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立ち食いソバ屋も、ヤルときゃヤル!!

立ち食いソバ屋に、お洒落感は無い。 初デートや商談で利用すれば、間違いなく結果は見えている。 本来、立ち食いソバ屋の使命はサッサと食べさせて、サッサと帰っていただく店なのだ。 しかしそんな味気なさそうな”立ち食いソバ屋”なのに、この店はチョッと違うのだ。 だいたい素性が違う。この店は”鰹節問屋”が経営をしているのだ。

立ち食いソバ屋も、ヤルときゃヤル!!

従って化学調味料は一切使わないので”お汁”が最後まで美味しい。 主人公の蕎麦だが、ここにも様々な工夫が入っている。春は”生ノリ蕎麦”夏にはおろしたての”辛味大根蕎麦”冬には”ゆずみぞれ蕎麦”(400円)なのだ。ゆずなんて香りが逃げないようにオジサンが注文ごとに、ちゃんと銅製のおろし金ですって載せていた。お仕事が丁寧なんだなぁ。 ウドンも、普通のヤル気があるのだかないのだかわからない物体ではなくて、名古屋名物のきし麺なのだ。これが、またまたちゃんと美味しいのだ。トッピング関係も充実していてワカメソバですら、かかっている量がセコくないのだ。 ソバとは関係がないのだが、カツオ節を作る時に出る、いわば”粉カツオ”がフリカケ用に置いてあるのだ。当然、掛け放題なので、白ゴハンを注文して、たっぷりの粉カツオをかけて、醤油を2,3滴かけて食べると~~これが美味しいのだよ!!

立ち食いソバ屋も、ヤルときゃヤル!!

本当に美味しい、日本人で良かった。猫の気持ちまでわかってくるのだ。(すんません。昔は猫の大好物が鰹節ゴハンと決まっていたのです。)とにかく一杯80円の白ゴハンがたちまちのうちに香り高い混ぜご飯に変身してしまうのだ。蕎麦だけではやはり、働く企業戦士の方々には少々ボリューム的には辛いであろう。そこでこの店は丼モノにも企業努力を感じる品々を用意しているのだ。穴子天丼、ジャンボ海老天丼、カレー丼、野菜天丼、かきあげ丼、しらすおろし丼・・・と丼モノ充実度数は100点(いや、このさいこのドンブリモノの充実度を”丼”という単位にしようではないか。1ドン、2ドン~100ドンまでで計測をしよう。基準値として、この店はカンバン製品が蕎麦なのにかかわらず、このドンブリ物の充実度なので最高レベルに近い98ドンを認定しようではないか。100ドンを最初から授与してしまうと向上心を失ってはいけないという配慮。)まぁ、ダシの効いた蕎麦との相性、そして気分を満足させる、そして値段が安いという大充実の抜群な店なのであった。

立ち食いソバ屋も、ヤルときゃヤル!!

・・・・しかし相変わらず店内は急いで食べて、急いで仕事に戻る人ばかりで和気藹々(わきあいあい)な空気はゼロなので悪しからず。そんな無機質な世界を楽しもう。波田はゆっくり味わって楽しみましたょ!

  • そば好 (そばこう) 東京都中央区日本橋人形町3-9-2
  • 営業時間7:00~20:00 (土曜日7:00~15:00) 定休日 日曜日、祭日
  • かけ 250円、 もり 250円、たぬき 300円、きつね 310円、わかめ310円、月見 310円、 ざる320円、かきあげ 350円 、そして企業努力の賜物・・・・穴子天丼セット650円、ジャンボ海老天丼セット 650円、カレー丼 550円、野菜天丼セット500円 、かきあげ丼セット500円、 しらすおろし丼セット 500円 そしてそれぞれ、ソバ、うどん、冷やしを選べるのだ!! すごい!
  • ちなみに流石に親会社が鰹節会社だけあって、店の隅っこで鰹節の販売をしている。(花かつお300グラム1200円)

ジャパニーズファーストフードの究極。 それは………寿司。立石の立ち食い寿司屋。

寿司の歴史を御存知であろうか。・・・・・・・あまりオレは興味がないから、誰か教えてください。そんな無責任な事でどうする。とにかく寿司は江戸時代に庶民のファーストフードとして生まれた。そして、その材料(ネタ)は必ず仕事のしてあるネタだった。(煮ハマ、穴子とか。)だから早く美味しいモノをサッと食うために、当時の店は立ち食いだったそうだ。そして今でもその伝統が受け継がれている店がここの、立石の立ち食い寿司屋だった。(今更に椅子なんか置けないのか・・・)。波田はその店を試したい一心で電車にのり食生活友の会・通称、特攻隊マサキ氏と乱入した。

ジャパニーズファーストフードの究極。 それは………寿司。立石の立ち食い寿司屋。

その店の常連たるメンバーはイキナリ入ってきて赤身4貫とコハダ4貫を注文、3分40秒以内で食いきりシーハーしながらオアイソして退散という姿が最も玄人(クロウト)らしいが、オレにそんな気は全くない。誰も見ちゃあいない立石でツーぶってどうすんの・・・。オレ達はジックリジックリと味わい食った。やはり回転寿司と違うのは誰が食うか解からず只ひたすらに握る工業的量産型寿司屋に対して、注文した相手の顔を見ながら握る職人の作るものは味が違って当然だろうか。ねたケースを見てウナリながら注文して、オヤジが握ってカウンターにサッと出す。そしてそれをサッと食って客は顔がホコロぶ。ココロの中で美味いと感じて、顔に一瞬出た瞬間を見逃さない。オヤジは達成感と充実感を味わう。(波田の満足顔を見て目がウルむ・・)でも、生粋・職人肌のオヤジは人様の前で微笑むなんてことは許されない。しかし自分は寿司職人として生まれてきて本当に良かった。長い丁稚奉公も無駄ではなかった。秋田から集団就職で出てきたのもこの一瞬の為だったのだぁ・・。考えたら苦労も沢山あったがこうしてこのお客さんは美味しそうに食っているではないか。ああ~オレの道は間違っていなかったんダぁぁ・・(うるる)バァァチャァァン・・・・盆には帰るぜぇぇ・・・。イイじゃないのコノ関係がぁぁ・・・。(いちいち、間違いなく、そんなこと考えちゃいないと思うけど・・)とにかく、ファーストフードに相対してスローフードが叫ばれる昨今、ファーストフードなのに美味しいという新しくて古い世界を見て大満足な昼下がりだ。

ジャパニーズファーストフードの究極。 それは………寿司。立石の立ち食い寿司屋。

  • 栄寿司 東京都葛飾区立石1-18-5(立石仲見世)
  • TEL 03-3692-7918 営業時間 12:00~20:00 木曜休日
  • 神田界隈とかまだまだ昔からの立ち食い寿司屋が残っているらしいですねえ。是非、情報をください。