“トマトタンメン”食いたいか?
まず、この名前を人に言うと、怪訝(けげん)な顔をする。実に食いたくない名前だ。ネーミングが失敗しているのである。直球すぎるのだ。しかし、何か変化球をつけるにしても、登場人物(材料)が無さすぎて、ネーミングのしようがない。トマトはトマトでタンメンはタンメン。合わせりゃ”トマトタンメン”これしか該当無しというかんじ。ここに通うこと、早、7~8年、完全にはまっている。月2回はとり付かれたように通っている店なのだ。世田谷の近所を散歩していたら気づいたら横浜に食いに来ていたなんて夢遊病者のようなことも、あるわけないが、とにかくハマリ度ナンバーワンの店だ。中華街の有名中華料理店のコック達が店を閉めてから寄る店なのだ。周富徳氏も大ファンらしい。
昔、青森県でミーティングをしていて、この話しをしていたら、我慢出来なくなり羽田から直行でタクシーを飛ばし食いに来た事もある。食生活友の会・会長の要職に就かれ日々、多忙を極める渡辺正人氏をある晩この地にお連れし(その晩は8人でその店に乱入し、全品目制覇の偉業を達成。)なんと、その翌日の昼時に正人氏から携帯電話に連絡があり、”梨園”の場所の確認が。ナント・・・・ナント、全品目制覇の翌日にまた、その店に行っていた!!!。これは、この店の紹介で使われるエピソードだから、初心者のあなたは必ずチェックしておくように。(食生活友の会の入団テストの出題率が高い。)恐るべし渡辺正人の胃袋。全く彼の食欲にスタンディングオベーションじゃないか。そこまで、はまるかぁぁという店である。
他にも名作としては、”牛ばら”関係モノが凄い。美味いのだ。ハッカクの香りが少し入り、たまらなくマニアック。(強烈じゃないから大丈夫)ハッカクがキライな彼方は是非、これを機会に食いなさい。食えないと人生大損です。ノルマです。その”牛バラ”をチャーハンにのせたのが、直球で、またまた解り易い名前の”ギュウバラ・チャーハン”絶対に食いなさい。興奮してきたぞぉぉ。”とにかく、文句は食ってから言えーーーオリャー。”頼むから明日行きなさい。この、感動と喜びをあなたと共有したいもんです。僕もこれから、行ってきます。我慢できない・・・・・・・・・・・。
- 中華料理、”梨園”(りえん) 神奈川県横浜市中区本郷町1-18青木ビル (JR石川町駅、元町商店街入り口を本牧方面に向かう。トンネルをくぐり、車で約3分28秒走ると上野町信号を発見、その交差点左側。)
- TEL 045-621-4878 11:30~14:00 17:00~22:30(LO) 月曜日定休
とにかく必殺はトマトタンメン。(700円)、ギュウバラ・チャーハン(必ず、トッピングとメシをグッチャマゼにして食おう。一目置かれるに違いない。ユーリンチン(1300円)排骨チャーハン(実はこれが有名)(900円)