まぁ、朝から飛ばしてたょ!
絶好調な札幌のチーム”ご機嫌さん!”
朝から笑わせてもらいました!
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同じ日本の西と東で気温差27℃っ!!
2015年1月27日 今年も気温差27℃の日本を味わった。
1月27日の夜は北海道は札幌で復興支援のミーティング “拓次郎プロジェクト”の札幌ミーティングが開催。
という事で午後のフライトで、気温8℃の東京を千歳に飛んで、現地の気温はマイナス5℃。
そしてミーティングが終わって、ススキノの外の温度はマイナス10℃。
(ここでのススキノは特に意味がある場所では無いです。)
衣装はユニクロの寒さ対策用のヒートテック、ネルシャツ、そして薄手のセーターに厚いダウンジャケットだ。
メシ食って出てきた札幌の街は当然に吐く息は真っ白だし完全なる雪景色。
その時の気温は10℃以下。
そして翌朝は10時のフライトなので朝イチにホテルを出発。
ニュースの天気予報でマイナス10℃。
ここでの衣装選択がかなり高度な技。
何故ならばホテルの外、移動、そして千歳空港内までは明らかなる極寒!
(ちなみの北海道人に言わせるとマイナス5℃程度は『今日は温かいね!』と表現する。)
厚手のダウンジャケットに中は普通のシャツ一枚。そして飛行機の機内は普通の温度なのでシャツ一枚でオッケーなんだけれど、那覇空港に着いたら、そこはアジアの一角という温度で20℃。
沖縄にしたら20℃は年間で一番寒い季節になるので、沖縄市民はみんな凍り付きそうになっていて、出迎えの友達も『ケージローさん!今日は冷え込みますねぇ!』なんて平気で言うし、実際20℃を割り込むと街にはダウンジャケットを着込んで背中を丸めた沖縄人が多く見受けられるようになる程・・・・
本当に狭い日本なのに外国かと思う様な別世界を味わえるのがこの季節の醍醐味。
是非、この感覚は味わって欲しい世界です。狭いながらも四季折々の楽しさが備わっている日本の季節〜〜最高なんです。
拓次郎プロジェクト@札幌
札幌の皆さん、ありがとうございました!!
素晴らしいミーティングでした。
ここのチームのスタッフのお仕事の気配り、ハンパない!!
チケットも三分で売り切れただけあって熱気満点!!
ススキノのアフターもヨセばいいのに勢いでラーメン屋まで!(笑)
でも楽しかったのょ!
あっ プロデューサーの藤田直之!
いつも感謝! 感謝! 感謝!です。
Good Job!!
《スノボーツアーそして三幸のジンギスカンナイト》
2011年1月のPVBVスノボーツアーも本当に激しかった!(笑)三日間はバッチリと素晴らしいパウダースノーを楽しめたのは当然! アフターも充実で、今年も三幸食堂のジンギスカンで大宴会! 定員30に対して消防法も真っ青な65人が乱入! 札幌のローカルピープルも数多く参加して濃厚な夜になりました。 この写真はビフォーでまだまだお行儀良くしてますが、後半はメチャクチャ! 来年のパーティーが今から楽しみです。
王道の居酒屋 札幌”百仙”
最初に断言するが、この店はちっとも面白みは無い。実はこの店を紹介しようと過去に何回も原稿を書き始めていたけど、面白く書きようも無いし、この店に通って『あぁ、面白い!!』なんて思った事は無い。 という程に平凡だ、従って、一緒に行く仲間や相手で全く変わるのだ。良く考えたら、ごまかしの無いそんな店こそ、いつまでも皆から愛される店なのだ。
居酒屋の定義・・・いい居酒屋とは何であろう。当然に値段はリーズナブルで明朗会計。料理でいうならば、何という”ウリ”がある訳ではなく、”旬”のモノがいつも食べられる店ではないであろうか。この店は、もう少し気どりを入れたり、それなりの作りにしたら”割烹””料亭”なんて名前には十分に変えられる。 そして酒の種類が豊富である事は当然。御主人の日頃からの情報収集と、コレクションがなければ、なかなか安定供給させて美味しい人気の酒を揃えて在庫するなんて出来ない事なのだ。そしてサービスは可も無く、不可も無く、店の雰囲気も可も無く不可も無く、音楽は民謡でもなくジャズでもなく、どちらかと言うと無音が正しい。照明もスポットライトも無ければ、ハロゲンや間接照明も無い、蛍光灯そのまんま! 立地も駅前でもなく、辺鄙(へんぴ)な場所でもない、最近は大手の大規模な形態の店を”居酒屋”と呼ぶが、この大手の大箱の店の居酒屋と、ハダのお気に入りの”元祖・居酒屋”は明らかに一線を画す。
旅をしながら、ブラリとこんな店を訪れてカウンターに座って、御主人と少し話をしながら、旬のモノでも注文して、お気に入り、またはお薦めの日本酒でも注文して(イケネっ!ビールを注文するのを忘れてた。サッポロ黒ラベル、またはエビスね!)グビッと飲んで少しつまんで、店の雑音を聞きながら、美味しいお酒をまた味わって・・・・少しホロ酔いして去る(泥酔や長居は禁物。とにかく禁物にしよう!)『オヤジさん、美味しかったよ。ゴッソさん!!』なんて旅人が似合う。こんな店では決して愚痴をこぼしたりバカ騒ぎはしてはいけない。 そんな奴は”大手居酒屋チェーン”に行きなさい!バカみたいに騒ぐ奴、オマエも”大手居酒屋チェーン”に行きなさい。ココはオトナが静かに飲む場所です。 おつまみは当日、お店で選べばバッチリ。しかしシシャモがオス♂メス♀別だったり(明らかなる味の違い!)地魚は当然に激美味い。実はここは札幌の超有名な寿司屋さんの大将が店を閉めてから通う店!美味いんです!!
- 炭焼きの店 味百仙 札幌市帰宅北7条西4丁目 宮澤工業ビル地下1階 716-1000
- 札幌駅裏口を背にして斜め前の雑居ビルの地下の一番奥。
メディスンマンが呼んでいる!!インデアン嘘つかない。
病み付きとは広辞苑によれば『病気になる。わずらいつく。熱中して止められなくなる状態。』という意味である。メディスンマンは直訳すると”薬男”・・・・・客をカレーのスパイスの魔力で引き付けて、薬男が治してやるという魂胆なのだ。どうでもいいけど、北海道は札幌に年に何回かは出かけているのだが、その度に必ず食べるモノは、決して札幌ラーメンではなく、寿司でもなくてスープカレーなのだ。スープカレーは特種な地域の食べ物と思ってはならないぞ!アナタはたまたま、食べた事が無いだけの事で、もし三回食べたら必ず『病みつく』のだ。(事実、スパイス類は明らかにクセになる成分・・・・と言えば可愛らしいが、中毒性がある・・・と思う。いやぁ!あるのだ。以前にスパイスアドバイザーなる職業の方と食事をした時にそんな話を聞かせていただいた。たとえばナツメグはある程度以上を超えると・・・・幻覚がぁ!!)
何の話かといえば、結局、札幌から糸を引かれている様に、その店に向かっているのが、愛するメディスンマンである。この店はご他聞にもれず立地条件なんて悪いもいいとこだ。こんな裏通りに、よくもまぁ・・・・店内に入ると店主はインデアン好きなことは一目瞭然なのに、とても清潔だ。インデアンが不潔なんて言うつもりはないが、インディアンには、とてもホコリっぽいイメージがある。(いつも砂漠をけむりを立てながら荒馬で走り回ってるではないか!) ここはピッカピカなインデアンだ。そして注文して出てくるカレーは本当に丁寧で真心イッパイというカンジだ。インデアン的な野性味なんてなんにも無い。カレーの野菜類の積み上げ方なんて”丁寧なお仕事”という程に綺麗に整列。カレーも愛情に満ち溢れた辛さだ。さて、スープカレーはライスにカレーをぶっ掛けるも、スプーンにゴハンをのせてカレーの中にくぐらすも自由。とにかく熱いうちにヒィーヒィー言いながら、どんどん胃腸に流し込む。新陳代謝にターボがかかり身体中の毛穴がスタンディングオーベーションをして敬意を表しながら噴出しまくる。この汗は運動をした時の汗、サウナの汗、韓国料理の汗とも違う。当然に冷や汗とも違う。なんであろうかぁ、クチから入ったカレーの香辛料が一瞬で食道を抜けて五臓六腑に染み渡り汗腺を通じて瞬間的に噴出す!なんてことは医学的に考えられないが、つい考えてしまう位に、身体を使って食べているカンジだ。とにかく食べるならば一生通う事を覚悟して食うべし。麻薬の常習犯のように、この店に通う事になるのだ。(注釈・麻薬的常習犯はあくまで映画で見た想像の世界です。間違ってもカレーは食品です。)
トッピングも充実でオクラ、ゴマねぎ、揚げゴボウ、チーズ、はんぺん、が100円、ポパイ餃子120円、ベーコン250円、オクラ納豆150円、海老団子150円、きのこ200円、揚げちくわチーズ200円、ソーセージ200円、チキンレッグ320円と充実そのもの。
チキンカレー 表面はカリカリ、なかはジューシー 990円
ポークカレー ジックリ煮込んだトロトロ角煮 1050円
ベジタブル 北海道の色取り野菜がふんだん 980円
シーフード 海の中のダシと野菜たっぷり(限定) 1150円
スープカレーヌードル 米で作られた太麺 730円
マイルド 子供用 250円
スープ、ライス大盛り、おかわり 100円
辛さのチョイス
マイルド お子様
レギュラー 家庭より少し辛い。
辛さ 1 辛さとコクがアップ。 50円アップ
辛さ 2 当店自慢のスープにベストマッチ 100円アップ
辛さ 3 辛さを追求したい人。 150円アップ
辛さ 4 辛さに余裕で自信のある方向け 200円アップ
- スープカレー”メディスンマン” 札幌市中央区南12条西10丁目1-18 グッドビル1F
- 電話011-552-5456 FAX 011-552-5456
- 営業時間 平日11:30~15:00 17:00~22:00 土・日・祝日11:30~22:00
- 定休日 火・水曜日 駐車場 7台 MAP MAPはこちらから http://www.sapporolife.com/food/curry/medicineman/map.html
片岡肉店 75年の歴史は物語る~ジンジンジンギスカン!
洋服屋さんにも様々な店がある。グッチやプラダの様な高級ブランドから、安さを売り物にしたショップ、一年中バーゲンしている店もあれば、中国製オンパレードの上から下までで1580円みたいな常識ハズレ的な店もある。最近はセレクトショップ(オーナーやバイヤーのテイストでその店の方針にあった様々なブランドの製品を日本だけでなく海外からも仕入れる。)が台頭してきたし、国産ブランドも相当に日本だけでなく海外でも評判になっている。・・・・・ということで何が言いたいかとえいば、肉屋さんにも同じ事が言えるのだ。(魚屋にも言える!)
ここは肉屋のユナイテッドアローズ、いやいやもっと小さな、コダワリオヤジが経営する、セレクトショップに相当するのだ。今回紹介する札幌の知る人ぞ知る”片岡肉店”は、なんと歴代三代目になる由緒はないが歴史はありそうな肉屋なのだ。札幌の”食友のダイちゃん”紹介のこのオヤジさんとは電話を通じて何度も会話をしていた。そして(正直、公表したくはないが)生ラム肉を何回か送ってもらって、豪華なジンギスカンナイトを開催していたのだが、その会話のやり取りとか送られる肉の愛情ある梱包(決して過剰包装では無い。)そして、味たるや”崇高”の粋であった。
ある冬の一日に、悲願の”片岡肉店表敬訪問ツアー”が行われた。店では我々御一行を迎え入れる歓迎式典などの準備は全くなかったが、遠くからこの店が見えた時には何故かデジャブー的な感覚を覚えるほどに懐かしさを感じてしまった。そんな気取りも見栄も無い謙虚な(要はどちらかと言えばアバラ屋建築という至ってシンプルかつ地震対策などしていない簡素な建築・・・どうも遠回り(^ム^) なボロ屋だ。そこが大切なのだ。ボロけりゃいいと言うわけではないが、どうも”実直”とか”誠実”という言葉にはこんな店構えがピッタリだ。
店内は視覚に入る殆んどが”ガラスショーケース”と”張り紙”が占めている。そして扱う肉がマニアックすぎるのだ。オヤジさんは名前を告げると、嬉しそうに様々な肉をナンと”生”で塩コショウで試食せてくれた。当然に新鮮だから出来る”技”だが、それは、それは美味しかったなぁ。どうせだったら白ワイン、いや軽い赤なんかも用意してもらえたら幸せ度数は最高潮に達しただろうなぁ・・・・とにかく肉屋のオヤジの肉への愛情がバッチリ感じられる素晴らしい店でした。
ここは加工肉や世間では当たり前の他の肉を混ぜたジンギスカン肉などは先代の遺言で絶対に扱わないらしい。オヤジさんの肉の説明を聞きながら”自分が大好きだから売ってます!”というのが充分に感じられた。好きなものだから、こんなに自慢げに美味しいモノを薦められるのだ。・・・・・・・深い時間でした。
- 片岡精肉店 札幌市中央区南二条東2丁目 電話 011-231-8612
札幌まる寿司で豪華絢爛!!
札幌まる寿司で豪華絢爛!! イリモトの”ご成婚お祝いラリー”のアフターは札幌の超超超有名な”まる寿司”を貸しきっての打ち上げ!! 美味かったぞ~~~~~~唸ったぞぉぉぉ~~~参加は山崎拓巳FCA、梶原英一&ゆきCA、山崎義幸&ゆきえCA、岩永C、波田啓次郎T、D シンペイEx、D 富貴井Ex、D 長友Ex、Dの面々。豪華で美味くて楽しくて嬉しくて可笑しくて、とにかく素敵な夜になりました。大将も上機嫌で握りまくってました。この後はススキノのオカマバーに乱入。新郎は倒れてました。 おめでとうございます。
大ちゃんの大手柄!インド人イン山の中!・・・
3月末の小春日和のある日、朝イチからニセコで、それはそれはスバばらしいパウダースノーを楽しんだ。 昼になりスポーツの後でだんだんと小腹も空いてくる。これから札幌に向かう道中・・・何を食うかを相談していた。冗談みたいだが、食べたいモノは蕎麦かカレー、そしてやりたい事は温泉に入る! するとユージン大ちゃんが、その全てをイッパツで満たす場所があると・・・口数が少ない友はボソリと『山の奥にインド人がいて、美味いカレー出すんスョ!蕎麦も美味いし!そしてトナリは温泉で・・・』と言われたが意味がまるでわからなかった。
国道から少し入ったところに古い、まるで木造の校舎のような、いや昭和初期のドライブインが朽ちたような・・・お世辞にも立派とか豪勢、そして繁盛なんて言葉とはかけ離れた建物・・・悪いがオーラ値はゼロな建物。こんな時に案内人がいるというのは有り難い。オレひとりだったら何かの間違いと思い帰っちゃう程に老朽化しているのに、玄関をガラガラと開けた瞬間に暖かいものを感じた。下駄箱に靴をいれるが、もう浮き足立つというか、震え上がる期待感が襲ってくる! だってニオイをクンクンと嗅げばインドカレーのキツい胃腸をつかむ様なスパイスの香りと、奥からは蕎麦のダシの香り、そして右の方からは温泉の硫黄の香りがムムーンとくる! そして、なんと良く見れば食堂は超満員! 建物の外観からは想像もつかない内部の盛り上がり・・・ 空腹感のまま温泉にはいり綺麗になった身体にカレーを流し込むか、カレーを食べて満足感とスパイスに酔いながら温泉に入るかは迷うところだが、今日は食欲を優先させた。
まずカレーを選択!(ラムカレーとトマトナスカレー) そして蕎麦(桶そば)も選択! これを食券を購入して待つ! 厨房にはインド人のお兄さんが5~6人、みんな楽しそうに働いている。そして数分後にインド人コックは『ナナァジューヨンバンサァーン』(74番さん、これは今回この店から与えられたオレ達の番号)を呼ばれてカレーを受け取り、見れば実に美味しそう! しかし小さな失敗に気づく。モノには順序があるだろ。カレー→蕎麦は無い!必ず蕎麦→カレーでしかない! カレーの後に回された蕎麦はその存在価値がなくなる。惨めな気分にさせてしまう。 しかし蕎麦が来ない。仕方が無く空腹に耐えられない状況回避をするために味覚障害を起こさない、弊害の無いナンをつまんでみるが、実に美味い。メニューには”世界一美味しいナン”とJARO(日本広告機構)もビックリな誇大広告があるが、当たりかもしれない。でも”アンタ世界中のナンを全部食ったのか?”・・・とか蕎麦が遅れをとる腹いせをぶつけようとしている間に、隣のカウンターからオレ達の番号が呼ばれてピックアップ!
そして蕎麦をツルツルっ!『美味っ!!』看板に偽り無しな蕎麦だ。そしていよいよカレーを食う。これが本当に美味しいのだよ! こんな山の中でカレーを食うなんて・・・感無量です。 今回は食べ損ねたが、蕎麦コーナーに”ガンジス”というカレー蕎麦があってコレも人気らしい・・・まさに蕎麦屋とカレー屋の日印合作の作品だょ!(笑) この店、聞けば十数年前まで札幌の繁華街・ススキノでインド料理を経営していた息子さんが、稼業を継ぐ事になりカレー屋を閉店すると決めたら従業員のインド人の一人は残りたいと要望。ならば温泉のハジっこでインド・カレー屋をやるかって事になって温泉&カレー、そして前からあった蕎麦屋という組み合わせになったそうだ。偶然でも、わざとでもないからステキだよ。
そしてここの温泉が”かけながし”(混ざり物無し、追い炊き無し!)のまさに一級品なお風呂。お風呂に入ると鍾乳洞(しょうにゅうどう)みたいな湯の華で地層みたいになっていて天然ぶりがうかがえる。 あぁ?・・・露天風呂で青空を見上げながら口に残るカレーの香りを楽しんだ。世界中にこんないい場所があるんだろうかぁ??昼寝すっかぁ!三つの夢と希望を同時に叶えて大ちゃんの功績に感謝する昼下がりでした。
- ONSEN食堂・豊平峡温泉 インド料理、十割蕎麦、そしてジンギスカン
- 札幌市南区定山渓608 電話011-598-2410
- 営業時間 平日 10:00~24:00 日曜祭日 9:00~24:00 (インド料理は11:00~10:00、蕎麦は11:00~21:00)
- URL http://www.hoheikyo.co.jp/
インド娘と中国野郎が札幌で”愛”の密会・・スープカレーラーメン!
ついに出た。 インドからはるばるやってきたカレーは、やはりはるばる中国からやってきたラーメンに札幌で出会っていたのだ。 これは”密会”である。誰がそんな国際結婚を許したのだ。 そしてご両人は見事にマリアージュ。 二人は一心同体となり、グルングルンに絡み合いジュジュルに混ざり合い、お洒落にチャーシューをのせられてデビューとなった。 そんな、ありそうで無かったモノが”スープカレーラーメン”なのです。 波田は毎回、札幌に来るたびに悩む事がある。これは真剣な悩みだ。それはスープカレーを食べるか、ラーメンを食べるかなのだ。 羽田空港に向かう車中あたりから、いや、札幌のスケジュールが組まれた時点から、この問題について考える。
スープカレーは今や札幌人にとって無くてはならない貴重なお食事となり支持され、どんどん進化を遂げている。それは流行を超えて文化なのだ。 そしてラーメンは中華料理専門だったラーメンの文化を北の国北海道と南の福岡で広められ、やはり進化に次ぐ進化。 福岡は北上を果たし、北海道も南下して東京にてそれぞれがぶつかり合い、新しい世界を東京で進化させている。 そんな北海道はやはり元祖サッポロラーメンなスタイルだ。 しかし、そのスープカレーとラーメンのマリアージュ(相性)は意外だったなぁ。 ラーメンにカニが入ったり、海鮮までは理解出来る。(食べようとは思わないけど・・・) ジンギスカンラーメンとかは試そうとも思わないが・・・とにかく美味いんだから彼、彼女の幸せを祝ってあげよう。 しかしカレーという存在感は何モノの存在も個性も押しつぶす。 例えば”納豆”だ。
納豆カレーなるモノを紹介されたのは関西人の友人からだった。あの新鮮な驚きは今でも忘れられない。カレーに納豆、それを関西人が・・・しかし食べれば既成概念が吹っ飛ぶ。 まぁカレーとラーメンのマリアージュは考えたら自然な流れであったのだ。蕎麦屋さんのカレー蕎麦、カレー南蛮なんてモノは基本がダシと醤油の汁にカレー(小麦粉沢山のトロトロ系)が溶かれているモノが多いのだが、スープカレーはそんな野暮なモノではない。 まったく新しい世界観がここにはある。 是非、札幌にいったらトライしてみましょ!! いやラーメンかスープカレーをと考えるならば、まさに”一石二鳥”がコレ! 食感はラーメンで後味はカレー~~しかし店内にはスープカレーラーメンなんて一言も書いていないし、店主は『うちはラーメン屋ですから!』とカレーラーメンの存在をきっぱりと否定!
数々のスパイスをブレンドしたとだけ書かれている・・・それが結果、カレー粉は使ってはいないが、明らかにカレーになってるんだけどね。 どっちでもいいや! 美味けりゃね! “一ノ寅”(いちのとら/750円)はコクうま(こってり)、二ノ虎(にのとら/750円)はサラうま(あっさり)となっている。ちなみにお決まりの塩、味噌、醤油ラーメンもあるが評判は聞かない! ※ 日高昆布と煮干しで取ったダシに香味野菜、ことこと炊いた豚骨スープ。さらに8種類のオリジナル香辛料が融合。・・・美味い訳だ!
- ラーメン寅乃虎(とらのこ) 札幌市中央区南5条西24丁目3-17
- 電話 011-561-7955 営業時間 11:00~21:30 定休日 水曜日
- 裏参道のほど近く!