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今日も笑うバリニーズ。 バリ島の定食屋”トコマサカン”で癒されちゃう日々。

バリ島は癒しの島と言われている。本来の”癒し(いやし)”の意味を調べると広辞苑には『病気を治す。』とある。そうか!!、バリはリュウマチの温泉治療みたいな身体のどこか悪い人が来る島なのだ!。そんな事はない。・・・バリは幸せだ。ホテルや施設が良いとか、自然が良いとか、素晴らしい独自の文化があるとか、そんなレベルを越えた素晴らしさがある。それはバリニーズ(バリ人)の”ほほえみ”だ。

今日も笑うバリニーズ。 バリ島の定食屋"トコマサカン"で癒されちゃう日々。

最初はナニがそんなに可笑しくて笑っているのか不思議に思った。自分が笑われているのかと思い鏡で見たりした。バリでは人と目が合うと必ず微笑みが返って来る。新宿だとパンチが返って来る。池袋だとケリとなる。ここでは “目と目が合う”という事が微笑み返しで、幸せな気分につながれるのだ。それはマクドナルドのお姉さんみたいなマニュアル化した笑いとは違う。コジマ電気の売りたさ一心の攻略的笑いとも違う。日本航空のスチュワーデスの訓練された微笑みとも違う。東大出身者の官僚の人を見下した笑いとも違う。(ひつこい!!)、そして・・・・・オレの下心イッパイの汚れた笑いとも違う・・・・。明らかに違うのだ。その秘密が先日のバリ訪問で解明されたのだ!!。その秘密は”トコマサカン “である。”トコマサカン”はバリの定食屋の総称である。写真を見てください。

今日も笑うバリニーズ。 バリ島の定食屋"トコマサカン"で癒されちゃう日々。

何処の店もこれと同様に十数種類の出来あがったオカズが大皿に並んでいる。鳥肉、牛肉、野菜や魚介類が煮たり焼いたりした料理、そして辛かったり、すこし香辛料が効いていたり、スープであったり、カレーであったりと、とにかくその数十種類のオカズは名前もわからないし、一品づつをキッチリと紹介するのが本来の”食”のページなのだろうが、この際どうでも良いじゃないか。とにかく美味しい家庭的料理が並んでいる。入店すると、担当の店員が丸い皿の真中に御飯を盛りつけている。貴方の手差し注文を待つ。その間に5品でも6品でも好きな料理を手差し注文をして盛りつけてもらう。そして食う。入店から食うまでの間、なんと平均42.86秒フラット。別に忙しいスケジュールは無いが空腹時に嬉しいサービスだ。そしてここはチャンプルーの文化(ごちゃ混ぜの文化。沖縄と同じというか沖縄もココらあたりの東南アジア文化の影響なんでしょうねえ・・。)があって、前半は各々のオカズと御飯を愉しみ、後半はオカズが混ざり合って6種のオカズと御飯、そしてそこにカレー(タイ風のココナッツっぽいカレー)なんかかけると、幸せのチャンプル極地なのです。

今日も笑うバリニーズ。 バリ島の定食屋"トコマサカン"で癒されちゃう日々。

しかし、このパダンで出されるオカズは温めなおすわけでもない、ワインで表現するなら常温という温度設定なのに、すこぶる美味しいんですねぇ。そしてこのトコマサカンでの栄養価満点の一食がたったの8千ルピー(約120円)で食えちゃうんです!!。(不思議なのが野菜を何種取っても値段は同じ、肉を入れるとチヨットだけ高くなる、という一律値段設定。)コンな物、毎日食ってたら、あんな豊かな微笑みも出るんでしょうねぇ。(そんな単純なことは間違っても無いと思います。)しかし8日間で相当なバリ・ラバーになった波田啓次郎でした。 (各企業の社員の皆さん、ごめんなさい。悪意はありません。)

  • トコマサカン(バリの定食屋) バリのいたる所にあります。” INDONESIAN FOOD”と看板がでています。
  • この写真は結構,スノッブな人があつまるスミニャックにあったベジタリアン向けのトコマサカンです。
  • パダンと表示があるところもあります。これは正確にはスマトラフードで香辛料が強く、これまた美味しい。