建築家ジェフリーバワを訪ねて!

2015年6月7日   旅には目的があると面白さが増すのは事実だ。
同じ場所に行くのでも目的があるとグッと変わる。
アートにどっぷりハマりにニューヨークへ、古代遺跡を見学にアンコールワットへ、美食を極めにスペインのサンセバスチャンへ、サッカー観戦しにブラジルへ、ガーデンショーを見にロンドンへ、サーフィンをしにロンボク島へ、その目的は何でもいいわけ。結局、行くならば文化や歴史がある場所が楽しいに決まってる。
実はこのスリランカ(昔の名前はセイロン)は完全にスルーしてた。
ただのサーフポイント、インドの斜め下、紅茶の産地程度の知識。
ついこの間まで内戦とかあったしね。
津波もあった! そんな程度。

でも意識し始めると不思議で様々な事柄か目に耳に入り込んでくる
特に建築家ジェフリーバワは調べるほどに興味を持つようになった
なにせ別名は南国建築家。
その土地で何かを建てるならば、その土地の気候、地質、様々な地元しかわからない事が絡むから地元の人間を使うのは王道

そんなジェフリーバワの作ってきたリゾート建築法は世界中で真似され、どんどんと手法は広がっていった。
氏はものすごい美形にしてボンボンで若かりし頃からケンブリッジに留学。
良いものを沢山、見てたんでしょうね。
20代後半まで世界中でぶらぶら。
法律科だったのに20代の後半から建築に目覚めて実際、建築家デビューは38歳。
相当に遅咲きだけど、作った作品が本当にスゴい。
そんなバワの作った建築物を見るのもスリランカの目的の一つ。
スリランカ5

ホテル(ジェットウイング&ヘリタンスリゾート)のそれぞれ二つ、どれも強烈にスゴかった。
スリランン4
今回はバワが46年間かけて作り上げた理想郷ヌルガンヌも観れたして大満足。
神々は細部に宿ると言っだのは建築家・ミースファンテルローエだけど、バワの作品に生で触れて泊まったら、本当の神々が宿っていそうな細部が見えてきた。
せっかくのリゾートだから何もしないのも良いけれど、こうやって目的を持って、そこでリゾートでホテルホッピングってのも実にオススメだ。

俺はホテルのメシ=不味い! と決めつけてたけど、、ここはメシも美味しい。
手の抜かれていないスリランカの料理ばかりであった。
スリランカ2
北海道の一回り小さなサイズのスリランカ。
69.7%が  ブッティスト(仏教徒)12.7%  キリスト教(カソリック)そして7.5 %   ヒンドゥー(残りはその他)と言う真面目な人々。
世界遺産も6つ、周りは素晴らしいインド洋、そして緑深い山々。
メシはもちろん美味しいし安い。
日本からたったの9時間の楽園!
ハワイも良いけれど、少し逆方向に飛んだらハワイより少しは不自由だけど、確実に異次元体験の出来るスリランカは本当にオススメです。
スリランカ3

旅の行程表&メモを旅レポートに作っておきます。
スリランカ1
僕のリマインダーにもなってます。
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追伸

今回は8日間あったけどサーフィンのチャンスは残念ながら無かった。
それ以上に魅力的なアクティビティー出会った事と実際、海はものすごい荒れ模様。諦めつきました。(笑)