「電化製品」タグアーカイブ

流木のペンダント照明器具

駒沢の家を作る時に世話になった鉄と木のアーティストがモリソン。ものスゴい才能に溢れた若者で、大物から小物、芸術的作品から階段、窓枠、ドアまでなにからなにまで鉄と木材を上手に使ってモノを作るのだ。その様々は追々、紹介するとして、今回はこの最新作の”流木ペンダント”だ。もちろん世界に一つしかない作品。流木は海岸などに打ち上げられる木の破片。どこかで倒木とか折れて、長い間、漂流してだんだんと形が丸身を帯びたモノが海岸などに打ち上げられるのだ。それを拾ってきて、丹念に漂白して作る自然の作品。それを形をみながら針金を駆使して束ねて、時には木ネジなどを見えない所に使って固定(吊るしている間にバラバラになったら話にならないからね。)そして古いタイプの布巻きの電気コードを使って照明器具と化学の実験道具を組み合わせてシェードを作って完成・・・と恐ろしく手間がかかっているんです。電球も古いタイプのフィラメントを使用。だから点灯させると、実に雰囲気抜群な光になるんですよ。ウチは鉄筋コンクリートと鉄、床はタイルというかなりハード&クールなインテリアのベースなので、こんな自然なモノを合わせると優しさがでて良いかと! かなり気に入っているし評判もヨロシイ一品です。
モリソンの作った電気照明ペンダント
値段・・わからない。原価は拾い物。

流木のペンダント照明器具 流木のペンダント照明器具 流木のペンダント照明器具

ハイテクにしてローテクなアンプ

オレは決してオーディオマニアではない。だからと言って音なんてどうでも良いとは思わない。オーディオ機器を捜していた時に見つけて、衝動買いをした逸品がこれ、22(トゥートゥー)ハイブリッド・チューブアンプなるハイテクにしてローテクな音響機材。まさに”真空管”という超ローテクにして現代でも充分に高品質な素材をコンパクトにまとめあげている。 この機械一台だけでスピーカーにつなげばiPod、iPhoneからの音楽を鳴らす事が出来るのだ。我が家の場合はスピーカーを表に出したくないので本棚の裏側に隠し込んでいるのだけれど(オーディオ的には絶対に良くはない。)音響マニアに言わせると充分な音質だと言ってもらえたのだから大丈夫なんだろう。スイッチを入れて音が出てくるまでに20秒から30秒間待たないと、真空管が暖まらなくて音が出ないのは面倒だけれども情著ある待ち時間にも思える。 ローテクにしてハイテク、まさに現代にバッチリと通用する素晴らしい逸品だ。
22ハイブリッド・チューブアンプ 22 HYBRIDTUBE AMPLIFIER Design by Koichi futatumata
使用真空管 6SN7GT 2本
最大出力 12W +12W (6~8Ωスピーカー使用時) 寸法 幅265 高さ103 奥151㎜
株式会社 EK Japan 818-923-8235

ハイテクにしてローテクなアンプ ハイテクにしてローテクなアンプ

“ブゥゥゥゥン~~”と《アンティークの壁掛け扇風機》

オキラクハウスのキッチンは熱い! やはり20人分の料理の煮炊きをガンガンやっていると相当に熱くなるのだ。しかしエアコンを取り付ける場所は無いし、壁掛け扇風機の新しいのだと、街のラーメン屋みたいでイヤだった。という事で “アンティークの扇風機”(壁掛け用)を捜し始めて早5年!! ついにこの2009年の夏の前に発見しました。 場所は自由が丘の“シックス”というフランスモノの文具や雑貨を扱う店。この店は結構お宝な一点モノの雑貨が発見できるので定期的にチエックをしているのだ。その店先にディスプレーされていて、値段もチェックしないで購入。 2万数千円だった。 高いか安いかわからないが、とんかく購入!!(アンティークなので保証は無いと念を押された!)  早々にオキラクハウスのキッチンにコード類を改造して壁に埋め込んで取り付け完了!!!! 『スイッチON!!』 涼しい! 素晴らしい!! 回転しながらキッチンの空気をかき混ぜてくれるだけで幸せだ。“ブゥゥゥゥン~~”という音も70年代風! そして早々にランチの準備に・・・・・『アレっ!汗がダラダラ・・・』 見上げれば、さっき取り付けた扇風機は静止している。『セイシ・・・どーして!?』 スイッチをいじったり、本体を叩いたり、なでたり~~~とにかくウンともスンとも言わなくなった。取り付けて10分で故障!? 5年間捜して故障!? そりゃ認めたくないけど事実は事実。シックスに連絡をしたら保証無しの条件だったけど、とても誠意ある対応をしてくれた。しかし修理が完了して戻って来たのは夏の終わりそうな8月下旬! 不安ながらちゃんとキッチンで“ブゥゥゥゥン~~”と新型の扇風機には絶対にありえない風切り音をたてながら回っている。 “ブゥゥゥゥン~~”  (最強レベルで長時間の連続使用は止めてくれとの注釈が!火を噴くかもって!それでも愛してる!)

“ブゥゥゥゥン~~”と《アンティークの壁掛け扇風機》 “ブゥゥゥゥン~~”と《アンティークの壁掛け扇風機》 “ブゥゥゥゥン~~”と《アンティークの壁掛け扇風機》

アラジンのストーブ

アラジンの石油ストーブだ。見た目にもレトロ感いっぱいなデザインだが、レトロを超えて、この約三十年間、デザインは全く変わっていない。波田の少年時代から家にこの、全く同じデザインのモノがあったのだ。(回りのクロムメッキのガードは流石に時流を考えて危険対策で付けられたが、そんな程度だ。)これは復刻版でもなんでもない、いまだにモデルチェンジも何もしていない現行モデル。 ブルーフレーム(青い炎)と呼ばれる、このストーブは、本当にロマンチックな火を発する。  おそらく性能的には今時の反射板のついたようなタイプの方が圧倒的に安いし、暖かいし、使い勝手もいいのはわかっているのだが・・・・・・・買ってしまうのはアラジンなんです。 結局、二色(グリーンとベージュ)の両方持ってますよ。 最近、大塚製薬のオロナイン軟膏とオロナインCドリンクをまざまざと見たんだけど、変わらぬ、まさに“不変的デザイン&コンセプト”ってスゴいもんだと痛感してます。そんな無駄が何も無い実質本意な機能に、今年も少し性能は悪いけど、厚着をしながらこのストーブを囲みますよ!!  値段は大分、幅があるけど二万円チョイです。
≪英国アラジン社 ブルーフレーム石油ストーブの歴史≫
1930年代の始め(昭和初期)米国アラジン社と英国の企業家ジャック・インバー氏との間に合弁会社英国アラジン社が設立されました。 当時の米国アラジン社は青災式バーナーを使った優秀な石油ランプを製造しており、米国は勿論、広くヨーロッパ各国に輸出していました。 英国アラジン社構想は、このランプを英国で製造し、ヨーロッパのみでなく、全ユーラシア大陸に販売するというものでしたが、この構想が軌道にのると同時に、英国アラジン社のジャック・インバー社長は、もしこのすばらしい性能の青災バーナーを暖房器具に使えば画期的な石油ストーブができるのではないかと考えるようになり、さっそくその商品開発のためのインバー・リサーチ社を設立し、ブルーフレーム石油ストーブの研究開発に着手しました。 長期の研究、開発のすえ完成したのが現在のアラジンブルーフレームの原型となった「I.R.」です。「I.R.」とはINBER RESEARCH社の頭文字です。このI.R.ブランドのブルーフレームも日本に相当輸入されています。この石油ストーブに絶対の自信をもったジャック・インバー社長は、インバーリサーチ社を英国アラジン社に合併させアラジンランプの広い販路にのせて世界的な拡販をはかるため、著名ブランドの“アラジン“をこの商品につけ、アラジンブルーフレームとしました。

アラジンのストーブ

SONYの携帯ラジオ

週に2~3回(ジムに行かない時)はジョギング&ウォーキングをする。とても重要かつ必要な時間だ。足腰の強化、体力の温存というのもあるが、集中力というかモノを考える時間として好きな時間だ。そんな時に携帯するのは、ボクの場合はI-Pod ではなくラジオだ。普段、東京にいるときはJ-WAVE(81.3)を聞いている。そしてこの携帯ラジオだが、世界中、どこに行く時にもジョギングシューズと共に持っていく。これは世界中のFMの周波数に対応出来ていて(というか大体が海外対応になっている。)どこのローカル放送も聞く事が出来るのだ。スペインに行けばスペイン語で面白そうな放送局を探して聞きながらジョギング。当然に脳から異国情緒がズンズンと入ってくる。北京でも、香港でも、ナイロビでも、リオデジャネイロでもだ!! この子(長い付き合いすぎて”子”になっている。)が旅した都市・・・・・・ニューヨーク、ミシガン、バンクーバー、サンフランシスコ、カーメル、サウサリート、サンタバーバラ、ロサンジェルス、サンディエゴ、メキシコシティー、フロリダ、キューバのハバナ、リオデジャネイロ、ケニヤ・ナイロビ、チュニジア・チュニス、バルセロナ、イビザ、マドリード、パリ、モナコ、コートダジュール、ミラノ、ナポリ、ローマ、コウルシカ、ベニス、トスカーナ、フランクフルト、アムステルダム、ベルギー、チェコのプラハ、ストックホルム、コペンハーゲン、ヘルシンキ、ドバイ、ホーチミン、ハノイ、香港、シンガポール、バンコク、バリ、マニラ、ソウル、北京、上海、シドニー、オークランド・・・・・・これからも当分、旅の友です。 ドル紙幣、ユーロ紙幣、千円札がケース内に忍ばせてあるのは、ジョギング中の緊急事態の時に備えてのモノ。結構、安心です。 財布を持って走らないからね!

SONYの携帯ラジオ

iPhone買いました・・・いまさらかよ!?

ナンと言いましょうか・・・iPhoneを買いました。 iPadもMac(ノートブック型のエアー)も使っているのに、何故か電話だけはドコモだったんです。その理由はソフトバンクの電波の悪さ。田舎に行く事も多々ある生活をしていると、電波が悪い電話なんて致命的なのですよ。だからガラケー(スマートフォンではない携帯電話をチマタではこう呼ぶのだ。ガラケーとはガラパゴス携帯の省略形デス!)なんて呼ばれたって気にもしないで使っていた。でも横目でiPhoneを見ながらイイナぁなんて思いつつも、電波の悪い地域の事を考えると・・・・かなり迷える子羊状態。 そんな時に、ある解決策を聞いた。香港またはタイで購入したiPhoneをドコモのキャリアで使用するという荒技だ。(これはシムフリーというシステムです。日本で販売されるソフトバンクのiPhoneはシムを入れ買い出来ない様に操作されている。) このシステムを使えば高性能のiPhoneをバリバリなドコモの電波で使えるという無敵のモバイルになるのだ。 という事でツイッターで香港に行く人を捜してお願いした! なんと一週間後にはiPhone4S、64をゲット。(香港で買いに行ってくれたF親子には本当に感謝です!) そして電話機の乗り換え作業は、メールの件数の減るお正月あたりにした。(これも田園調布のT君に大変お世話になりました。) という事で、iPhoneを手にする事になった。 実は、それ以上にキッカケになった事がある。それはアップルの亡き創業者スティーブジョブズの伝記(分厚い上下の二巻)を読んだ事に発する。あえて内容は書かないが、デザインとは何かを、本当に考えさせられる本だった。そんな事を考えていたら、少なくともデザインを昔は”生業”にしていたモノとしてドコモを持つ事が間違いの様に思えてきたのだ。(という程までにスティーブジョブズのモノを作る、デザインする哲学とはスゴいものなのだ。) 結果、一ヶ月以上が過ぎて本当に気持ちの良いネットライフとなった。数々のアプリによって仕事は劇的に進化! 道具に使われない、道具を使う生活は素敵です。