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カフェ文化発祥の地。駒沢の”バウワリーキッチン”

世はカフェブームである。世の中のカフェ出店志願者は全員、この店を見て何かしらのヒントをもらっているといっても過言ではない。まるでコピーなんて店もいくらでもある。カフェと喫茶店の正しい違いは表にまとめて解説したいところだが、その微妙な違いが面白い。とにかく、今のカフェ文化爆発のキッカケとなったバウワリーは”百聞は一見にしかず、新聞は一軒に一部”のコトワザが物語る様に、まずは行って見るべき、そして体験してみる空間だ。

カフェ文化発祥の地。駒沢の"バウワリーキッチン"

この店のテーマは”東京の食堂”。だいたい夜の12時なんてまだまだ序の口で2時、3時まで普通に盛りあがっている(クラブじゃないから盛りあがっちゃいない。)というか楽しい空間になっている。冷静に見て店が超カッコイイとか特徴のあるインテリアとは思えない。人が人を呼んでいるのだ。まさに東京の文化がここにある。面白い事に、お客の住み分けが出来ているのか、実にオシャレな連中が集まって、そこの場所に相応しくない客(誰が相応しくないとは言えないが・・・ネクタイ男、ボディコン水系スーツの女、水商売系、金ブレスジャラジャラ、ヤンキー風はまず発見不可能。)なのがスゴイと思う。

カフェ文化発祥の地。駒沢の"バウワリーキッチン"

キッチリと類は類を呼んでいるのである。そして犬連れ可能というのが、相当に近所の社交的人々の間で喜ばれているのだ。(多分、犬連れオッケーを当たり前にしたのがこの店だろう。) 時々、熊か馬かと間違える程の巨大犬も”犬オッケー”のルールの元でお行儀良く入店している。(しかし夜に軽くワイン飲んでいたら後ろで”獣(けもの)”の気配を感じたので見たら巨大なモップのバケモノみたいなアフガンハウンドが立っていた時はさすがに驚いた。なんだか共存感があったねぇ。)

カフェ文化発祥の地。駒沢の"バウワリーキッチン"

ここの店は気取りなんてゲスなものは全く存在しない。またメシが美味いし値段も安い。これがやはり”命”である。深夜にヘビーにメシを食う人、すこしビールで喉を潤わせてツマミを少々、スイーツと紅茶、またはワインを寝酒程度に・・・みたいな事が普通に出来るのだ。全てのスチュエーションに完全対応。そして深夜料金とかテーブルチャージなんて無し! 本当に気軽で落着く空間です。

カフェ文化発祥の地。駒沢の"バウワリーキッチン"

昼下がりにポットでコーヒー注文して読書とか”波田啓次郎の勝手でしょ”を書くのがお気に入りです。

  • バウワリーキッチン 東京都世田谷区駒沢5-18-7 03-3704-9880
  • 営業時間は朝9:00から翌朝4:00 そして休みは無し!!
  • 国道246の駒沢大学交差点を公園方面に入り公園入り口をこして569メートルの左側。駒沢通りの深沢不動交差点から公園方面に向かい325メートルの右側。
  • 食事はなんでもリーズナブルで美味しい。ブロック野菜、コールスロー、オムライスが好きだナァ。メニューみて片っ端から食いまくって下さい!