波田には不思議なことがある。最初に言っておくが、今から書くコメントには悪意はない。東北のどちらかというと地味な福島県の新しい地域活性化の提案になればいいと思う。
餃子の有名な街、有名なB級グルメの傑作、そして町おこしとして成功した町は言わずと知れた、栃木県宇都宮市だ。 駅前には餃子の銅像が誇らしげに飾ってある。(笑) 宇都宮の人々は餃子を食べる事が多いということは数値的データがあるらしい。しかし、いつの間に人々の餃子を食べた数を数えたのだ。 大手の餃子の皮の会社の出荷個数・・・その出荷個数がうんぬんなんて話がよくわからない。 美味しい餃子屋さんは皮から作っているし、出荷個数なんて関係ない店はいくらでもある。テレビの視聴率みたいに、なにか機械に仕掛けられているのか?・・・・わからないけど、どうだっていい。
さて東京から見ると宇都宮(栃木県)の少し先に、福島県があり、そこの県庁所在地が福島市なのだ。 ここの街にも昔から餃子の名店が沢山ある。そして、その名店の何処に行っても相当に美味しい。 円盤餃子とか地方によっては鉄鍋餃子と呼ばれる丸い淵が2?3センチある鍋で焼く餃子だ。 皮は厚めでバリっとして具もボリュームがあってどれも甲乙付けがたい。それ単体で立派なお食事だ。 そんな専門店同士も仲良しらしく、皆さんで協力し合って”餃子による町おこし”をしようとしている。その話を聞いて、何を今更(いまさら)と率直に思った。 これは単純には比較は出来ないし、比較する事でもないのかもしれないけど・・・・とにかく、出遅れ負けをしたのは事実だ。 世の中には”早く言ったモノ勝ち!”という法則がある。・・・・でも良いじゃないの。 もともと自己主張が激しくない、控えめな人々なのだから! 大丈夫、間違いなくわかる人にはわかってもらえるから・・・・餃子が美味しい、有名にしたい、村おこしがしたい・・・そんな同じ気持ちを持った人がたまたま近所に、先にいただけの事。 福島は福島で、今さらっぽいけど主張しましょう!! ”第二の餃子の街”宣言!! 人は食べれば、必ずやわかってもらえると思いますよ。 昭和39年から続く福島の伝統の餃子は、二日間、熟成させたモチっとした皮、舌触りにこだわった具材の切り方、肉と野菜の比率、そんなこだわった餃子は明らかに美味しいから・・・・・・・・・・・
山女餃子 1皿 20個 1100円、水餃子550円 持ち帰りは第2、4木曜日は30%オフ 他のおつまみも美味しい!
餃子の店 山女(やまめ) 福島県福島市早稲田5-23 523-1772 他にも名店はいろいろあります。
あまり冒険心のない沖縄ソバ業界においてなかなか奇抜な店が “夢の舎”だ。 ここは、ずいぶんと僻地(へき地、相当に田舎の地)にある。
広辞苑によれば、僻地(へきち)とは《都会から遠く離れた、へんぴな土地、片田舎、辺地》とある。以上の僻地に認定を受けるのは十分な要素がこの店にはある。 ということは、この店に行くならば相当の覚悟が必要だ。それにまずは営業日は絶対に確認してから行かなくては!! 万が一、ここまで行って休業だったら潰しはきかない! 泣くに泣けない! とにかく、ここに行きたければ、以下の注意事項を厳守願います。 ① 完全な地元の人間に案内してもらう。 ② 相当な動物的土地カンを持ち合わせている。相当にだ!
③ 相当に正確なナビを設置したクルマで行く。 ④ 確実な地図を準備する。途中から店に電話をして道を尋ねるのは不可能。なにせ目標物が何も無いから聞くに聞けない。電波も圏外かもしれない。 ⑤ 一応、遭難した時の対策に非常食、のろし(煙を炊いて捜索してもらう人に位置を教える)も準備しようか・・・なんならコンパスとか六分儀(大昔の人が航海する時に使った道具)またはGPSでもあったら重宝するかもなぁ・・・ あなたがよっぽどの度胸があっても、必ず途中の道でハンパ無い不安感におちいるであろう! それほどまでに”へき地”なのだ。
ここの手打ち沖縄そばだがテーマは純(潤、醇)とある。 そばはガジュマル木灰(100%使用)とあるが、申し訳ないがガジャマル木灰の価値がわからない。 ”もくはい”はあまり美味しそうな食材には思えないのだ。しかしレベルの高い沖縄ソバ屋に行くと”もくはい”を使っているから、これは正しい。 この店のノーマルなソバも美味しいが、珍しく”冷やしもの”が美味しい。冷やしフーチバソバ(フーチバはヨモギです。これがクセになる味なんです!) とにかくジャングル体験を兼ねて、是非足を伸ばしてみて下さい。相当に伸ばさなくては・・・・届かないけど!
※興奮のあまり肝心な”ヨモギソバ”の写真を撮り忘れました!! ハイビスカスの天ぷら・・・不思議な香りでしたよ!
三軒茶屋という街をご存知であろうか。位置で言えば東京の山の手地区の入り口。渋谷から国道246を直進して三宿界隈で瞬間、山の手地区に突入したかとおもいきや三軒茶屋に突入する。東京の家賃の上昇はここから始まり、下げもココから始まるという程に、値段に対して敏感な街だ。そしてその懐の深さはすごい。 おそらく東京で屈指の外食産業激戦地域だ。
東京の外食産業で言われるのは”三軒茶屋で成功したら何処でも成功できる!”という例えを聞いた事がある。 お気に入りのビストロに、上等なフレンチ、餃子専門店、定食屋、有名なイタリアンに鉄板焼き、ホルモン専門店、高級おでん屋に格安おでん屋、ワインバー、 そうだ! 和食&イタリアンという不思議組み合わせの店も三軒茶屋だ。 深夜まで営業のうどん屋や蕎麦屋もここにある。インド料理にパキスタン料理、もうとにかく”世界の縮図”的な街が三軒茶屋だ。わかりやすく言うと三軒茶屋は山の手地区にある下町。ということで激安から高級(ミシュランに載るような超高級店はないけど。)までオンパレードなのだ。
今回、紹介する居酒屋”赤鬼”は抜群の評判の店だ。 美味い、居心地が良い、店員さんのカンジがいい、酒の種類が激しく多い、要するに最高の居酒屋の求められる全ての条件がパーフェクトに揃っているのが”赤鬼”と思えば間違いは無いと言う程に完全な店なのだ。 様々な人々と”食”の情報交換をするけど、ここの店を悪く言う人を聞いた事が無い。(予約が取れないと文句は聞く!(笑))さて、この店だが料理には特徴は無い。というのは”ウリ”の料理があるのではなく、一年中、要は”旬”のモノを取り扱っているだけ。
季節感も無くなった昨今に、ひたすらその季節の”旬”だけを扱う、そんな居酒屋なのだ。 だから注文してハズしたモノには出会った事は無い。 ”正直””誠実”という言葉に相応しいモノを扱っている。 従って、この店を面白おかしくなんてどうしたって書けない。どうしてこんな当たり前の真っ当な事が、世の中の店には難しい事になってしまうのだろうか。と、ついつい真面目なレポートにならざるを得ないのが辛い・・・・でも本当に幸せな店ですョ。言いたくなかった・・・・
名酒居酒屋 赤鬼 店主 滝沢暁
世田谷区三軒茶屋2-15-3 電話 03-3410-9918(ヨイハククットイッパイ) 好きだなぁ!
営業時間 月~金 17:30~22:30(LO)
土 17:00~23:30(LO)
日・祭日 17:00~23:00(LO)
http://www.akaoni39.com
ポルトガルの大都市 “リスボン”・・・とはいえ高層ビルもなければ大型ショッピングセンターも、シネマコンプレックスもない。 名前が売れているわりにはこじんまりした良い街だった。 ポルトガルから連想する物は・・・・・・フランシスコザビエル、ユーラシア大陸最西端、ユーロの中でも地味目な国、ユーロのなかでも”幸せ度”が高そうな国。
リスボンには夜の18時に到着してそのままホテルにチエックインした。 冬のリスボンは夕方5時位になると陽は沈み、完全に薄暗くなっている。また情報収集が今イチだったのだが、(まわりにリスボン情報を持つ人が意外や意外に少なかったんです。という事で・・・)行き当たりバッタリ作戦で街を楽しもう!! ホテルのフロントの女子、そして別のフロントのオジさんに時間差で質問を飛ばした。『この界隈でお薦めのレストランは何処!?』 すると時間差、年齢差を超越して帰ってきた答えは『Colina!!』(コリーナ)だった。 オレもスレていて・・・その店はこのホテルの系列店舗!? 従業員の友達!? 親戚!? とは疑ってみるが・・・他にアテがある訳でもないので、とにかく歩いて行ってみた。ホテルからレストランまで一軒の店も無いほどに殺風景な住宅街が続くが、5分程して現れたレストランの外観は”超”地味な店・・・とにかく他の選択肢も無いので、入ったらビックリする位にいい雰囲気!
レジェンド(オジイさんクラスの店員さん)なウエイターが何人もキビキビと動き回っている。このレジェンド的ウェイターがヨーロッパのレストランには結構、見かけるんだけど本当にカッコがいいんです! その仕事っぷり、お客さんへのさりげない気遣いなんて最高です。 コレは『ビンゴっ!!』 まずはポルトガルのシステムでピンチョス(小皿料理)が数品とイベリコ豚、小魚の唐揚げ、サーディンのフリッター、などが頼みもしなくてもドンドンと出て来て不要なら返却という便利なシステムでイキナリ、ロケットスタートがきれて空腹なヤロー4人組にはたまらない!
どれもとにかく美味い! その後、周りの人が頼んでいる料理を指差しオーダーで注文し、片っ端から食べたが本当にいちいち美味しかったのだ。ワインも一本2000円弱のハウスワインですら極上のコストパフォーマンス(値段に対して抜群なお味!)~~~あぁぁぁこんな店が近所にあったら最高なのに・・・と思わせる素晴らしい店でした。 じつはメニューを見ると日替わりメニューが色々あるのだが、これが相当にレベルが高かった。あぁぁ7日間通わないと、この店の深さはわからないのかなぁ!! また人生に課題を残してしまったかなぁ。
モロッコの大西洋岸のリゾート地”エッサウィラ”を訪れた。ここはモロッコ人も生涯の間に一度は訪れたいと切望する大西洋側にある美しいリゾートだ。 モロッコは地中海の向こうからヨーロッパの文化、東側からイスラムの文化、そして南側からアフリカの文化が入り込み混ざり合う独特の文化があるが、ここには地中海を超えてエーゲ海にありがちな”ブルーと白”が基調になった色使いと、15世紀にポルトガル人により、作られた高い城壁に囲まれたメディナ(旧市街地、そして世界遺産に登録)で人々が生活し、商売を営み、観光客と生活する人々が同居する場所だ。
メディナ(旧市街)のなかにあるスーク(市場)に魚ばかりを売るコーナーがある。メディナでは様々な”秋葉原現象”が確認できるのだ。同業者は同業者同士が集まって商店を作る方が、買う側がラクチンであるという顧客重視な配置になっている。魚を買うならこのエリア、野菜ならココ、衣類ならばココと住み分けが出来ている。魚屋エリアは20軒ほどの魚屋が集まり商売している。そこで、好きな魚を購入して、そのまわりのレストランに持ち込んで調理して食べるというのが、エッサウィラでのお楽しみの定番だ。 ということで魚屋市場を眺めるとアジ、ヒラメ、カレイ、イワシ、カサゴ、タイ、イカ、エビはわかるけど、どうみてもウツボ(恐ろしく獰猛な魚、柄がルイ・ヴィトンみたいで笑える。)とか、様々な見た事も無い魚が見受けられる。
そこでイワシをはじめ数種類を購入して持ち込んで調理を依頼! 調理というか結局はエビ以外は全て店の前の路地で炭で焼くという最も原始的で安全な調理法で、ドンドン出してくれた。 モロッコでも焼き過ぎは厳禁、魚のコゲは発がん性物質として認知されているとは思えないが、絶妙に焼かれている。この腕前ならば日本の炉端焼き屋でも就職できるであろう! そして、次から次に出される魚を片っ端から”素手(スデ)”で食べるのだ。ドンドンと手で食う!! 素手で骨をはずし、皮をのこし、コゲ部分を除去しながら食らいつくのだ。 そして炭水化物はパン!! ゴハンではないパン! 焼いたイワシにレモンをかけてパンを食う、そして素手!! この違和感ったら無かったけど、美味いんです。
絶対に日本ではありえないシチュエーションにテーブルには原始的作業をする事で一体感が出ます。 これならばマイ箸も不要、皿も最低限、とてもエコライフです。 ただ問題は、手がハンパなく”ベタベタ”になる事は覚悟を。 そしてこの店で素敵な友好関係を”猫”と持てた。 店にはウロウロと数匹のノラ猫が生活している。 店主も追い払う様子はまるでなく、お客さんの椅子の下をウロウロ。 波田もついつい可愛くてイワシや食べカスを下の足元に落とすと、猫はムシャぶりついて食べている。面白がってどんどんあげたら、どんどん食べるのだ。 まさにここは猫のパラダイス。オレが猫ならばキャットフードより、こんな魚を日夜、食えたら最高だと思う。
さてお値段は6人が魚類だけで満腹になるほど(たとえばエビは1キロ・・、アジ、イワシ、メッロ、イカ、タイなど)の魚代が200DH(約1800円)と調理代金が全部で100DH(約900円)で〆て3000円弱という計算。 庶民には豪華な出費だが、日本からやってきた観光客にとっては素晴らしく豪華で美味しい、ちょっぴり日本を思い出し、相当にモロッコを感じられる素晴らしいランチでした。 しかし”手”というのは便利な道具だと再認識しましたよ!!」 (DHはディラハムというモロッコの貨幣単位、1DHは90円弱)
RESTAURANT BEREBERE
Rue NASER No.2 Essaduira MOROCCO
06 11 88 32 66
世田谷の住宅地で、アメリカ人が作るラーメンが評判だ。その話をしたら、友人Fは “アメリカ人の作るラーメンなんて美味いわけがない!”などと、のたまわった。
ならば、キミに質問だよ! キミは日本人の作ったハンバーガー美味しく食べてないかぁ? 日本人の作った中華料理、日本人の作ったイタリア料理、その上、そのシェフはイタリアなんて行った事も無い・・・・なんていくらでもあるはず!! アメリカ人がラーメンを作って何が悪い!! しかしだぁ、これが不味かったら話にならない。
という事で、その差別的暴言をはいたF君と、その店に乱入したのだ。 そのメニューを見て驚いた。 アイバン氏はなんとラーメンの王道である醤油と塩で勝負したのだ。(味噌はゴマかしが効くと言われている。素人がスミマセン!) 彼は元々、アメリカ、それもニューヨークでフレンチのシェフをしていたらしく料理のセンスも相当にあるようだ。 アメリカ時代に日本のラーメンに出会って深く感動して、この道を極めようと考えた。
サイドオーダーの豚トマト丼は必ず注文すべく一品です。 それはそれは上品な味の”豚トマト丼”は、トマトを低温で数時間かけて焼いた心のこもる一品。 とにかくラーメン戦争”火中”の東京に間違いなく一石を投じている。 アメリカ人アイバンが日本人好みのラーメンを作り出す!!応援しようではないか。その応援こそが国際親善に通じるのだ。
蕎麦業界が熱い!!! とは思わないけど、蕎麦は不滅の料理だ。 ただ単に、”美味しい”もあるけれど、サッパリしている、軽く食べたい・・・などという欲求を満足させるのはなんといっても蕎麦につきる。 江戸ッコは蕎麦が好きでなくては話にならないし、美味しい蕎麦屋の二軒や三軒を知らなきゃオトナじゃない。 冷やし中華はよく考えると酸っぱいだけだし、(ケンカ売ってません!) ソーメンは夏にしかお目にかかれない。 とにかく蕎麦っていったら蕎麦なのです。蕎麦と比較する食べ物はこの世には無いのです・・・という程に世間様は蕎麦が好き! ”うどん”はドーよ!との意見もあるが、うどんはうどんであり、蕎麦とうどんのどちらが好きという質問は”パパとママのどっちが好き!?”と子供に質問するのと同じ程に、愚問であり、難しく選択は出来ない問題なのです。
世の中のそば屋を見渡すと、大きく分けて2つに分かれる。それは《こだわっているソバ屋か》《まるでこだわっていないそば屋》かであろう。実に適当なソバ屋というのは世の中に数多いのが現実。 ではこだわりと、こだわっていないの、の境目は何であろうか。わかりやすく言えば”カツ丼など他の丼ものがあるか、ないか!”そして、単純に言えば”手打ちか、否か”につきるであろう。手で引いて、手で打つ・・当たり前の事をするのが大変なのだ。 蕎麦の原産地も当然に大切だが、まずはコレだと思う。(ソバの原料は国産と輸入ものだと20倍もの値段の格差がある。そしてそば粉の産地も昔は長野だが今や温暖化の影響で北海道になりつつあるらしい。だから国産を使う店は当然に上等だ。) よく世間では、自家製とか手作りナントカとかを有り難そうに書いている店があるけど・・・・・今回、紹介する店は蕎麦の大切な手作業をしていた部分を、お客の目の前で機械で行うのだ。これは新鮮だった。 そばには《3たて》という鉄則があるらしい。引き立て(蕎麦の実の引き立て)、打ち立て(打ったばかりの麺)、そして湯でたてだ。 その行程とか時間を無視しているソバ屋は数多い。 しかしこの新しき立ち食いそば屋は、その行程を有能な機械に任せているのだ。
まず店頭のショーケースに飾られながら働いているのが《蕎麦ひきマシーン》 店員さんが時々、そこから引き立ての粉を取り出して店内に持って入って行く。そして登場が《蕎麦打ちマシーン》に先程の粉を入れて水を注ぐ。おそらくこの水を注ぐ作業には熟練というか勘が必要になるのであろうが、たぶんこの機械を購入するともれなく、説明書または営業マンが指導をしてくれるに違いない。 そして最後の蕎麦の形に切って茹でるという作業だが、身長より少し高い位置についたボールに投げ込むと、上から1トン以上の圧力がかかり蕎麦が出てきて、そのまま熱湯にジャボーンと落下して茹でられるという仕組み。 店員さんは出てくるソバの長さで適量を察して切るのが仕事。 結果、ソバの実を引いて、ソバを打って、ソバを切って茹でるまでの行程が、数分程度で出来上がるのだ。 これは世間のオーラのない蕎麦屋よりすっと美味しく、上等な蕎麦屋よりはまだ開発余地があるが、値段的な優位性がある・・・・値段とスピード、満足度から考えれば十分、いや十二分な味を提供しているのだ。 ナンてったってスゴいのは職人がいなくても出来ているという事実!! いきなり経営者的感覚になっているが、ひょっとしてこの店、すごい流れになるかも・・・・・・ (当然ながら店は気取りは無く食券制度となってます。)
蕎麦作 つじ田 (旧店名は我流蕎麦つじ田)
東京都千代田区神田小川町1-1 03-6659-7676
最初に断言するが、この店はちっとも面白みは無い。実はこの店を紹介しようと過去に何回も原稿を書き始めていたけど、面白く書きようも無いし、この店に通って『あぁ、面白い!!』なんて思った事は無い。 という程に平凡だ、従って、一緒に行く仲間や相手で全く変わるのだ。良く考えたら、ごまかしの無いそんな店こそ、いつまでも皆から愛される店なのだ。
居酒屋の定義・・・いい居酒屋とは何であろう。当然に値段はリーズナブルで明朗会計。料理でいうならば、何という”ウリ”がある訳ではなく、”旬”のモノがいつも食べられる店ではないであろうか。この店は、もう少し気どりを入れたり、それなりの作りにしたら”割烹””料亭”なんて名前には十分に変えられる。 そして酒の種類が豊富である事は当然。御主人の日頃からの情報収集と、コレクションがなければ、なかなか安定供給させて美味しい人気の酒を揃えて在庫するなんて出来ない事なのだ。そしてサービスは可も無く、不可も無く、店の雰囲気も可も無く不可も無く、音楽は民謡でもなくジャズでもなく、どちらかと言うと無音が正しい。照明もスポットライトも無ければ、ハロゲンや間接照明も無い、蛍光灯そのまんま! 立地も駅前でもなく、辺鄙(へんぴ)な場所でもない、最近は大手の大規模な形態の店を”居酒屋”と呼ぶが、この大手の大箱の店の居酒屋と、ハダのお気に入りの”元祖・居酒屋”は明らかに一線を画す。
旅をしながら、ブラリとこんな店を訪れてカウンターに座って、御主人と少し話をしながら、旬のモノでも注文して、お気に入り、またはお薦めの日本酒でも注文して(イケネっ!ビールを注文するのを忘れてた。サッポロ黒ラベル、またはエビスね!)グビッと飲んで少しつまんで、店の雑音を聞きながら、美味しいお酒をまた味わって・・・・少しホロ酔いして去る(泥酔や長居は禁物。とにかく禁物にしよう!)『オヤジさん、美味しかったよ。ゴッソさん!!』なんて旅人が似合う。こんな店では決して愚痴をこぼしたりバカ騒ぎはしてはいけない。 そんな奴は”大手居酒屋チェーン”に行きなさい!バカみたいに騒ぐ奴、オマエも”大手居酒屋チェーン”に行きなさい。ココはオトナが静かに飲む場所です。 おつまみは当日、お店で選べばバッチリ。しかしシシャモがオス♂メス♀別だったり(明らかなる味の違い!)地魚は当然に激美味い。実はここは札幌の超有名な寿司屋さんの大将が店を閉めてから通う店!美味いんです!!
炭焼きの店 味百仙 札幌市帰宅北7条西4丁目 宮澤工業ビル地下1階 716-1000
札幌駅裏口を背にして斜め前の雑居ビルの地下の一番奥。
直球勝負だ。変化球に頼らない姿勢はモノスゴく高く評価しよう。 店名はいくらでも好きに命名すればいいのだが、店名としての”ラーメン屋”という名のラーメン屋、 “カレー屋”という名のカレー屋、 “そば屋”という名のそば屋などズルではないか。 その直球な名前を”冠(かんむり)”にしたのが熱海の老舗の”ワンタン屋”なのだ。
そんな何気ない疑問なんて持つ人間がいるかどうかわからないが、この店は、それで勝負に出たのだ。・・・・なんて大げさな話ではない。 ワンタンは主役にもなるし、脇役にもなり得る。ここでは双方を演じている。 さて、ここの名物は当然にワンタンまたはワンタン麺、そしてスペシャルにオススメするのが冷やしワンタン麺。 これには意味は無い。とにかく美味しいのなんのって・・・とにかく美味いのだ。 冷たいワンタン・・・まぁお試しを!ビールのツマミで出てくるチャーシュウ(焼豚)の切り落としも劇的に美味い!
この店のまたまた好奇心をくすぐられるところが、顧客第一主義とは思えない”定休日”を採用しているところだ。 あなたも回りの店の定休日を考えてみよう。 波田を中心に考えるならば、通常の商店の営業日を考えてみると、寿司屋、和食屋など築地と関係が深い業種は月曜日が休業、図書館も月曜日が閉館。そして美容院や床屋さんなどは火曜日(地域によっては月曜)、うちの近所の商店街は水曜、または木曜、丸の内や都心のビジネスマン相手の店は、いさぎよく土曜&日曜日・・・と何のお店であれ、金曜日定休というお店は聞いた事が無い。そしてこれも”まさかの法則”であろうか、統計的に波田は金曜日に何故かワンタンが食べたくなる・・・・このワンタン屋の定休日は世にもまれな”金曜日”なのだ。これは初めての体験だった。
とにかく最も人が来そうな金曜日を無視しても全然問題ないのが”ワンタンビジネス”なのだ。 とにかく一度、熱海の名店を訪ねて崇高なるワンタンを召し上がれ。 (しかしこの熱海には超有名な”壹番”(いちばん)という水餃子も有名な名店がある。なぜ、この街がワンタン、水餃子が美味いのか・・・町おこしに利用したら良いのに!今度、市長に提言しよう!)
“わんたんや” 静岡県熱海市渚町10-14 0557-81-4089
熱海の海岸沿いの昔からある歓楽街の中。
そのまま、話をしよう。 ある日、居酒屋”東大”に行きたくなった。(この店の”焼きテビチ”は異常なうまさだ。波田はテビチ(※1)が得意ではないが、そんな好き嫌いなんて軽く超越する程にここのテビチは美味い。おでんも本当に美味い!それも沖縄で・・)それはなんの問題も無い事だ。
ところが、この店、何回通っても、その営業システム、予約システムが理解不能なのだ。だいたい21時からのスタートと聞いているし(雑誌などを見ると19時からとある。) 店主に聞いても21時からだという。ところが21時に行ったってシャッターは閉まったまま、そしてその状況に慣れている沖縄の友達は換気扇とガスの検診メーターを見ながら、『うぅーん、まだ来てませんねぇ!』と一言。なんなの、その冷静な判断は・・・・そしてまた別の店で待機。その十数分後に、また彼が店をチエックしに行くと、冷静な友達が、換気扇が動きだし、ガスメーターも動き始めました。しかしシャッターをいくら叩いても反応はありませんでした・・・との報告。
そして時間は9時半をまわっている・・・ちなみに電話は鳴りっぱなし・・・電話には出ない。(あなたが電話をして出たとしたらただの気まぐれ)そして他店で待つ事50分、その店で誰かが『東大が開いたみたい!』と噂をしてるではないか!! 焦った我々は東大に走った。するといつのまにか開店していてすでにほぼ満席!! すでに数人の客は出来上がってる・・・・わからない。電話は相変わらず鳴りっぱなし・・・店の前に他のお客さんが待っていた形跡すらなかったのに・・・・他の客に聞いたら”来たら開いていたから入ったんです”だって!! ウソつくなぁ!! とにかく毎回、死闘の様に散々と試されて入店するのだ。(その後、その謎は解けたのだ。まさか・・・知りたかったら一緒に行こうじゃないか!)
冒頭で話したが、ここの焼きテビチは宇宙一だろう。”世界焼きテビチ・コンクール”が開催されたら間違いなくゴールドメダルを獲得するだろう。写真のコゲ茶色の一品だが、どうやって焼くのか察しもつかない。いいじゃないか、とにかく美味いんだ!! ここの店のメインの料理は冠になっている “おでん”です。おでんも美味いよ。間違いなく美味い。暑い沖縄で食べても美味い!! ミミガーも全員注文の傑作! ところでどうして店名が”東大”? そんなシンプルな疑問すら薄れてしまう程に不思議だらけのパラダイスなのでした。
おでん 東大 営業時間 19時~26時(とは言うけれど・・)
那覇市那覇市栄町388-8 098-884-6130 定休日 日曜、祝日(とは言うけれど・・)
※ 1 豚足(とんそく)とは、食用とされる豚肉の部位で、通常は足関節より先の部分をさす。肉質部分は少なく大部分が皮とスジ、軟骨から構成されゼラチン質でコラーゲンを多く含む。中国、東南アジア、朝鮮半島ではポピュラーな素材で茹でて唐辛子味噌を付けて食べる他、柔らかく煮込んだり燻製などにも用いられる。
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