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St. JOHN それはロンドンの誇りだ!!

一昨年からロンドンづいている。
世界のヘソはロンドンかもしれないと思う程に、ここには全てが有るのだ。
ロンドンの話になって100万人が共通して言う事は『ロンドンはメシが不味い!』という事。

そんなの何年前の話だよっ!
どこの田舎の話だよっ!
って真剣に思う。

確かに大昔にイングランド国教会は贅沢、料理を楽しむ事は怠惰につながると考えられ厳しく禁止されていたとも聞く。
だからか、波田が初めてイギリスの地を踏んだ21才のバックパッカー時代、貧乏旅行で空腹でどうしようもなかった時に、街角で食べたサンドイッチの不味さは尋常ではなく、食べた直後に吐き出した事を覚えている。
でも、それは、それは過去の事。

もしアナタがヨーロッパのどこかで料理人として腕を磨いていた。
そして満を持してレストランを何処かでオープンするならば、たしかに“食”に関しては競争率が低いロンドンに店を出そうと思うのではないであろうか!?
そして確実な富裕層が存在する。
どうですか!
この理論は!?

ロンドン3

あるスタイリストに紹介されて、レストランのセントジョーンに出かけた。
最初はブレッド&ワインの店を攻めたのだが、ここがロンドン人の胃腸を完全にわしづかみしていた。
パンにチーズをのせて焼いてある。
ウスターソースを付けて食べる!
骨髄を味付けして、パンに塗って食べる!
カニ、それも食べ応え抜群なボリュームで!
小さいニシンのスモーク、ムール貝のニンニククリーム仕立て・・・
ロンドン2
もう何から何まで完璧に美味しいのだ。

今回4日間のロンドン滞在中に系列2店にお世話になった。

とことん美味しかったぞ!!

 

もう誰にも『ロンドンのメシは不味い!』なんて言わせない。
素晴らしい店です。
(ここだけでなく数多くの美味しい店が今やあります。
ちなみに相変わらず中華やインド料理は絶好調に美味しい!)

ロンドンの未来は益々明るい。

ロンドン1

St JOHN

Reservations 020 3301 8069

《バー&レストラン》
St JOHN BAR &RESTAURANT

26 St, John Street London EC1M4AY

https://www.stjohngroup.uk.com/smithfield/

 

《ブレッド&ワイン》
St JOHN BREAD & WINE

94-96 Commercial Street London E16LZ

https://www.stjohngroup.uk.com/spitalfields/

ロンドンはインド料理天国!“オレのカレーに何を混ぜたっ?!”

イギリスでの食の“逃げ場”といえばインド料理(カレー)なのだ。これはもう過去の逸話であるがイギリスはメシが不味い・・・と言われ続けていた。これも宗教上の背景があり、“美食にうつつを抜かすのはグウタラ生活の極地、食事は質素にサッサと済ませる”・・・という習慣があったからだと聞く。インドはイギリスが植民地化していたこともあり繋がりが非常に深い国なのだが、中国人と同様に世界中に中国人が散らばっているように、インド人がかなりロンドンに住んでいて、当然にインド料理の店を開いているのだ。

ロンドンはインド料理天国!“オレのカレーに何を混ぜたっ?!”

それはインド人の為であり観光客やローカルのイギリス人のためにでもある。 旅人の間では何処の街でも“メシに困ったら中華”というのは通説ではあるが、この街ではかなりインド料理が中華料理同等に美味しいというのは、昔から伝説とされているのだ。 インド料理には様々なスパイスが使われるが、その奥深い世界は簡単には語れない。というかあまり詳しく知らない・・・スミマせん! ブリックレーンという場所を訪れた。ここはストリート系というか、若者系というかどちらかといえば、すこしファンキーなマーケットが日曜日に開催されるエリアだ。またニューヨークのSOHOのようにアーティストなども沢山、住んでいる街だ。 お店も若者が始めたオモシロそうな店がたくさんあって楽しい。

ロンドンはインド料理天国!“オレのカレーに何を混ぜたっ?!”

その一角にインド・料理店が何軒も連なるエリアがあるのだが、どの店も美味しそうで、たまらない香りを発している。この香り、一度、嗅いでしまったら最後で、もう他のモノを食べようという気は起こさせない魔力を持ち合わせている。そのなかで“イチカバチ”という勇気もなく、看板を信じて“ブリックレーン・カレーフェスティバル・チャンピオン”の店という言葉につられて入店。昼時なのに、なんと店内には我々しかお客はいない。 少々不安になったが、とにかくウエイターを呼んで、人気メニューを聞き出し注文! 待つ事10分~~出たぁ!! これが本当に美味しかった。ラム・カレーとチキン・カレー、どちらも辛さと複雑な香辛料が織りなすまさにインドのカレーという感じ。

ロンドンはインド料理天国!“オレのカレーに何を混ぜたっ?!”

気が付いたら汗ダクダクで食事が終わる頃にはグッタリとして、満足感とお疲れモードが同時に押し寄せる、まさにエスニック料理の極地に到達したのだ。恐るべしインド人・・・オレのカレーに何を混ぜたんだよっ! と聞きたくなる位に、翌日も食べたくなる味だった。

  • PAPADOMS 94 BRICK Lane. LONDON

通称 ロンドンスイッチ@駒沢

“神々は細部に宿る” と言ったのは建築界の巨匠、ミースファンデルローエだ。家を建てるにあたり細部の細部にはこだわった。設計図が出来て、電気配線図が出来て、その図面を持ってロンドンに出かけた。(ココだけ聞くと随分とカッコいいけど、あくまで “ついで” です。)ロンドンというかイギリスは流石に大英帝国だけあってスバラしい建築物があると同時に、素晴らしい建材、資材がある。ロンドンのそんな専門店に来ると『アメリカはこうなりたかったんだなぁ!』と痛感する。アメリカは全てにイギリスの“マネ”なのだ。まさに世界の建築の部品の中心が、ある意味ココなのだ。そしてイギリスはモノを捨てない国。こんな電気のスイッチ一つでも廃盤になる事は無く永遠に作り続けて買った人々をフォローするのです。まぁ、あと100年も生きないから関係ないけど・・・・とにかく家の、後からではどうにもならない存在感のある細部の “電気のスイッチ” “ドアの取って” などは納得のいくモノが欲しかった。と言う事は国内調達は無理なんです。ネットで買うにも手触り感や質感を見たかったので・・・現地調達というハコビになりましてロンドン市内の “金物屋(スイッチ、蝶番、ドアノブ、フックなどの金属部材)”を扱う店に三日間通い詰めて注文して数ヶ月後に東京に届いて設置という流れでした。ウチに誰かが来ても、ここまで気が付かない人が殆どだけど、気付かれて嬉しいのは“電気スイッチ”です。(笑) 毎日、スイッチをON・OFFにする度に、一人『ニマッ!』とします。まさにボクにとっての細部がこのロンドンスイッチ。(札幌にカワいい大好きなサボという名前のイタリアンがあって、そこのトイレのスイッチが丸いこのスイッチで、こんなモノが付けられるんだぁと感激。いつか建てるならばコレと決めてました。) ※これを買うにあたり随分と人手をわずらわせた。デザイナーシゲジとロンドン在住のシゲジのネーサンには特に感謝だ。

通称 ロンドンスイッチ@駒沢 通称 ロンドンスイッチ@駒沢 通称 ロンドンスイッチ@駒沢 通称 ロンドンスイッチ@駒沢

不要と便利の狭間・・・アンティークの望遠鏡!

ロンドンのニューアークの業者向けのアンティークマーケットに訪れた。大きいモノとかは本当に引かれる物があれば考えるつもりだったが、あいにく、いや、幸いになかった。(個人的には家具は猫足的アンティークより北欧系な小ぶり系アンティークの方が自分には合うみたい。なので小物のグラフィックがキレイな缶類ばかりを買い集めた。)
そんな缶を捜しているさなかに、一つの“無用なモノ”との出会いがあった。あっても殆ど用は成さない。しかし間違いなくあるだけでカッコ良く、なにぶんオーラが出ているモノ・・・だいたい、波田の好きな素材はアルミニウム(無垢)とマホガニー(木材の素材)・・・なのだ。
この望遠鏡は業者の話だと1940年代がオリジナル。ドイツ製、当時は戦争などの目的で作られていたら、当然にこんなにピカピカはしていないと察するが、職人により分解されて地肌であるアルミニウムの素材を磨き出したのだ。その光沢たるやピッカピカ・・・迷った。値段はまぁまぁだがどうやって運ぶ。そんな事を考えて店主には“I will be back!”と伝えて一時間後に帰って来たら、すでにその場で数点が売れていた。(なんと翌日取りに行ったときには殆どが売れていた。) 気持ち的に迷ったが、購入! ”こんな望遠鏡が似合うビューがいい場所に住みましょ!”という決断。・・・数日後にロンドン市内のセビルローの高級インテリアショップで同じモノを発見!!なんと値段は約2、5倍であった!この事実はかなり嬉しかったよ!
結局、本体は布団に包んで機内持ち込みをした。(三脚は梱包して飛行機の荷物室へ)送料もかからず嬉しいお買い物です。

不要と便利の狭間・・・アンティークの望遠鏡! 不要と便利の狭間・・・アンティークの望遠鏡! 不要と便利の狭間・・・アンティークの望遠鏡!