「松江」タグアーカイブ

ジュルっ・ジュルっ・うめぇ!・・鯛茶漬けの魔力!

『松江・・・それ、どこだ?!』この質問は充分に難易度の高い地理の問題だ。 松江は山陰(本州の日本海側の一番はしっこ)の島根県の県庁所在地。ちなみに近郊には出雲大社などがある由緒正しき街。そして日本書紀によれば、日本国はここから誕生したとある。松江開府の祖・堀尾吉晴が建長16年(1611)に築城した松江城が街の真ん中にある城下町なのだ。また有名な宍道湖は海水と淡水が混ざる汽水湖で塩分濃度は海水の十分の一、シラウオ、シジミ、ウナギなどが名産! とにかく便が悪いのは事実だが、見所は本当に沢山ある素晴らしい街なのだ。

ジュルっ・ジュルっ・うめぇ!・・鯛茶漬けの魔力!

松江に行ったら”鯛茶漬け”を食おうと決めていた。ご当地のココで食わなくてはならないモノというのがあるが、まさにコレだった。 波田の勝手なイメージだとドンブリを空けると小さめの鯛がゴハンと一緒に蒸し上がり、そこから出た出汁で香り高く炊きあがる・・・なんて思っていたら大間違い! もっとずっと上品な一品であった。 ソボロ状になった鯛、卵の卵白と卵黄が別々に細かく”裏ごし”されたモノ、青ネギ、大根おろし、のり、そしてワサビが一皿に乗り、おひつに入ったゴハンがお盆に乗って静かに出てくる。そしてゴハンを約半分、茶碗にもって、そこに具材の半分を乗せて、急須に入れられた出汁(鯛と昆布で取ったダシ汁に秘密の何か・・と女将は言っていた。)をかけて、カッ込むのだ。”ジュルっ、ジュルっ・・・ジュルっ・・うめぇ・・・”と全員が無言となり、その一連の作業を繰り返していた。ジュルっ、ジュルっ・・・ジュルっ・・うめぇ・・・ジュルっ、ジュルっ・・・ジュルっ・・やぅぱり、うめぇ・・・”腐っても鯛”という言葉がある。鯛は刺身でも、煮ても焼いても何をしても美味いという比喩だが、茶漬けも当然に美味しかった。上品な昼下がりだ!  ジュルっ、ジュルっ・・・ジュルっ・・

ジュルっ・ジュルっ・うめぇ!・・鯛茶漬けの魔力!

“みな美”は明治22年(1888年)から営業を続ける老舗の旅館!そして鯛茶漬けは江戸、文化文政時代にオランダ料理をヒントに松江七代藩主・松平不味公がアレンジしたのが原点。その後、みな美の初代板前長の西村常太郎氏が家伝料理として考案して以来、代々伝承されている・・・という有り難いお食事です。

ジュルっ・ジュルっ・うめぇ!・・鯛茶漬けの魔力!

ジュルっ・ジュルっ・うめぇ!・・鯛茶漬けの魔力!

  • 島根県松江市末次本町14 庭園茶寮 みな美
  • 0852-21-5131 営業時間  11:30~14:30  19:30~21:00

《山陰・松江は良いところ!一度はおいで!》

松江にてセミナー。翌日に米子から山本宏夫妻らが来てくれてランチ!悲願の鯛茶漬けを御馳走になりました。美味かった!! さてこの深夜の写真はローカル・ディストリビューターがミーテイングが終了した後の深夜にリーダーたちが駅の横の《足湯》に集結していて一緒に和んだ時の写真です。かなりオモシロい連中だった!

《山陰・松江は良いところ!一度はおいで!》《山陰・松江は良いところ!一度はおいで!》

ディスカバージャパン!!松江!

6月20日 山陰は松江に行った。世の中の人がそうであるように、あまり島根県には縁がなく、それにアシ(交通手段)も決して多くはないので、なかなかわざわざ出向かないのが事実だ。セミナーの仕事(ゲストなんです!)で誘いがあったので行かせていただいたが、本当に良い時間だった。 出雲大社や様々な神社はオーラいっぱい!(出雲大社は伊勢神宮同様にいつかは見たいニッポン人の故郷であろう場所だ。) 松江市と日本海の間に位置するのは真水と海水がまざりあう汽水湖の宍道湖(しんじこ)だ。これが深い場所で6メートルという湖で美味しい魚がざくざく!シジミが有名だ。そして街の真ん中には、ほれぼれする外観の松江城!城下町ってのはそれだけでカッコいい。そして最高に好きなのが堀川めぐりという遊覧船!松江城のまわりを10人乗りの小舟で一時間位かけて回るのだが、日常の景色を水側からみるとなんだか風情を感じて大好き。その船が可愛いのが、屋根がついているのだが、橋が低いところが何カ所かある為に、自動的に倒れる仕組み。座っている全員が超猫背になって唸りながら橋の通過を待つ訳!これ最高ですよ! かなり乗り物好きだけど、これは格別!!食事は決して多くは食べ尽くせなかったけど、宍道湖のシジミの味噌汁は美味しかったし、鯛茶漬けは明らかに上品で美味しかった!(山本宏&美智子EXさん、ごちそうさまでした!)~~~素晴らしい季節に観光客で来るから良いのかもしれないけど、さすがに日本書紀にニッポンがスタートしたのはこの地域と書いてある位、オーラ値の高い素晴らしい場所です。絶対にまた行こうっと!!!!   こうやって日本中を旅行すると、まだまだ知らない街がいくらでもある。日本は本当に奥深い国なのだ。 ディスカバージャパン!!(昔JRが国鉄と呼ばれた頃にキャンペーンで旅を推進する企画があったんだけど、この言葉・・・結構、ベタで好きなんです。)