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たまたま”TAMA”だった! 青山の小さな幸せ。

夜の遅めの時間に、青山の裏通りを歩いていた。代官山から何となく渋谷に抜ける道だった。そういえばこの道、昔はボートハウスというキャラクターのお店があり、朝から連日行列が出来ていたし、大繁盛したレストランもあったが、時代とともにいまでは無くなった。とにかく出入りも激しく、残るにはそれなりの店でなければ難しい都会のブラックスポットが “青学西門通り”で人通りは青山でも少なめなエリアだ。

たまたま"TAMA"だった! 青山の小さな幸せ。

その通りに、そこだけ明るい、外から見てまさに盛り上がっている店があった。そして引き寄せられる様に全く予定せず、ブラリと入って・・・・深呼吸三回! この店は間違いなく”美味い!”それは第六感でわかった。 さて、この店のコンセプトが最高にオモシロいのだ。それは台湾料理と沖縄料理が両方食べられ、合わせるモノは泡盛もあるが、ワインなのだ。何故コノ店のコンセプトに至ったかといえば、すごく簡単!! 店主の玉代勢(たまよせ)氏は父上が台湾出身で母上は沖縄の方、なので家庭ではいつも台湾料理と沖縄料理が両方出ていたとの事。タマ氏にとっては当たり前な事がこの店のウリになっている。

たまたま"TAMA"だった! 青山の小さな幸せ。

そしてここのカジュアル感は抜群でスタンディングでも楽しめるし着席もオッケーなのだ。店の外側には、まさに通行人に対しての餌(えさ)としか思えないオリジナルの”腸詰め”がぶら下がり、否応も無く通行人の胃袋を引っとらえる。(事実、オレはこの腸詰めに引きこまれた。それも食後なのに・・・)美味い腸詰めとワイン・・・意外にありそうでないのがコレ。プロシュート(生ハム)とワインももちろん美味しいが、この食い合わせも格別だ。ここは完全なオープンキッチンなのでカウンターに立って飲めば、店主やスタッフとの陽気な会話も暴飲暴食魂に火がつく!!(笑)スタッフが最高なんですよ!

たまたま"TAMA"だった! 青山の小さな幸せ。

その後は空腹度合いに合わせてドンドン注文して片っ端からいただこう! グラスワインもその時々で美味しいモノを勧めてくれる。着地点であるシメは当然に重要である。・・・この店では、激辛・麻婆豆腐と沖縄ソバをいただく。これまたありそうで、世の中には無いメニュー。中華好き、沖縄好き、そしてワイン好きならばこの店は見逃せない。  この店、深夜になるとこの界隈にある有名レストランのカリスマシェフが登場する。そしてカウンターの片隅で一時の幸せを感じている姿を良く見かける。そんな都会のオアシス(ちょいと陳腐な言葉で失礼!)がこのタマでした。

たまたま"TAMA"だった! 青山の小さな幸せ。

  • 琉球チャイニーズダイニング たま
  • 東京都渋谷区渋谷2-3-2 03-3486-5577
  • http://tama2007.jp/

沖縄第一ホテルの偉大なる朝食。 たった一食で30品目のノルマは達成!。

人間は1日に30品目の食材を食わなくてはイカンらしい。そんな目標はなかなか達成は難しい。吉野家の牛丼を食ってもメシ1、牛肉1、玉ねぎ1、ぜいぜいオシンコウで1~2程度で結果、3~4品目であろうか。しかしその目標を1日どころか一回の食事、それも朝ゴハンで摂ってしまえる朝食がある。それは琉球料理の沖縄第一ホテルの有名な朝食なのだ。

沖縄第一ホテルの偉大なる朝食。 たった一食で30品目のノルマは達成!。

その朝食は素材数50品目、22アイテムのオカズ。そしてカロリーはたったの585カロリーというから驚きだ。1日数食しか作らないらしく予約が難しいのに強運な友人は前日予約達成。そして指定された時間に沖縄第一ホテルに乱入した。しかし第一ホテルというから相当に巨大な建物を想像したのは僕の勝手な偏見だろうか。そこはどう見たって長屋というか民宿。いや大きめな民家と言う感じ。お世辞にもホテルではなかった。しかし宿泊経験者に聞くとなかなかな風情のある宿らしい。まあ、朝飯を食いに来たんだから建物なんてどうでもいいかぁ!!。さて、その日は大きなテーブルに女子旅人3人組みと相席をした。結構な沖縄情報通な雰囲気の旅人だ。一生懸命ナニか話しかけて友好関係を築こうとしたが殆ど無視された。トシマ女子3人組みはオレがナンパしようとガードしたのだろうか!?。はたまたオレより朝食に興味がいっているのだろうか!!。クッソーと存在を無視されて怒るほどではなかったが、そんな事をしているうちに、いよいよその朝食が運ばれ始めた。

沖縄第一ホテルの偉大なる朝食。 たった一食で30品目のノルマは達成!。

主人はその料理をいちいち説明してくれたが、聞いた事ない名前ばかりで記憶出来ないゾォ!。基本的には琉球薬膳料理、精進料理的な食材だろうか。長命草(せき、ゼンソクに効果)、アマメシバ、モロヘイヤ、オオタニワタリ、ビタンカ、パパイヤ、キクラゲ、くこのみ・・・・・・もう、初めて過ぎてどれがその素材で味だったか殆ど解らなくなっている。とにかくイッパイなのだ。メニーカインズオブフードなのだ。全然覚えられなくて説明も不充分で申し訳ないが是非、写真で想像して楽しんでください。

沖縄第一ホテルの偉大なる朝食。 たった一食で30品目のノルマは達成!。

朝食としては驚異的価格の3000円(税別)と朝食界のロールスロイスのような価格構成だが話題には出来ます。しかし問題が一つあった。食い終わって帰ろうと思ったら、もう既にハラが減ってきたということです・・・・・・・。

  • 沖縄第一ホテル  琉球料理”あしゃぎ”
  • 沖縄県那覇市安里3-1-23 098-867-3116 (スーパーサンエーの近く)
  • 朝食は税別3000円(前日までに要予約)

沖縄・琉球料理の真髄、 ナァーンダァ!長寿の秘密はここにあった!!

最近の店はとても騒がしい。店員がウルサイのだ!!。東京の有名な店は、入るなりにドデカイ声で”イ~~ラッシャ~イマァッセ~~”と威勢が良すぎる。ひたすらウルサイ。やる気と掛け声が比例するのが正しいとされているようだが限度を越えている。(ボエム、ゼスト系をイメージしている。店員は朝の朝礼で大声の練習をして、デカさでバイト料の変化があるのだろうか。)しかし、何事にもズレがる沖縄人のやる気満々というのは、少し基準値が違っている。

沖縄・琉球料理の真髄、 ナァーンダァ!長寿の秘密はここにあった!!

以前に沖縄の友人と那覇で会っている時”ケージローさぁぁん、今日は冷えますねぇぇ~プルッと言っていた奴がいた。温度は17度・…返す言葉も無かった。そうなのだ。沖縄は全てに本土(ナイチャ~)とは、その基準値が違っているのだ。だから、沖縄の涼しいはナイチャ~では猛暑。沖縄の毛深い奴はナイチャ~の猿人類、沖縄人の酒の強い奴はナイチャ~の強いを越して象の肝臓を移植でもしたかのノンベイ(とにかく平日から飲みまくる。ちなみに人口当たりの酒消費量はダントツ日本一、友達作ればすぐにわかる)。沖縄のノンビリ者はナイチャーの静止状態。沖縄人の暗い奴はナイチャーの少し明るい奴・・・・・沖縄人は付き合うほどに長寿を約束されたような幸せなお気楽、ノーテンキ系の最高な人柄が本当に多い。(全員とは言わないが多くの者・・・・いや、ほとんどの者)。 テレビなどの報道では長寿の話題になるたびに、沖縄の食生活が話題にはなるが、もちろんそれも重要なファクターだろうが、波田が考えるに沖縄人の長寿の秘密はその脳の中にある。要は”色々と考えてない”(世界標準レベル的に言うと全然かもしれない・・・・)それじゃ、このページが続かなくなるから,食に戻しましょう!。

沖縄・琉球料理の真髄、 ナァーンダァ!長寿の秘密はここにあった!!

沖縄に独特な食文化がある。それはヒトコトで言えばチャンルプル(ごちゃ混ぜ)である。なんでも混ぜる、混ぜて混ぜて混ぜまくるのである。ここ、おふくろ亭は沖縄料理で人を癒すことに情熱を傾けている。内地(本土)には無いフニャリとしたやる気なのだ。料理に癒し系の”やる気”を感じるのである。何を食っても美味しい店だ。新鮮な魚介類、郷土料理、海ぶどう、チャンプルー類も一格上のお味、珍しい食材も色々あるゾォ。実に泡盛とオリオンビールを美味しくしてくれるメニューで今夜も何も考えずに飲んで騒ごうじゃないの。それが、沖縄です。長寿です。ナガイキです。青い海と澄んだ空気、そして美味しいメシと友達。完璧なパラダイスです。 (波田はこよなく沖縄県人を愛しています。誤解の無いように。)

沖縄・琉球料理の真髄、 ナァーンダァ!長寿の秘密はここにあった!!

  • 郷土料理と海鮮料理”おふくろ亭” 沖縄県平良市西里587-4(宮古島)
  • 09807-2-0744  営業時間12:00~23:00  不定休(これ、イイネェ!!)