ペンギン好きが“辺銀”になった! “ペンギン食堂”

ペンギンと聞いたら普通は動物のペンギンを思い出す。
しかしここの店のペンギンは意味が違う。
ペンギンは“辺銀さん”に由来する。
店主は17年前に
カメラマンの中国出身の 暁峰さんと愛妻の愛理さんが
日本に帰化する時に苗字を
ペンギン好きだった事から“辺銀”に。
もちろん日本には唯一の苗字となった。
そして沖縄県の石垣島に“辺銀食堂”を開店。
“食は命薬(ぬちぐすい)”
をモットーに石垣島でしか食べられない島野菜や
オリジナルな生麺をはじめ
地元の長寿ゴハンから伝承を受けた料理や
世界の料理からアレンジした
“辺銀ゴハン”を出す事からスタートする。
この店は一大ブレイクした“石ラー”こと
“石垣島ラー油”の発祥の店なのだ。
これぞ“病み付き食品”の代表的な調味料。
単に辛いだけではない奥深い辛味と甘み、
とにかく万能で、
一時は“食べるラー油”とか言う名称で
ノリ佃煮の大企業の桃屋などからも真似される程の
ヒット商品を生み出した店なのだ。
そんなヒットを放ちながらも店はずっと一つのポリシーで営業している。
店の食材選びの優先順位は野生や自生のモノ
“神様メイド”
次は無農薬または低農薬のモノ
“ハルサー(畑人)メイド“
で旬を最大限に生かしたシンプルなメニューが中心。
今日のランチ、基本は中華だけれどそこらの中華とはワケが違うのだ。
ジャージャンすば(すばはソバ)、
スーチキすば、ジャージャン丼、
レモングラス丼、石ラー麻婆丼、
をどれか選んでランチセットと組み合わせ。

 


小鉢の三色の餃子、
アーサー汁、デザート、
ペン茶付きで1300円というお得コース。
あとイチオシは本日のスリランカカレー
(ベジカレーまたは石垣島黒鶏)
という一品。
(昼はスリランカ人のスタッフが調理を担当しているのでホンモノだ。)

 


また子羊肉水餃子
(5個、700円)も濃厚で美味しかった。

もちろんかの有名な石ラーもテーブルの上に置いてあるからかけ放題。
辛かった麻婆豆腐にさらにドバドバとかけて楽しんだ。
こんな店が近所にある人は幸せだ。

ペン茶なるオリジナルなブレンド茶は
番茶、桑葉茶、レモングラスをブレンドしたもの。
これまた感動だったなぁ。

 

 

辺銀食堂(PENGIN SHOKUDO)

907-0022 石垣市大川199−1

電話 0980−88−7803

昼 11:30から売り切れまで

夜 18:00から売り切れまで

定休日は日曜日&不定休

ランチだけでなく夜は充実のメニュー、
島酒(泡盛の古酒)の合わせて素晴らしい食事が出来る。