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愛の先の“担々麺”そして“蟹味噌麺”二軒ハシゴの巻。

久々の香港だ。
フィリピンのボラカイ島に行く途中でどこに行こうか悩み、2月と言う季節がら選んだのが香港。
というのもボクの好みの旅行は“ひとつの旅行で二味楽しむ事”(具体的に言えば大都会と大自然を同じ旅で楽しむ事。)“なので、英国から中国に返還されて初めての香港という事になったのだ。
日程的にも2日半という短い時間だったので、激しくスケジュールを組んで、行きたかった店を片っ端から制覇!

 

一軒目に行きたかった広東料理の店で何を食べても劇的な美味さ。
カジュアルなのにミシュラン星1を取っている意味もわかる。
とにかく、かなりハイテンションなディナーをして、悲願だった”カニ味噌あんかけ麺”でシメ。
正確には“シメその1。

蟹味噌麺1

 

そして二軒目の目標は”香港一の担々麺“。
そこから地図で見たらそんなに遠くはないと思われた店まで歩いて行く事に。
ところが全然、その店が見つからない!

地図がいい加減だったのがその原因。
かなり迷ったので、道ばたのバイク便のメッセンジャーが仕事の待機していたので、恐らく職業的に道には詳しいかと勝手の想像して聞いてみたら、超ナイスガイで我々をその店の近所まで歩く事、5分かけて案内してくれたのだ。

ここだよ!と手招きされてメッセンジャーに御礼を言って、目的と思われるホテル(コスモホテルと看板には書いてあった。)に入ってホテルのボーイ君に聞いたら、ここはコスモホテルでアナタの目指すホテルはココではなくてお隣のコスモポリタンホテルだと・・・・世の中のありがちな略称としてコスモポリタンを略してコスモと呼んだりするけれど、なにもコスモホテルの隣にコスモポリタンホテルを作らなくても良いかと思うんだけれど・・・(笑)

そしてそのボーイ君は自分が日本が大好きで新宿に住んでいたそう。
なんとご丁寧にも歩いて一分のお隣のコスモポリタンホテルのレストランにまで歩いて案内をしてくれたのですよ。
なんと優しい人でしょう。

ここも中国人らしきばかりのホテルだし、まさかコスモポリタンのお隣にコスモホテルがあるなんて想像もしないので二人の道案内がなかったら絶対にココに来れなかったと思い大感激!

そして、その香港一と言われる担々麺は、辛いモノをあまり好まない香港人の作るモノなのに抜群の切れ味。

なんと言っても中国、香港人には”スープインヌードル“(汁麺)はほぼ存在しないので(最近は日本のラーメンの影響でか少しはあるけれどそもそもスープを取る習慣がないらしく決して期待を超える事は無い。)

そこを加味しても充分な美味しさだった。
という事で時間が無いと言う理由にしろ、食いたかったモノはキッチリと食います!という”シメの二軒ハシゴ”なる荒技で素晴らしいディナーになりました。

担々麺

しかしここの店の担々麺は小さいお茶碗程度のサイズなので、あくまでサイドオーダー的な麺類。

それを大の大人が”四人で二杯だけ“というオーダーはあまりにもマズかったと後悔。

こころして望むべし!!! Its HONGKONG!

 

杭州酒家(ハン・ソウザウガー)

1FChinachem Johnston Plaza178-185JohnstoneRoad.

営業時間11:30〜14:3017:00〜23:00

電話2591−1898

カニみそあんかけ麺238HK$

杭州2

合江小鎮(ハップ・ゴン・チャウ)

1F,CosmoporitanHotel,HongKong.

387-397 QueensRoad East.WanChai. HONG KONG

営業時間12:00〜23:00 無休

電話31677833

成都風の担々麺28HK$

久々の“香港”は“HONGKONG”だった。

2015年2月1日 香港にゆっくり行くのは返還後は初めてなのでざっくり数えても20年近くぶりなのだ。 香港1 (香港がイギリス領から中国に統治権が戻されたのが1997年7月1日) それまでは事あるごとに通っていたけれど、なんだか“中国返還”って言葉が重くて、どうも行く気にならなかったのが本音。 事実、多くのお金持ちや文化人は返還にあわせて国外に居を移していて、街中も何となくひっそりと一時はなったらしいけれど、時間が経つにつれて経済的にも文化的のも中国よりずっと先を行く香港が、中国からそんなに監視を受ける事もない様子から、世界に散った人々が香港に戻り、その際、元々の国際感覚をもっている香港人が海外でより一層と洗練されたセンスと文化を持ち帰り新たな発展をしたと聞いている。 今回はそんな事を街を歩いていると感じる事も多々あった。 街は単純に高層ビルが乱立し、いまだにあっちこっちでビルの建設ラッシュだった。 香港2 その高層ぶりはさすがに世界でも有数の土地価が高いエリアだし、地震もないのでビルのニョキニョキさは天下一品。 そして飲食店、特にオレの大好きな中華料理も大きく変革! 昔は巨大なレストランばかりだったのが、小さく、ハイセンスなレストランに変貌、そして他国の料理を提供するレストランも沢山出来ていてレベルも素晴らしかった。 香港3 ファッションも素晴らしく、PMQなるビルなんだけど100年以上も前の警察の寄宿舎がリノベーションされて超カッコ良く仕上がっていて、その仕上がり具合はウラヤマシイ限りだった。 聞くところによると香港では古い建物を残そうなどという文化が無かったらしいが、やはり外国でセンスを磨いたプロデューサーがいたのか、古き良きモノを残そうとする試みも素晴らしい。 とにかくそのセンスの良さも脱帽だった。 そしてなにより街に、人にエネルギーが充満していたのを感じられた事が良かった。 とにかく久々のアジアの片隅の街“香港”は明らかに世界の中の“HONGKONG”に変貌していた。 また世界でお気に入りの場所が増えたぞ。 今後もHONGKONGに出向く事が多くなりそうだ。

香港麺 新記(しんき)

気分は香港にひとっ飛び。世田谷で香港擬似体験。 世の中にサッポロラーメン、九州ラーメン、喜多方ラーメン、シナソバ系、などなど沢山の種類わけできるラーメンだが、この店はどことも似ていない味。でも、ひょっとして、これぞ全ての原型なのかもしれないという店。香港または上海(中国本土)で本場のラーメンを食ってみたいと思うのは、全人類の夢。(ホントかよ)しかし、その本場の味は日本で食うラーメンとは一線を画す。そんな体験をした人も多いのではないだろうか。私は初めて香港でラーメンを注文して出てきたものが、あまりにも想像からかけ離れていてテーブルひっくり返して怒り狂った記憶があるはずもないが、相当にイメージが違う物で驚いた。

香港麺 新記(しんき)

そこから私の本物のラーメンを捜す旅が始まったのである。どんな旅だかワカランが、とにかく何処に行ってもナイナイナーーーーーイ、ナンニモナーーーイのが日本で食うところの、ラーメンなのだ。結局の話し、日本で食いなれた、我々が想像する美味しいラーメンは本国には無いのである。どこ捜したって無いものはない。なぜ、中国4000年の歴史から旅に出たラーメンが本国の味とは似ても似つかぬ形で日本に伝わってしまったのか。御先祖様への申し訳は立つのか、倫理綱領は大丈夫なのか。何が起こってこんなことになってしまったんだろうか。まあそんなこと知ったこっちゃない。ちなみに私の友人が本場、香港にサッポロラーメンの店を開いて大当たりしている。いったいドウナッテンジャ。いいかげんに本題。この店、三宿”新記”は相当に香港地元状態。この店構えというか店の雰囲気も香港。看板も香港。一緒にいった友達も中国人に見えてくる。そして味はまったくもって香港。乾麺なのかなあ?。普段日本で食い慣れた麺とは違うぞ。メニューに日本麺と香港麺の選択があるが、初心者は香港麺から入るのが正しい。スープは魚なんだか鳥なんだかヨーワカラン。考えちゃイカン。そして高菜、魚のツミレ、牛バラ、ワンタンなどのオプションも実に本国仕様。

香港麺 新記(しんき)

何だか西洋料理を食い飽きた今夜、一般的ラーメンを食い飽きた今夜、トライする価値ありです。 場所はオシャレな店の建ち並ぶ三宿。ちょっと、気軽に香港ワープをお楽しみに。創業80年の歴史の香港本店も美味と評判。 日本麺と香港麺の選択、チャーシュウ麺、牛バラ麺、魚蛋麺、高菜麺、海鮮ワンタン麺、また、ツユ無し麺(波田は未挑戦品)、一品料理もあり。平均価格700~800円。

  • 香港麺 新記(しんき) 世田谷区池尻3-30-10 三旺ビル2階 (渋谷より国道246を三軒茶屋方面に向かい池尻大橋を過ぎて数個目の信号は三宿、その手前右角2階。1階は牛丼の松屋。)
  • TEL 03-3419-4123
  • 月~金曜 AM11:30~PM15:00 PM18:00~AM2:00
  • 土・日・祝 PM12:00~AM2:00 (年中無休)
  • 八丁堀にも支店あり。03-5541-2003

キミはその誘惑に勝てるか!?

東ヨーロッパを旅する途中、香港(ホンコン)にトランジットで寄った。 通常、成田からヨーロッパのハブ空港までは11時間程度。この旅は所用で帰りにインド(デリー)に寄る都合があり、従って”行き”にこのコースを強いられたのだ。通常11時間なのに香港まで4時間、2時間待ってインドのデリーまで8時間、6時間待って8時間のフライトでオーストリアのウィーン、そしてブルガリアのソフィアまで2時間・・・全部足したら30時間以上・・・ウチから成田までの時間を加えたら・・・計算なんかしなけりゃ良かった。 完全に新幹線と各駅停車の違いだ。

キミはその誘惑に勝てるか!?

香港空港に到着した瞬間に匂うモノがあった。それは”独特な醤油の香り”だ。 もっと具体的に言うならば、香港特有の香り・・・世田谷の三宿の香港麺”新記”と同じ香り(マニア的な表現で申し訳ない・・・)とにかく中華料理屋ともラーメン屋とも異なる古里の香りなんです。(オレの故郷は決して中国じゃないけど万人が故郷を感じる気がする!)そしてそのニオイを発している店を見れば、なんと香港的つゆソバの店があるのだ。

キミはその誘惑に勝てるか!?

オレ達、男三人組は、相談も無く迷わず入店! リスクヘッジ(危機回避)を考慮して、店の看板メニューのお勧めの麺の”牛肉麺”と”硬焼そば”、そして鶏スープの”野菜麺”を注文! 出て来たものを片っ端から食いまくった。どれも実に香港チックなお味が激しくして幸せな気分に突入! (香港チックと表現するのは、多少なりとも化学調味料が適当に入っているという事! 香港などアジア圏の”食”は今では味の素系のグルタミン酸無しでは語れない程になっているから仕方が無いのだ。) 特に鶏スープなんて見事な程に濃厚で美味しくて、嬉しくなってしまった。

キミはその誘惑に勝てるか!?

これがローカルな味なのだから楽しまなくては! いまからタイのバンコク経由でインドのデリーに飛ぶ! 空港ではどんな香りがするのであろうか!? ハワイに着くと甘い砂糖のニオイ、本土は焦げたトーストのニオイ、沖縄はパイナップルっぽいフルーツ系のニオイを一人で感じるんだけど、インドでカレーが食えるかなぁ!? 世界は意外に狭い気がしてくる1日だ。 結局、タイはトランジットのみなので諦めたが、インドではカレーを食べ、ドイツのフランクフルトではソーゼージを食べて、最初の乗降地のブルガリアではヨーグルトを食べた。これ、あくまでギャグですから!!

キミはその誘惑に勝てるか!?

  • 台湾牛肉麺
  • 香港国際空港 UNIT 6V525 LEVEL6 NORTH WEST CONCOURSE, TERMINAL 1 HK INTERNATIONAL AIR PORT. HONG KONG Tel 2261-0883
  • 陳福記
  • 香港国際空港  FoodJunction 6W564 Level 6,West Hall Airside TERMINAL 1 HK INTERNATIONAL AIR PORT. HONG KONG Tel 2261-0347

由緒正しき店・陸羽茶室・香港

香港の陸羽茶室は”由緒正しい”という表現が本当に相応しい店だ。威厳がありすぎて少々食欲減退するほどにカッコイイ。入店早々に完全に雰囲気に呑まれている。ウゥゥゥ。同じモノを食うのにもやはりこんなに時代を感じる店のほうがやはり美味しい。時代の止まった空気は新横浜のラーメン博物館を思い出す・・・発想の悲しさだ。店内はオーラがモリモリに感じられる。創業は1930年初頭。チェリーウッドの柱や大きな古時計に戦前の菜館の風情が色濃く残る。

由緒正しき店・陸羽茶室・香港

なにせ歴史的文化財にも指定されているほどの店構え。宗慶齢(革命家・孫文の妻、妹は蒋介石の妻)の時代から多くの要人が常連客に混ざり店の卓についた。チャールズ皇太子とダイアナ妃、ジョン・レノンとヨーコ、波田啓次郎と堀正樹(おれの友達)、香港映画の大スターもお馴染みの顔。そんな店で食うものは飲茶だ。店の表示には広東料理とある。中華料理は大きく5つに分けられる。①広東(強火で手早く、素材の旨みを大切に、)②潮州(ダックやアヒルをスィートソースで小さな茶碗で食す)③北京(宮廷料理、コショー、ニンニク、コリアンダーをふんだんに使う、餃子や麺類。④上海(砂糖,醤油、しょうこう酒で味付け、上海蟹が有名)⑤四川(辛い物が多い)と分かれる。とまあ波田の博識さをご披露してしまったが、手持ちの観光ガイドに親切にも書いてあった。

由緒正しき店・陸羽茶室・香港

結局、特に広東だなあと感じる事は無いが(オレが分かってない)。そうだ。ウマけりャいいじゃないかぁ・・・と、ドンドン食ってみた。ドンドンだ。中華を食うにはパワーが必要だ。片っ端から飲茶(点心、料理)を注文。注文はとても簡単で机に置いてある注文票に欲しい飲茶を個数指定すればそのまま持ってきてくれる。しかし漢字で判断なので、出たものが予想を反するなんて良くある事。それも楽しいぞぉぉ。でもどれも美味しい。そして、夜の海鮮料理は絶品らしい・・・・・そうだ、やはり広東だ。(そして高いらしい。)茶室とあるが本来は美味しい中国茶を飲むのも正しいのであろう。こんなタイムトリップできる店はいつきてもその時代で迎いいれてくれて嬉しい。

  • 陸羽茶室 飲茶・広東海鮮料理店
  • 香港中環市丹利街24-26  24-26 Stanley St.Central HONG KONG.
  • 電話 2523-5464
  • 営業時間 6:30~23:30(なんて働き者だろうか。)ただし飲茶は17時まで。
  • 飲茶なら一人300香港ドル(約1800円程度)

香港も変わる時代・・・アンタ大丈夫!

久々に香港に寄った。香港はは日本からたったの4時間でおもいっきりトリップしてしまう大好きな街だ。とにかくこの町の人はパワフルに生きている。そうでないと生きていけない。この狭い町に680万人もの人間が住んでいる。車は280万台、なんと1キロあたり280台が走っているそうだ。そりゃ渋滞も日常にするよなあ・・・。携帯電話普及率ダントツ世界一の6人に一人が所持、ホテルでも電車でもお構いなしにチュンチュンチャンチャン大声で話している。マクドナルドの売上世界ランキングの上位10店のうち5店舗が香港にあり、また全世界の最高級ホテルのトップ10位のうちの5件が香港にある。ということは高級な店、モノも庶民的なモノも全てが集約されている。

香港も変わる時代・・・アンタ大丈夫!

そんな香港に新しいムーブメントを感じてしまった。かつての美味しい巨大な中華料理店は健在だが新しい地区のワンチャイの裏手(香港島)にソーホーといわれる若者が集まる地区が出来て、そこに自然に若手が経営している面白い、今までに無かった新しい店がどんどんと出来ている。日本だと原宿や青山の裏通りというかんじ。イタリアン、日本食、エスニック系、アイリッシュパブ・・・そして中華料理店だ。ここはポーション(量)も少なめ(他がイヤになる程、多いのだ。)、何より作り手の創作意欲を感じてしまうような料理を出している。そしてワインも充実。(旧来の店はショウコウ酒はあってもワインは皆無に等しい)そんな地元のオシャレなOL風女の子やサッパリ系の若者に受けている店がココ。近所の上品なオバチャンも来ていて皆に愛されている雰囲気。在りそうで見た事のない、そんな意表を突いた店だ。オーナーは若手の香港にしては珍しい社交家タイプで親切に今日のお薦めを紹介してくれた。

香港も変わる時代・・・アンタ大丈夫!

豚の喉仏とネギの炒め物(非常にサッパリしていてコリコリ感がタマラン)、マトンの立田揚げ(店の自慢の逸品、全員注文していた。)フランス野菜のフレッシュビーンズ(細長いインゲン)の炒め物も素晴らしい。それに合う白ワインも絶品だった。そんなお気に入りな店を香港に探せて幸せ感、120%だ。また行くゾッ!!。

  • 憶江南(イッコンナン) 中華料理
  • 27ELGIN Street,Central,HONG KONG. SOHO FOOD STREET.
  • 中環伊利近街27号 蘇豪美食区
  • 電話 2136-0886 ファックス 2111-2822
  • 営業時間 11:30~14:30 ランチ 18:00~20:30
  • 予算は酒代別で3000円程度、メニューも任せておけば大丈夫。周りの人の食っている物を指差しオーダーでオッケー。食に境界線はない。まったく気取りはない御店。