久しぶりに名古屋に出かけた。名古屋での食事は本当に悩む。だいたい食事(昼メシと夕飯)の悩みは毎日24時間ごとに、やってくるのが常だが、来る日も来る日も考える。ことさらに名古屋だと悩みは複雑となるのだ。 魅力的な名古屋でのメシ・・・ ここで”人”は何を食うべきか・・・味噌煮込みうどん、味噌カツ、エビフリャー(エビフライ)、きしめん、ひつまぶし、天むす・・・これに夕飯となると土手煮(ドテと略すのがネイティブ)、手羽先、名古屋コーチン、が加わるから話はややっこしくなる。
久しぶりに、元祖”手羽先”の店である”風来坊(ふうらいぼう)”に出かけた。この店は賛否両論あれど、この名古屋の名物料理の発祥の店である事は承知の事実だ。 注文したのは”手羽先””手羽元から揚げ””つくね団子の塩味””つくね団子の味噌だれ””串揚げセット””土手鍋””モツ煮込み”・・・・これらの共通項はなんだかわかるか!? 並べてみてわかった事は、ことごとく色が”茶系”であるのだ。そう言えばランチに食べようと考えたメニュー(海老フライ、きしめん、ひつまぶし、テンムス・・全て”茶”だ!)
十数人の宴会だったのだが、長いテーブルに並べられた注文された品々は、ことごとく”茶”!! 茶色にはどんな視覚的効果が期待出来るのであろうか。 これが偶然なのか、茶系ばかりを集めたのかはわからない。名古屋では茶系の食べ物のみが受け入れられるのだ。 さて、大切なのは味である。この”手羽先”だが、止まらなくなる。食べ始めたらもう誰にも止められない。そして小骨の山がどんどん積み上がるのだ。 消化された胃腸の中も茶色ばかり!! 出てくる物も茶色だ・・・(笑)
- 風来坊(ふうらいぼう)
- 店舗は名古屋市内だけで30店舗、愛知県内で15店舗、岐阜に9店舗、三重に4店舗、そして北海道、埼玉、富山、大阪、福岡、佐賀、熊本そしてロサンジェルスに3店舗! びっくりしたなぁ!!
- http://www.furaibou.com/