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これもデカいがモノである!“鉄ワクの窓“

駒沢の我が家、もっとも凝った場所、そして自慢の場所は?と言われたら、間違い無く“窓”である。

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通常、現代の日本の住宅の窓はアルミニウムで出来ている。
それは軽く、(安く)、操作も、安全性も、施工方法も、メンテナンスも、どんな角度から見ても日本の湿気の多い家ではベストであるからだ。

オレはあえてそれに逆らった。
何故なら美しい窓が欲しかったからだ。
美しさは時に不便だ。
そして、寒いかもしれない。(コレばかりは作ってみなきゃわからない。)R0017762

出来上がったのが鉄の作家モリソン小林氏のチームによる作品となった。
この特徴はとにかく細いフレームで出来ていること。
なので美しいのだ。
ペアガラス(二重窓)になっているけれど、恐らくアルミよりは寒い。(当然に窓部分が圧倒的なサイズなので仕方がない。)
カッコ良さは、時には不便なものなのだ。
操作も悪い。
だけれどそれが雰囲気(味)となっている。

 

今回は中も外もブラックだけれど、GreenとかBlueとかにペンキで塗る事も可能なのが鉄のオモシロいところだ。
いつかこの横に付いている階段もMONO keijiro にて紹介したく思います。

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ちなみにお値段・・・高い。(笑)

《駒沢の家 オープニングパーティー》 

わぉ! 待ちに待った駒沢の家のオープニングパーティー!! 神戸から中華の巨匠・李福偉氏が来てくれて、それはそれは美味しくて楽しい時間でした。参加した皆々様から植木を頂きましたよ。ありがとうございます!!! あなたのお家の新居祝いにもお邪魔したい今日この頃です。

《駒沢の家 オープニングパーティー》 

カフェ文化発祥の地。駒沢の”バウワリーキッチン”

世はカフェブームである。世の中のカフェ出店志願者は全員、この店を見て何かしらのヒントをもらっているといっても過言ではない。まるでコピーなんて店もいくらでもある。カフェと喫茶店の正しい違いは表にまとめて解説したいところだが、その微妙な違いが面白い。とにかく、今のカフェ文化爆発のキッカケとなったバウワリーは”百聞は一見にしかず、新聞は一軒に一部”のコトワザが物語る様に、まずは行って見るべき、そして体験してみる空間だ。

カフェ文化発祥の地。駒沢の"バウワリーキッチン"

この店のテーマは”東京の食堂”。だいたい夜の12時なんてまだまだ序の口で2時、3時まで普通に盛りあがっている(クラブじゃないから盛りあがっちゃいない。)というか楽しい空間になっている。冷静に見て店が超カッコイイとか特徴のあるインテリアとは思えない。人が人を呼んでいるのだ。まさに東京の文化がここにある。面白い事に、お客の住み分けが出来ているのか、実にオシャレな連中が集まって、そこの場所に相応しくない客(誰が相応しくないとは言えないが・・・ネクタイ男、ボディコン水系スーツの女、水商売系、金ブレスジャラジャラ、ヤンキー風はまず発見不可能。)なのがスゴイと思う。

カフェ文化発祥の地。駒沢の"バウワリーキッチン"

キッチリと類は類を呼んでいるのである。そして犬連れ可能というのが、相当に近所の社交的人々の間で喜ばれているのだ。(多分、犬連れオッケーを当たり前にしたのがこの店だろう。) 時々、熊か馬かと間違える程の巨大犬も”犬オッケー”のルールの元でお行儀良く入店している。(しかし夜に軽くワイン飲んでいたら後ろで”獣(けもの)”の気配を感じたので見たら巨大なモップのバケモノみたいなアフガンハウンドが立っていた時はさすがに驚いた。なんだか共存感があったねぇ。)

カフェ文化発祥の地。駒沢の"バウワリーキッチン"

ここの店は気取りなんてゲスなものは全く存在しない。またメシが美味いし値段も安い。これがやはり”命”である。深夜にヘビーにメシを食う人、すこしビールで喉を潤わせてツマミを少々、スイーツと紅茶、またはワインを寝酒程度に・・・みたいな事が普通に出来るのだ。全てのスチュエーションに完全対応。そして深夜料金とかテーブルチャージなんて無し! 本当に気軽で落着く空間です。

カフェ文化発祥の地。駒沢の"バウワリーキッチン"

昼下がりにポットでコーヒー注文して読書とか”波田啓次郎の勝手でしょ”を書くのがお気に入りです。

  • バウワリーキッチン 東京都世田谷区駒沢5-18-7 03-3704-9880
  • 営業時間は朝9:00から翌朝4:00 そして休みは無し!!
  • 国道246の駒沢大学交差点を公園方面に入り公園入り口をこして569メートルの左側。駒沢通りの深沢不動交差点から公園方面に向かい325メートルの右側。
  • 食事はなんでもリーズナブルで美味しい。ブロック野菜、コールスロー、オムライスが好きだナァ。メニューみて片っ端から食いまくって下さい!

《ニーツさんの還暦パーティー@駒沢》

最初は12人程度の小さなパーティーといっていたのが結局25人・・・我が家初の大人数パーティーでした。久しぶりの人々で本当に楽しかった! ニーツさんも喜んでくれました。 『ニーツさんももう60才かぁ!』大丈夫。あなたもちゃんと年取ってます。(笑) 料理は元パトリスジュリアンの左足ノリと、中華のヤマちゃん(ヒルトン王朝出身)でフレンチとチャイニーズのコラボでした。これまた美味かった! 感謝してるよ!

《ニーツさんの還暦パーティー@駒沢》《ニーツさんの還暦パーティー@駒沢》

《ニーツさんの還暦パーティー@駒沢》

そう言えば・・・新居での生活

2013年1月15日(火) 考えたら、ここ駒沢の家でのお正月を迎えるのは初めてだ。という程に、最初から新居っぽさが無い家なのだ。気持ちは新居だけど、作りが世間一般の新居とは少し趣が違うと思う。・・・なぜ!? 壁紙とか新建材的な素材を使っていないからか、とにかく見るからに新品みたいな空気が無いんです。置いてある物がアンティークとか十数年も使っている物が多いからかなぁ。実はそれは、最初から目指した所で、住み始めた時にピッカピカで、住んで行くうちにだんだんとボロっちくなる家ではなくて、最初からこなれていて、住む程に味が出てくる・・・そんな家を目指していました。と言う事は”成功”なんです。実に住み心地がいい! だいたい家は住んでみないとわからない事が多く、特に今回の家は南向きながらも開口部(窓)がおもいっきりスゴイ量。というか南側には柱以外の壁などは存在しないで全て窓という状況。今ではペアガラスと言って中空の二枚の合わせガラスなので、昔よりはずっと暖かいと言われているが、それでも作ってみなければわからないという、神経質な人では信じられない設備になっている。もちろん石張りの床には床暖房、そして悲願であった薪ストーブがあるので・・・たぶん大丈夫!(笑) そしてエコに反してカーテン嫌いという趣味があるのでハッキリ言って”一か八か!”・・・まぁなんとか上手くいって、決してポッカポカな暖かさではないが充分にいい感じ。お気に入りのキッチンもだいたいモノが納まり落ち着いてここも良し! 書斎は相変わらず汚いけど許容範囲内! 『家は三軒建てなければわからない!』なんて言うけど二軒目で行き着いたという感じ。 ここは ”東京のアジト”なる位置づけなので様々な便利性(駅近、ジムとか公園、お気に入りのレストランに飲み屋が近い、魚屋もあるし映画館も近いしレンタルビデオ屋も、そこそこの本屋も・・・)を考慮したらパーフェクト。もちろんもっと巨大な家ならばそれは快適だろうけど、今の状況で言えばこれで充分。あまり大き過ぎても面倒も多いし・・・とにかく中間報告として大正解な家です。やはり企画に一年以上を費やしたのは無駄ではなかった。様々な教訓を得ました。 ものすごいストイック(無駄が無く、ある意味クール)に作ったので今から数年計画で味付けを楽しみます。 良く東京で不動産を持つ事の意味について語られるけど、住環境に全く興味がないならば、そんな気持ちを満たす、なにもいじくれない賃貸住宅で良いのでしょうけど、やはり生活を楽しみたいならばそのベースは絶対に必要ですよ・・・その為の出費は少しも惜しくはない! 人生は一度だけだから・・・次に自分が何が欲しくなるのかが恐いけど・・・(笑)

あなたがその街に住む理由は!

いろいろな場所に旅していると、『いい街だなぁ!』と感じる場所がある。だいたい、そんな場所に住む人々は、自分の住む街が大好きだ。住民から愛される街・・・そんな街に住みたい。もちろん東京というひとくくりもあるけれど、もう少し狭い”街”だ。 思い起こせば世田谷のハジっこの田園調布で生まれた。この話もかなり笑えるし、我が家の強運ぶりがわかるが、ジイ様は貿易商を営んでいて、それこそ昭和初期をアメリカで過ごし、昭和10年代に帰国。その時に購入したのが東京の郊外の田園地帯(聞こえがいいけど田んぼに畑!)。当時は環状6号線の外側に住むなんてありえない話だったそうだ。ましてや環状7号線どころか8号線の外側なんて、ありえないと!でもそこでイギリス的カントリーライフを実践しようとしてたらしい。そこが後から澁澤栄一の田園調布計画にスッポリとギリギリに入り田園調布の住人になれたと。ジイさん達はある意味、先住人だった。(笑)だから今の田園調布とは全くの別物だったらしい。ジイさんも強運だったのだ。

あなたがその街に住む理由は!

話は飛んだが田園調布から結婚して世田谷区の等々力へ、そして目黒区の柿の木坂、世田谷区弦巻、世田谷区岡本、世田谷区野毛と移り住み、現在は駒沢に引っ越した。(ウチはエリアでは駒沢なんだけど住所は道を一本隔てて目黒区東ヶ丘になります。) 駒沢は柿の木坂のマンションに住んでいたときから大好きだった。とにかくオリンピック公園を中心として、やたらに”氣”が良いんですよ。という事でボクが駒沢に住んだ10の理由! ジャーーン!! ① 駒沢オリンピック公園が近い!(とてもヤル気のある公園です。) ② 駒沢駅が近い!(東京生活には電車は必須!渋谷から3駅で7分) ③ 大好きな魚屋”神田屋”が近い。(笑い事ではない重要なファクターです。) ④ 三軒茶屋が近い!三茶は深い!!いい店がハンパなくあるんです。 ⑤ 駒沢公園の都立のジムがある。(たった450円で最高な施設!) ⑥ 自由が丘が近い!歩いても20分!なにかと便利。 ⑦ 東京駅まで30分、羽田まで40分、日本中どこでも行ける! ⑧ 渋谷も近い!それなのに緑がイッパイ! ⑨ 東名高速も第三京浜も近い! ⑩ スーパー成城石井が近い!良いモノ売ってます。

あなたがその街に住む理由は!

それ以上に駒沢の住人は駒沢を愛しているという事実。近所の人もいい人が沢山!初めて行った八百屋で買い物をしようとしたら、ジョギング途中でお金がなかったから後で来ると告げると今、持って行けと・・・アナタはどうせ近所でしょ!と。最近の東京では聞かない話。ジョギングをしようと歩いて1分の駒沢公園に向かうと、あちこちから公園に向かうランナーと出会う。いつ何時に行ってもランナーがいるので、こちらもヤル気になるんです。 大前研一さんも人生変えたければ引っ越しだ!と言ってます。(別に変えたい訳じゃなかったけど・・・) とにかく人生の中心は東京! そこでの基地としての生活をここで楽しみます。

少し大きな買い物!

2010年9月15日もうすぐ、ひとつの夢が叶う。ずっと東京に”基地”的な家が欲しかったんです。借家でもいいんだけど、やはり徹底的にこだわった家が・・・・そして、今回もこれまた強烈な”引き寄せ”の恩恵をちょうだいしたんです!(笑) ずいぶん前から、東京の都心部とファミリーエリアである世田谷などの中間点である、そして大きな駒沢オリンピック公園がある、好きで便利な三軒茶屋、ニコタマ(二子玉川)、自由が丘にもほど近く、大好きな魚屋”神田屋”にも近い、東名高速も羽田空港もまぁ便利・・・という駒沢をピンポイントで狙っていたんです。 たまたま、知人に駒沢の一軒の古いビルを紹介されて、それを一大リノベーションをして住むか・・・と考えたんですが、なにか最後で決断し切れなかったんです。 その決断をした瞬間に『妥協はダメよ!やっぱり本命を狙わなくては・・!』と思い出した場所があったんです。 少し大通り沿いで、駅にも近くて、公園にもほぼ隣接、雰囲気のよろしい路地があって・・・
その午後に何かピンときて友人で信頼出来る不動産屋さんのジロー君に電話をいれて、事の経緯を話したら・・・するとジロー君が『ケージローさん、昨日、未公開物件の駒沢の土地が出て来てましたよ!』との情報。そしてその場所を聞けば、まさにアンビリーバブル!!  ドンピシャでボクがかねてから欲しかったその場所!!(ありえない!!) ・・・ただいくつかの障害はあった。 というのも、その土地はかなりの広さでとても一人で買えるボリュームではないので、この土地の半分を買うヒトを捜す事・・・でも本当に魅力ある場所だから根拠無い自信があった!(結局、素晴らしい御夫妻のお目にかかり解決!)その他の問題も強烈なパワーのジロー君の敏腕により解決! ということで話の勃発から数ヶ月後に契約となったのです。・・・嬉しい!かなり嬉しい!! 今は、信頼出来る建築士とデザイナーと三つの頭脳をフル回転で、その土地で出来る様々な可能性を考えて、夢の家をデザインしている最中です。完成は来年の今頃かなぁ! そんな自慢話でしたが、夢は片っ端から叶えましょ!! というお話です。 人生に”お楽しみ”は沢山あったほうがいいでしょ!