四国は香川県の讃岐地方は、御存知、讃岐うどんの聖地でメッカ、エイダ、原宿、永田町、ワシントンDC、へそ・・・・なんでもいいけど中心地なのです。その讃岐の人々の”うどん”へのこだわりはハンパではない! 先日も香川県高松市で、友達十数人で居酒屋で飲んでいた時に”うどん”談義となり、オレもよせばいいのに、その十数人に『どこの”うどん屋”が好みか!?』という質問を投げかけたら、なんとそこにいる全員が違う店名をあげたのだ! 人の好みは数あれど、しかしそこまで違うとは・・・東京でラーメン屋を聞いたらだいたい3~4軒に絞られる感じがするんだけど・・・とにかく”うどん”の道は激しい世界だ。
その一途な”うどん”への気持ちも感心するが、それに見合う美味しい”うどん”を高松以外で食べられないのは少し残念だ。 しかし最近、街道筋で見かけるのが”丸亀製麺”だ。この店、店内に入ると工場とも思える店内で、厨房を囲う形で店がレイアウトされている。実にうどんが出来上がる行程を見ながら注文できて食べられるのだ。 入り口にはうどん粉が大きな袋のまま積み上げられ、最初に機械で”うどん粉”をコネる儀式を見学。 そして製麺機に入れられて見慣れた長い麺が出来上がる! それらが注文に合わせて茹でる機械に投入されると、時間が来ると自動的に引き上げられて出来上がり、釜揚げ、ぶっかけ、冷やし・・・様々な注文に合わせて出来上がり!という、見ていても好奇心が爆発する楽しい時間だ。 値段的にも◎ととにかく安い。
だいたい男子は”うどん”を二品、女子は”うどん”一品と”おいなりさん”という注文。 現地、讃岐での讃岐うどんの多くは注文をすると徳利に入ったつけダシとヒトかけらの生姜とおろし金が渡されて”うどん”が出て来るまでの儀式としておろし生姜を作り気分を高揚させて待機するのだが、さすがにこの店では用意されている。薬味(ねぎ、ごま、生姜)を入れてツケ汁を各自で製作! 桶に入れられた”釜揚げうどん”に付けて食べる! もちろん”ぶっかけ”も美味い。生醤油をかけていただく! ”讃岐うどん”はその食べ方で違う味や食感が楽しめるのが幸せだ。 ちなみに、この丸亀製麺だが讃岐地方には存在しないし、誰も存在すら知らない。しかし讃岐うどんを日本全国に紹介したのは大手の外食産業チエーンというのがスゴいと思う。 (先日、ハワイに行ったらワイキキに開業していて、列が出来ていたのが衝撃!)
ちなみにボクの大好きな讃岐の田中屋が100点とすれば、ココの店は83点です。決してベストではないが、この値段から考えれば充分という事ですね!!
- 丸亀製麺 http://www.toridoll.com/shop/marugame/
- ネットで見たら現在で日本に645店舗、そして東証一部上場企業になってる!!タイや中国にも進出! 恐るべし讃岐うどん! ※先日、ついに讃岐地方でも発見した。香川県民は複雑な顔をしていたけど・・・