とーーーーっても長い1日

7月13日(旅の6日目、ベルギーのオーベルジュ・フェルメという、今評判の自然の中のレストラン&宿泊施設。)   朝起きて外を見たら当たり一面が霧でおおわれていた。結構涼しい。しかしなんだかその牧歌的な景色に魅せられてウォーキング&ジョキングに出かけた。山道を散策。ものすごい平和的空気で時間が完全に静止している。高原の霧がナントも言えない清々しい空気を運んでくる。その後、朝食をレストランでしたが以外にも普通だった。しかし昨晩のオソろしく美味のヘビーフレンチの翌朝だから当然これで充分。美味しいパンを食おうと思いレタスとチーズとくればマヨネーズと思いウエイターに頼んだら、レストラン中に聞こえるデカイ声で”マ~ヨネ~~ズゥゥゥゥ~”と叫ばれた。アンタァ、ここでマヨネーズ食うわけ!!・・・とも聞こえたし、どうしてマヨネーズ食っちゃイカンのぉ・・・・?。良くわからんが完全に今後、マヨネーズを依頼する事に恐怖心が残ってしまった。結局持ってきたマヨネーズで食ったがやっぱり美味しいjぃやないのォ。さて、4人でミーティングして地図を広げて今日の進むべき道を相談。結局、早々に出発して300キロ以上あるフランクフルトにストレートに向かうことを決めた。途中で時間が早かったのでルクセンブルグ大公国に寄ったら素晴らしい町だった。城壁というか廻りの堀が深く、現在は素晴らしい公園になっている。観光の要点のみを見て出発した。次はドイツの小さな街でランチの為にアウトバーンを下りた。最高速度無制限(最近はあるらしいが今だ全然オッケー、自己責任なんです。)そして料金タダの高速道路アウトバーンには殆どドライブインがない。ドイツということで本当に”食”に期待をしてなかった。そして何かを食うにも店がない。町外れのピザ屋を発見して立ち食い同然だが仕方なく食ったら相当に美味しかった。何故かカバブー(アラブ系の食い物)とラザニア、ピザを注文した。金額は全員分で22ユーロで激安で再度感動。(1ユーロは約110円)そのままフランクフルトに向った。たぶん、もうこの街に一生来る事は無いだろうなあ・・・と思う程に田舎で何も無い。途中で雨が降ったが速度を落とす事も無く子豚みたいな顔をしたレンタカーの三菱号は170キロで巡航した。フランクフルトに入ってレンタカーを乗り捨てる為に空港オフィスに到着、走行距離は1050キロを越えていた。わずか4日間で、この距離を走れるのはアウトバーンのおかげだ。この4日間の気分壮快ドライブは車好きにはたまらない最高な思い出だ。ルフトハンザにチェックインしてラウンジ(※)で待ち合わせをした東京から遅れて飛んできたデコ(※)を探したが飛行機は定時より早く着いていたが異なる空港ビルで捜索困難、しかし無事に会えて良かった。海外での待ち合わせは結構なスリルだ。そして、一路、ニース空港に飛び、そのままモナコの港に向かい今回の旅のメインであるシードリーム号に乗船。ここで参加者が全員集合。今回はすでに部屋番号も決まっていてスムーズなチェックイン。シーゴッデス号時代より大分、古くはなったが完璧なリニューアルをした様で快適そのもの。部屋に荷物を入れてウェルカム的な簡単なオードブルなどをつまんでシャンパンを飲んだ。キャビアは絶品に美味しかった。時間も遅かったので船内のレストランでアラカルトなオーダーをした。早々に食事を出してもらった。スープも美味しい。メインも完璧。思わず皆、各々が注文したものを交換して試食しまくってしまった。ソムリエが選んだ白ワインも相性抜群だった。メニューには24時間前までにリクエストしてくれればどんな料理もサーブしますと記載されていた。すごいじゃないの!!。なんだかメチャクチャな”味噌カツ”とか”おでん”とか注文して見ようと思ったが、本当に出てしまったら困るから中止。しかし翌日、素麺が出てきたのには驚いた。そして食事後にモナコの港の脇にあるカフェでお茶を飲んだ。夜の景色も超カッコイイ。しかし、薄目で見てみると、どうも”熱海”と似ているなあ。(皆さんには夢を打ち壊してスミマセン。)そしてF―1でお馴染みのモナコの港には世界中のセレブが集まっている。となりの推定65億円の船はプライベートヘリコプターを積んだ推定73才のジイ様、カノジョは年の差、33才・・・どうなってんだぁ。部屋に帰って就寝。夢は73才になって地中海で33才年下の○○と旅していた。(うそ・・・実際には全然ロマンティックでもなんでもない超現実的な夢だった・・・。)
※ファーストクラス、ビジネスクラスには専用のラウンジなるものがある(ウフフ・・)
※デコは波田啓次郎の妻です。40才、結婚歴16年、趣味は料理と食うこと飲むこと。