イテッッ!!・・・人間ドッグでの痛々しい体験

2008年2月21日  二年以上もドッグに入っていなかったので、別段、 心配事があったわけではないが、ドッグに入った。ちょうどドッグ入りを決め たあたりに、バリバリに元気だった知人がドッグに入ったら食道ガンが見つか って一命を取り留めた、などと聞いて予約をしただけで延命した気分になって 安心した。予約の前日はミーティング前に大戸屋で夕飯を食べて、その後は一 切の飲食は禁止されている。何かをダメと言われるだけで、なんだか不自由な 気がする。そしてドッグの当日は8時半に北里大学の人間ドッグの受付を訪れ た。病院はあまり好きな空気ではないけど、さすがセレブな“港区白金”にあ る病院だけあって陰気臭さは何も無い。受付を済ませてから看護婦さん(最近 は看護婦って言わないそうだねぇ。看護士だよ。保母さんは保育士、スチワー デスは客室乗務員・・・・嫌いな名前だ。新しい呼称はどうも好きになれない 。従軍慰安婦は従軍慰安師なのかなぁ・・・なんて一人くだらない事を考えて いた。)血液検査から尿検査、眼球、聴力、様々な身体検査の流れ作業を受け た。昼飯も食べられないままにメインエベントの胃カメラによる検査・・超痛 いし気分が悪い。ただ画面で見た波田の胃腸の表面はとても奇麗であった。ツ ルツルのピカピカでホルモン屋さんで出てきたら進んで食べたくなる臓物に見 えた。ドッグは3時に終了して、どういうわけだが病室に案内をされたのだ。 (よく説明を読んだら波田のコースは一泊二日でお泊まりをして翌朝に備える というもの。看護婦に聞いたら15時から翌朝まで、なにも検査とかやるべき 事は何も無いという。『どうぞ、ゆっくりしてください!』とか言われたって 普段からゆっくりしているから、なにもそんな慌ててゆっくりする理由なんて ないでしょ! そんなの気が狂うから家に帰りたいと言ったら、何を言い出す のみたいな空気に!聞けば他の患者さんは全員、リゾート気分でここにお泊ま りするらしいのです。確かに部屋は豪勢で、六本木ヒルズから東京タワー、新 宿の高層ビル群が見えて綺麗だけど・・・・僕は帰りますということで“外出 届け”を提出して家に帰った。家の方がゆっくりできます。(看護婦さん曰く 世間の企業戦士諸君は家ではノンビリできないから入院なんだって。意味が分 からない!)   翌朝は7時に病院に入り様々な検査の準備。なんだか大腸を検査するために不味い液体(正式名称を知りません。)も1リッター飲んだりと、辛いったらな い。病気じゃないのに、どんどん弱ってくる。結局、痛い大腸カメラをお尻か ら突っ込まれ(やられたみたいな被害者的な言い方をしているけど申し込んだのは間違いなくボク!!)モウロウとしながらモニターで見た波田の大腸君は 本当に綺麗だった。無事に終わったのが午後の3時・・・・・・空腹の上に正直、疲れたよ!楽しむにも限界があったなぁ。まあ、とりあえず再検査を必要とするようなものは見つからず、問診した先生も、波田の『ストレスなんか全 くない!!あったら社会に申し訳ない!』という発言にビックリしていた。  まぁ、高い安心料だけど、この先を生きていく上で必要な時間だったと思う。 ・・・・肝臓君にも大分、苦労と負担をかけたかと思っていたけど、たいした事もないみたいだし、今後もヨロシクお願いしますって感じだなぁ。 そしてその晩に食べた ビール→白ワイン→生牡蠣 が美しくキレイな胃の壁面にバシャっと落ちてたたき付けられていく状態をイメージするのが可笑しかったなぁ! さあ、ますます暴飲暴食に熱が入るぞ!!