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タマゴが美味い。それは命の源だから!! 安全な卵は健康な鶏が産む!

タマゴはエライ。混ぜられて焼かれてスクランブルに、まとめられて焼かれてオムレツに、そのまま焼かれて目玉焼きに、軽く茹でられて半熟、ヘビーに茹でられて固ゆでボイルドエッグ、土の中に埋められて腐ってピータンに、温湯にて温泉卵、煮られて醤油でさらに煮込まれて味タマにもなる。ケーキにもなれば揚げ物のツナギとかいって完全な裏方人生ともなる。そうだ、炒められて炒飯に入れられたり、金糸タマゴ、ダシに混ぜられてダシ巻きタマゴとか・・・・とにかくコレほど買主(飼い主)の意志で色々な人生を歩むようになってしまう食材があるであろうか。この便利で無くてはならない食材の最高の食べ方はなんであろう。それは”白ゴハン・オン・生タマゴ醤油がけ”である。

タマゴが美味い。それは命の源だから!! 安全な卵は健康な鶏が産む!

それは2004年初めに”第一回日本卵研究会・全国大会”で最も崇高な食べ方は”白ゴハン・オン・生タマゴ醤油がけ”と決まった。(会員はボクだけで会長も僕。先程自宅の食卓で全国大会が開催され100%の出席率の満場一致で決定した。)しかしこのニッポンジンには基本的な食物だが、以前、恐ろしい体験をした。それは地中海クルーズ中の朝ゴハンでの出来事だった。超豪華客船のニホンジンの乗客ということで気を使って白いゴハンを用意してくれた。多分、どこかで調達した炊飯器で説明書通りの炊き方で白米を炊いてくれたのだ。その好意には感激したがオカズがまるで無い。お新香、味噌汁、魚・・・無い。そこにあったのはスクランブルエッグ、ベーコンとか一般的洋食。それは決して白いゴハンに美味しいオカズではないのは想像つくであろう。そこでオムレツがあるなら生卵があるに違いないとボーイに注文したら相当に不可解な顔をされたのだ。メシにかけて食うとムチャクチャ・エイゴで説明しても理解できていない。とにかく”ローエッグ”持ってきてくれと依頼してボーイに持ってこさせて、”白ゴハン生卵かけ”をやって見せたら本当にたまげて驚いて興奮して”オーーーーゴッドォォ!!!”と叫んで厨房に飛んでいって友人を引き連れて見に来て皆で壁にはりついて、ある奴は手を握り締めアーメンポーズをし、ある奴はアングリと口を開いて目は恐ろしいオカルト映画を見るがのごとくで、あたりは騒然とした空気となった。あとで判明したのだが、もちろん欧米人には生卵なんて食う習慣は一切なく、ニホンジンのそれはまさに我々からしたらヒヨコを生きたままマル飲みするのと同じ行為に写るらしい。映画”ロッキー”ではスタローンはロシア人ボクサーを倒す為に精をつけようと生卵を丸飲みするシーンがあるが、欧米人からみれば勝つ為にそこまでするのかぁ・・と写るらしい。だから”白メシに生卵”なんて常識をはるかに超越して納豆が食えるとかそんなレベルではない驚異的な食生活なのであるらしい。本当にカルチャーの違いというのは面白い。とにかく美味いモノは誰が何と言おうが美味いのでガイジンサンに何を思われようがオレは食う。ということで今回のお薦め食材は”生卵”。美味い卵は明かに美味いのだ。波田がお気に入りは北海道の森垣農園の生卵。

タマゴが美味い。それは命の源だから!! 安全な卵は健康な鶏が産む!

月に一回のペースで注文している。卵は以外にも日保ちがするので冷蔵庫でなくても大丈夫。ここの卵は麦を中心に海岸に打ち上げられた昆布、魚のアラの煮込み、とうもろこしなど安全なエサだけを食い大地で元気よく走り回ったニワトリの卵なのだ。卵を割った瞬間に驚いたのは以外にも黄身が薄い黄色なのだ。濃いオレンジ色が美味しそうに見えたが・・・それは実は色素がエサに含まれているからだったのだ。またオトナの悪い面を見てしまった。やはり安全が大事。見た目より健康でしょ。とにかくコダワリを持った卵はオーラが違って美味しいですよ。そんな毎日食うものにコダワルのがプチ・ユタカだと思いませんか。

  • 森垣農園  代表 森垣聡 北海道瀬棚群瀬棚町東大里254-1
  • 01378-7-2141 bozuyama@host.or.jp
  • 卵は1個40円で40個入り1700円、80個入り3400円、160個入り6500円、(送料別) 卵は常温で1ヶ月も日保ちします。 なかなか経営が大変そうなので皆で頼んであげてね!。こんな美味しいモノは皆で食べてあげなきゃ!!。近所で作ってる美味しいプリンも同時に注文できます。

タマゴが美味い。それは命の源だから!! 安全な卵は健康な鶏が産む!

  • ※昨今の鳥インフルエンザで心配な方は多いはず。森垣農園は一月末に保健所が調査に来て当然の『異常無し!』。鳥インフルエンザは換気の悪い建物で大量の抗生物質を使用して寿司積め状態で超不健康な大規模養鶏場の限界の表れ。引いては反自然的な畜産業界への警告でしょう。(京都の養鶏場の映像も見ました。あの狭い薄ぐらい中に20万匹ですよ!)