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昭和35年開業、会員制ラーメン屋からスタート。 福岡の有名店”一蘭”行きつくは個室な空間。

個室とは通常”密室”を指す。密室とは怪しい行動を取るものにとってはとても都合のヨロシイ空間である。密室政治というと世間から完全に隔離されたスペースで怪しき人々が様々な思惑で勝手に進めていく政治。まあ、プライバシーが尊重されているのが個室と考える考えもあるのだろうが・・・。この店には本当に驚いた。福岡といえばジャンクフードのメッカである。福岡といえば”とんこつラーメン”が定番アイテムだ。今日は驚きを通り越して唖然としたラーメン屋を紹介。福岡のラーメン屋といえば赤系の”のれん”にカウンターがあって壁には品書きがあるか、または屋台が一般的だ。ここは福岡でも有名店の一蘭(いちらん)という店。あえて、ラーメンの美味しい不味い、好き嫌いについては語らない。(毎度のことですが、食卓で宗教とラーメンの話しは避けるというのが波田家の家訓、だから味に関しては誰かにお任せします。)入って驚いたのはとてもラーメン屋とは思えない趣き。何屋に似ていると思えない。しいて言えば選挙の投票所かなぁ。これは味を集中して楽しむということに突き詰めたらこうなったらしい。よっぽど世間話しをしながらラーメンを食われるのが許せなかったんだろうねえ・・・。まあ写真を見てください。世界初の”味集中カウンターシステム”。ジャーーン

昭和35年開業、会員制ラーメン屋からスタート。 福岡の有名店"一蘭"行きつくは個室な空間。

レストランの個室とは、グループなり仲間、または接待するためにゆっくり話したり、する際に料亭、中華料理屋などに用意されているのは親切として歓迎するが、ここは食券を購入して食うラーメン屋で一人一人は個室的カウンターなのである。そう、究極の個室スタイルがここにある。(と店主は語る。)のれんからは店員の顔も見えない。そしてカウンターの前の注文表に好みの麺の硬さ、濃度、こってり度、にんにく、ネギ、秘伝タレの増減、を各自が記入してベルをならして提出。すると丁寧な口調で店員がその紙をピックして調理場にオーダーを通す。そして数分後に出来あがってノレン越しにラーメンが出てきてひたすらに邪念をすててラーメンのみを見て食うのである。ひたすらに・・・・・。左右にはツイタテがあるので隣人の様子はわからない。美味しそうに食っているのかナンなのか。とにかく無駄口を一緒に来た友人とするスキは一切ないのである。かつて厳格なオヤジが無駄口たたいて食っていると怒る店はあったが、それを最初から店の方針で造作したカウンターなんつうものは初めてだった。食事は楽しまなくて良い・・・。孤独にストイックに味わって帰れ・・・よければ、また来い!!。以上である。しかし人間味とか情緒なんてナンにも無い、正に必要な事だけを追求した”近未来的ラーメン屋”なのであった。ただネェ、店から出た時、なんだか淋しかったなあ・・・・・ナンデダァ??。(味は俺は好き・…数ヶ月に一回程度ならオッケー)・・・・。店には誇らしげに芸能人のサインが飾ってあったゾ。しかし店員と遭遇しないのにどうしてサインもらえるの??。カメラで見てるのかなあ・・・・。どうでもイッカァァ。

昭和35年開業、会員制ラーメン屋からスタート。 福岡の有名店"一蘭"行きつくは個室な空間。

一蘭(いちらん) 24時間営業、味に関しては添付のカウンター前のノレンの注釈を読んでみて想像してください。なんだかこの講釈読んでるとスゴイモンじゃなあ・・・と思うねぇ。 店は九州方面に9店、東京に2店ある。 http://www.ichiran.co.jp

昭和35年開業、会員制ラーメン屋からスタート。 福岡の有名店"一蘭"行きつくは個室な空間。