放題・飲み放題の店(こちらも450席)があり。どちらも安くて盛り上がれて美味しい店です。