実にエレガントなクルマだ。
オレの独断と偏見だが
当時のメルセデスはクルマの格付けとして
今のメルセデスとは比較にならない程の威厳があったと思う。
そして残念な事だけれど、
今のメルセデス
(現代のクルマの全て)
が品質的にはずっと上回っていたのだ。
それは鉄ひとつとっても、
リサイクルなんて概念がなく、
永遠に長持ちする素材が良いみたいな概念だったので、
部品一つの出来上がりが、
本当に素晴らしい。
ドアの開け閉めなんて全く別ものの重厚感なのだ。
この当時、メルセデスベンツはコンパクトなEシリーズ
(現在はCシリーズを始めとして多種類のコンパクトが存在する。)
が最も小さなクルマだった。
その中でも特にエレガントだったのが、
この2ドアのCEクーペ。
真のお金持ちのダンディーな紳士とか、
エレガンな60代のマダムなんかが乗ったら似合いそうな!
このクルマはなんと香川県の大金持ちのドクターの方が購入して、
その後に亡くなられてガレージに30年以上も放置されていたクルマ。
程度は極上を超えて新車状態。
ボクが購入した時の走行距離はなんと2、5万キロ。
ありえない!!!!!
その走りっぷりも新車。
手に入れたときは嬉しかったなぁ。
今でもショーウインドーに映り込んだプロポーションを眺めるとタメイキが出ます。
https://ja.wikipedia.org/wiki/メルセデス・ベンツ・W123